2013年9月30日月曜日

FT-*90とFT-817


もう20年近く前だろうか、弟が使っていた、FT690があったのは知っていたのであるが、自分のものではなかったので、アレだったが、引っ張り出してきて、火を入れてみた。いちおうちゃんと動作するようである。電池ボックスも、純正のリニアアンプもついている。譲って欲しいと言ったら「駄目」との事。

まぁ、すでに6mブームが去った当時に6mモノバンドで開局し、支線式ポールマストながら、5エレの八木を12MHに上げて相当稼いでいたので相当思いいれがあるマシンなのだろう。リグも当時から年季が入っており、多分、何処ぞのOMさんからの譲り物なのかもしれない。

さて、インプレッションである。今でもオークションに出ると完動品ならそれなりに値段が付くものであるが、これはMKIIである。無印と何が違うと言うと、デザインも結構違うのであるが、残念な事にMKIIにはAMモードがない。あとはSSBのチューニングもクリックなのは残念。これは結構使いづらい。あとは、この手のクラシックリグはAMは欲しいなぁ。AMモードを使いたい方にはFT690でもMKIIではない、初期型をお奨めする。動作は微妙だがオークションに出くる。

さて、このFT-×90リグ。FT-817の先代であるという事はマニアなら知っているはずである。モノバンダーで、6m、2m、430の3種類があった。電池動作。前BNC、後Mコネの構成。ショルダーベルト。QRPながらオールモード。かなりの部分でFT817との流れを彷彿とさせる
使えないかなぁ、と思ったが、実はFT-817が全ての面で凌駕してしまっている。QRPであるが、1.9~430MHzでのオールモードを達成しており、オールドファンには物足りない低電力変調ながらAMモードも動作。PKTモードもある。体積は1/4と。もう、いい加減後継は出ないのかと思うほど長きに渡り売られているが、これはこれで、FT×90シリーズから続く、ひとつのジャンルを築いているようである。そこそこ長く無線をやってる人は、パワーが無いだのもう古臭いだの、何だのヘッタクリを言いながら、結局、持っている人が多い。使えネェと一度手放しても、また買う人もいるようである。

確かに、乾電池と付属内臓バッテリーで2.5W、外部13.8V入力で5Wとはハンディ機並で、かなりの非力である。しかし、別の見方をすれば、ハンディ機のように直付で、ホイップも立てられるし、背面のMコネから拡張もできる。小生も現在IC706が不調なので、50Wのハイパワーから2.5WのQRPまで、移動はこれ1台でこなしている。HF帯に不満はあるが、消費電力が大きいというのは、電池動作の場合であって、FT-817とHL-45Bの組み合わせでは、一般的なHF移動機と比べると、実に消費電力が少ない。まぁ、、、、ダイヤルや表示が小さいとか、どうもHFの性能がイマイチというのは、この大きさではしょうがないようで。

結局不満はイロイロ噴出するものの、小さくて、どこへも持ちあるけて、オールバンド、オールモードと、結局使用してしまう、非常に不思議なリグである。




それから、バッテリーであるが、付属電池の他に、大自のメルテックアクティブパワーを使用している。同容量ならリチウムイオン系のバッテリーが小さく、便利なのであるが、使用方法を間違えると発火する恐れがあるのと、航空機に持ち込むのに、相当ブツブツ言われる(乗り損ねる所だった)ので、重いが枯れた技術のシールド鉛バッテリーを使用。

まぁ、重いとは言え、許容されるレベル。5時間程度、5W送信ができるというレポートもあるが、フルにCQを出して5時間は微妙ながら、SSBなら、移動しながら、チョイチョイ使う手法で、間欠送信をしながら5時間程度使えるようである。まぁ、これも酷評レポートも多いが「枯れた技術」充電アダプタ付きでこの値段なら文句ないであろう。シガータイプのソケットが2つついている。小生の場合、モービル運用でも、離れた場所に設置する、ATUの電源に使用するなど、多目的に使用している。







狭心症の疑い。

ここの所、無線の話題ばかりであるが、実は体調がすこぶる悪く。あまり鉄道系がアクティブではない。先日、移動運用に行ったものの、実は頭痛や肩痛がひどく、まともに動けない状態。さらに、前から違和感があった。心臓痛。こう、心臓を握られたように痛い。行き着けの内科や健康診断では心電図くらいしか取れないので、問題ナシと出るし、でも痛いので、近所の心臓専門で有名な循環器科へ行ってきた。

先生はう~~んう~~ん。といいながら、

「狭心症かな?」

と脅かすような、発言。そして、造影剤CT。アレ、やった人なら分かると思うが、かなりの量の造影剤血液に混ぜるので、無害とは言われるが全身が熱を持って実に気持ち悪い。

結果的には、心臓は健康。どうも、ストレスで、あたかも狭心症のような症状が出るようである。「よくある症状」だとの事で。心臓は悪くないので心療内科で相談した方がいいネ、、、との回答。

出た、、、また「ストレス性~~」もう病気のデパートを通り越して総合商社。

もう、早く面倒な事件は全部解決して欲しい。

2013年9月29日日曜日

嬬恋村、愛妻の丘移動運用

今日は予告どうり、JI4OMC局と途中よりJH1CUQ局も加わり、嬬恋村の愛妻の丘で移動運用。実はこの場所「愛妻の丘」となる前からロケーションの良い路側帯として知っていたのである。村めぐりシリーズの壮絶なラストシーンを飾った場所でもある。


どうでしょう、このロケーション。若干浅間山がガスってしまったのが残念であるが、絶景である。浅間の左側を狙えば、ガンガン関東平野に飛んでいくハズであった。



ただの路側帯であった頃から知っていたこの場所であるが、愛妻の丘と名が付き、日本愛妻協会なる場所が、何とも「ムズ痒い」イベントを開くことでも有名になったようである。愛を叫ぶ台が接地され、そこへ向かって愛を叫ぶそうで。

我々男3人いちおうカミさんはいるが、「それは痒いなぁ~」と一同。どうせうちらの電波は浅間山どころか「電離層を突き抜けるさ」みたいな訳わからない会話を、、、。


天気はベリーファイン。降水確率0パーセントだったので屋外で運用した。これが最近の移動運用セットなのであるが、車から出すと結構ボリュームがある。足元に12Vを直列にした24Vのバッテリーがあり、DC-DCで13V程度の電圧を取り出す。そこから、リグ、リニアアンプ、DC-ACを経由してPCを駆動する。一見非効率に見えるが、12Vバッテリからじかに取るより電圧降下が少ない。SSBを交えながらやったが5時間くらいの運用なら50W出しても問題ないようだ。せっかくFT-817とリニアの構成で50W出しても12Vで10Aを切る省電力なのにPCのバッテリが終わっており、電力を馬鹿食いしてるのが勿体無い。一回、ハムログQSOの便利さに慣れてしまうとPCは屋外でも手放せない。


名案だと思った、ホイールアース。ハブボルトを介して頑丈にボディーに繋がってると思ったら、結構、同調に苦労した。フェンダーにクリップした方が具合がいいようだ。結局カウンターポイズを展開。アルミ磨きだしならクリップオンでアースが取れると思ったら、伝導率の問題か、椅子のボルトから取るというのが王道かもしれない。

アンテナは小生お得意のATUを使用した約1/4λのロングワイヤー。徒歩移動では釣竿に付けていたが、モービルでは塩ビマストに取り付けてある。ギボシの切替で3.5m長のワイヤーと10m長のワイヤーにできる構造で、長いワイヤーは3.5~10Mのローバンド用で、短いワイヤーは18~29Mのハイバンドに同調する。

動作原理は地面から生えてる1/4λの垂直系アンテナだが、ロングワイヤーはマストでは足らず、横行が発生するので、指向性が出るようである。今回は2ヤ3エリアの西方面ばかりが強く、7方面は切れてしまったようだ。1方面は何とか取れていたようである。色々なバンドにQRVできるのがウリだが、若干、耳も飛びも悪いかなぁ。今は国内シーズン終了で7MHz主体だが、色々なバンドにオンエアーできるのは便利。


とりあえずメインのOMC局と小生は「移動50W局」なので、OMC局が430MHzから、小生が7MHzから攻めて行く事にした。ワイヤーアンテナは簡単そうで意外と大変。ワイヤー展開し、カウンターポイズは這わせ、車をアースにして、まずは同調。そして、「空き周波数がない」もう週末の7MHzはしょうがないのであるが、2KHzでも開いていれば割り込んでいかないと出られないような状況。それにも増して7060KHz以上ではYLコンテストを行っており、YL局が拡張にはみ出す勢いで、びっしり。

これは駄目かと思ったら、前回、水上で助けていただいた深谷で/1していたJJ1VEX局が今日も運用しており、

「QRTしま~す」

の声が。

すかさず、

「周波数譲って下さい!」

VEXさんはマネージャーをされてるのか、ポイントに詳しく、親切に嬬恋のYUとLAのポイントも教えていただいたのであるが。

「残念なんですよ、距離制限のあるポイントばかりで、ポイント無しなんですよ。どこからも4000m以上離れてます」


「そうかぁ、残念だな、でも珍しいからそれなりに呼ばれると思うよ。ご健闘を」

との事。

そしてQSO開始。数回CQを出すと、呼んでくる声が聞こえ始めた。今回は結構明瞭に聞こえてくる。しかも、流石ノーポイント。壮絶パイルにはならず、数局重なる程度。7MHz初心者の小生でもなんとかQSOがさばけるレベルだ。

順調にQSOを重ねるが、隣の430MHzのOMC局はなかなか難しいといった感じのようで

「うわ~~空振りだ~~」

と聞こえる。

ある程度こなしていくと、他両名は小生の所をちょいと覗きに来て、お昼のチャージの用意を始めたようである。

「うわ、この呼び出しが止まらないとメシが食えないのか」

しかし、流石ノーポイント、途切れる予感はする。そして、昼を過ぎたら、呼び出しの皆さんも昼飯を食べ始めたのか、コールが止まった。

「QRZ、、昼食チャージ。、QRTします。」

の声に数局呼ばれたが、何とか、止まった。



午後は小生が430MHzに出てみた。ショッパい10エレシングルしかないのであるが、最初浅間山を狙ったら、サッパリ呼んでこない。そして、写真で左の方、思いっきり、北東に振って、榛名山を狙ってみたらここがビンゴだったようである。ポロリポロリ呼ばれ出した。変な飛び方をしているようで1エリア、利根川沿いの局が呼んでくる。遠くで川口だったなぁ。榛名反射か、沼田もあった。それから山岳移動のゼロエリア局。乱反射しているらしく、佐久穂に、松本に、下高井郡。かなりバラけている。松本はウチのヘボいアンテナでは、関東平野からは、結構難しいのでラッキーだった。

5局に1回くらいはメインを使ったが、それでも、絶えながらも、ポロポロと呼んでくる。

結論として、VUは、高利得アンテナ、スタックにそれなりのパワーが必要。HFはここより、ちょい上のバラギ湖がLAとYUのポイントがあるので良かったかもしれない。


しかし、何だろう、この絶好のロケーションと行楽日和の天気。局数ではなく、アウトドアを楽しみに来たという見方をすれば、絶好の場所である。

ちなみに、車を止める場所は充分にあり、ダイポールの展開も可能である。ただ、ひっきりなしに観光客が訪れる。バスから降りた観光客の中から、どうもアマチュアらしいオジさんがやってきて、小生のHAMLOG画面を覗いて、

「どう?かせいでる?」

見たいな事を。ちょうどパイル気味だったので、、、

「いやぁ、、、思ったほどでもないですけど、、、今は呼ばれてます、、、、。」

と。

時々「件の台」から雄たけびが。VUの運用なら、コンデンサーマイクにあえて入力させると面白いかもしれない。


2013年9月25日水曜日

リモートシャック

本当は月曜日までに間に合わせておけば、一般人からすればビックリ仰天のシステムだったのかもしれないが、何とかリモートシャック機能がモノになったようだ。


YAESUからも遠隔操作ソフトは出ているのであるが、OMさんが薦めるのはこのFT2000RCというソフトである。スマホからも操作しやすいように、メインVFOダイヤルに加え、スライドバーがあたり、各種調整がダイヤルからやはりスライドバーになっていたりする。スマホからも操作できるのであるが、PC操作が画面も大きくやりやすい。しかもQRZ.COMにログを送信する機能がついている。

まずは問題は、FT-2000との接続。これがRS232Cになっている。最近のPCでは装備されないため、USB変換機が必要になるが、小生のマシンには奇跡的についていた。

次に、レートの設定。FT-2000のメニュー028番ボーレートの設定を34800bpsに設定する。
最後まで悩まされたのが、メニュー030番。CAT RASの項目をOFFにしておく。


続いてFT2000RCの設定も小生のPCの場合COM1を使用し、RATEを38400に設定。

そしてPCのCOMポートの設定もデバイスマネージャを開いて、COM1のビットは38400に。データビットを8に、パリティ、なし。ストップビット、2。フロー制御、なし。

ここまで来て、スイッチボタンを押すとリグの電源が入り、ダイヤル位置に関係なくカチャカチャ動くようであれば、リモート成功である。

小生のマシンの場合、ケツのAF OUTからサウンドカードのINに入りサウンドカードのOUTからミキサーに入る。ミキサーでマイクとライン入力を分別した上で、ケツのMIC端子に戻って来る。MONIスイッチがONになっていると送信時にループしてしまうので注意である。


後はリモートである。リモートはチームビューワーとスカイプが使えれば、PCでも良いし、スマホでも良い。リモート運用で家を離れる時は、シャック内においてPCが立ち上がって、アンテナが正規の箇所にスイッチされているのを確認しておく。

外部からは、チームビューワーで接続する。すると、FT200RCが操作できるので、電源をONにするとリグが起動する。そのままでは音声の送受信ができないので、スカイプで接続してやり、音声をサウンドカードの音声が送受信できるようになる。

MOXボタンを押すと送信動作となりTXランプが店頭する。ALCが振り、PWRメーターが触れていればOK。ここまでを自宅でダミーロード相手にテストしておけば、実戦配備OKであろう。

流石に、遅延があるのが、難点であるが、元々SSBは音が悪いので、「おにぎりマイク程度の音質になるようで」聞いている限りあまり気にならないようだ。

ここでのポイントは/×の移動局でなないという事である。あくまでQTHは無線機の設置場所である。例え千葉県、船橋市から、スマホを使って出ても、「JH1PRT、埼玉県鴻巣市」を送出しなければならない。

しかし、それが故に50Wを超えた運用が許可されている。小生の場合、最大で200Wであるが、リモートのKW局も存在する。ただ、小生はリニアがボロいのと無人の場合はモノバンドになるので、遠隔動作は恐いので、リニアスルーのベアフット、100Wに減力している。リグ附属のアンテナ切替機が動作するので、どの周波数、どの帯域にもQRVできるブロードバンドアンテナとそこそこのゲインが得られえるダイポールの切替も可能である。更に突き詰めればもっと複雑なアンテナ切替や、リニア操作、ローテーター制御も可能であるが、小生はお手軽が目標なので、このあたりで手を打っておく。

この機能、本骨頂はハイバンドシーズンかなぁ、、、とも思うが、スマホでクラスターをクリクリして、珍しい局が出ているようだったら、QSOしてみる的な使い方もできそうだ。


総務省の指針で、万一停波しなくなった場合も考慮し、3時間以内に到着できる場所での運用するようにとの事である。





2013年9月23日月曜日

秋分の日は

秋分の日は、亡くなった友人の墓参と、同窓会。今回は皆子供も連れてくるようなので、ウチのも連れて行く事に。

目的地は東松戸。丁度、貨物の通過時刻になるので、集合時刻前に村長殿と夏男殿とホームからお手軽撮影しようかと思い、いちおう一眼レフを持って行った。

が、、、、出発してから気づいた


バッテリーが入っていない。あ~~~~あ。って感じである。仕方ないのでビデオカメラをもっていたのでビデオ撮影に切り替えた。


東松戸へは大宮より「しもうさ号」に乗車。205系が使用されていた。さいたま新都心より「西浦和デルタ」に入り、武蔵浦和で武蔵野線に合流する。デルタのこちらの方向は乗った事がなかった。




やって来ました、EF66-100番台しかも前期型。サメ。子供にサメと教えたら、サメ!サメ!と元気な声が入ってしまった。まぁ、、、ギャグ的Toutube動画となってしまった。ダダダダという勢いのいい連写音は夏男殿のEOS7D。


墓参の後は、恒例の同窓会。今回は以前にも行ったサッポロビール千葉ビール園。先代「しらせ」正確には「SHIRASE」が係留されているが、数年で結構痛んだ感じが見受けられるようになってきた。


最後は恒例の、

「カンパーーーイ!!!!」

「ガッシャーーーーーン!!!!!」

「いやいやいやいや!!!!!!」







2013年9月22日日曜日

東秩父村移動運用


来週、ローカルさんとマニアックな場所から移動運用する計画となっているので、今日はまた、前哨戦として、機器の最終チェック。ログがHAMLOGになった程度であるが、もう一度、小運用してチェックしておきたい。よほど、津南での空振りが悔しかったってのもあるのであるが、実際に波を出してみるとかなり色々な事が見えてくる。

一緒に行くローカルさんと大体思考が同じなのは「みんなが行かないマニアックなポイント探し」だったのであるが、埼玉で取れない場所って考えると、長瀞って意外と取れない事に気づいた。秩父はエリアが広がったので、高所の駐車場が見つかるのであるが、長瀞というとない。

宝登山にロープウェイで機材をデポして登るか、自動車からの直接QRVとなると間瀬峠あたりしか浮かばない。後は長瀞カントリークラブがいちおう長瀞町だが、ここでアンテナを展開したら怒られそう。というか、ロケも良く無さそうだ。

あれこれ考えていると時間ばかり過ぎていくので、東秩父村。定番ポイントだが、秩父高原牧場にやってきた。「下の駐車場」は混雑していて迷惑なので上の駐車場にやって来た。ここは下の駐車場の側はかなり開けているのであるが、上の駐車場は、ご覧の通り、木々によってビームが遮られるので、意外と振り角がない。HFは問題なさそうだがUHFでは微妙か。下の広大な牧場に行けば、FT817のベアフットの2.5Wにホイップでアウトドア気分で充分に楽しめるのだろうが、(厳に平地にいるFT817にホイップ、2.5Wの人の波が強力に入ってきた)、来週の予行演習もあるので、ややオーバーパワー気味ながら、モービルから出す事にした。

前回のスーパー堤防と同じようにセッティングし、前回の反省から、今回はPCの電源もDC-DCから取る構造に変更してHFを運用したくなったらエンジン停止して、電波を発射できるように仕様変更。

12時半ごろに到着。アンテナを上げて、とりあえず、何局か呼んでみて伝播状況をみてみる。20Wかけてみたが、完全にオーバーパワーのようである。標高があるので、恐らく聞き取れないというオチに落ち込みそうだ。ベアーフットの5Wではもの足りなさそうだし、というかFT-817に長時間5Wは出させたくないし、もうちょい遠くも狙いたいなというあたりで、出力は10Wとした。アンテナは10エレ八木シングル。

一度だけメインに出て、CQを出し始めたら、呼ばれる呼ばれる。今日は3連休の半ばであったから、出てる局も多かったってのもあるが、久々に賑やかな430を味わった。ビームが回らないのは反省点だったので、マウントをリヤタイヤとして「テモテーター」である程度方向転換できるようにしたのであるが、どうも振り角左右で45度あわせて90度くらいが限界のようである。、やはり下の駐車場と違って木々が邪魔で群馬方面には回らない。こちらは高所から10W出しているので直近で跳ね返ったビームが届くらしく、呼んでもらえるのであるが、なかなか良いレポートが送れない。太田なんて、59オーバーで取れて当たり前なのであるが、振り角が少なく、ローブの切れが良い位置にあるらしく、いいレポートが送れない。

写真の状態は筑波山ビームであるが、実際の運用はここから30度ほど南に振って、東京23区を跳び越して、房総半島に抜けるパスを取ってみた。

実際の交信数は2時間で20局。430の運用は、そうガツガツレポート交信のみで終わらせずある程度会話するようにしているので、1局あたり6分。まぁまぁか。23区を抜けていくので、WAKUを取得するには良さそうだ。品川区とかがないんだよなぁ、、、。横浜は意外と取れるのであるが、千葉とかさいたまがまだ少ない。豊島、杉並、目黒と取れた、若干南に振りすぎてるかなとも感じたのだが、23区を通りこして、大多喜、茂原が取れた。後で、地図で見ると、南に振りすぎている訳ではなく、23区を通り越した向こう側が房総半島の中央部だったようだ。大多喜町はジュニア局だった。強力に入ってきたから、向こう側の標高も高かったものと思われるが、向こう側も10Wから20wくらいの感じの変調であった。その距離になると、やっぱり10Wくらいのパワーが欲しい。

しかし、受信となると、10エレシングルと、貧弱なアンテナの割には10wとかけすぎたようだ。総じてこちらのパワーが強く向こうのレポートに対して良いレポートを送れない。いちおうプリはついている。S/N比が悪いけど、ないよりマシなのと、移動は同軸が短いので、「効きが良い」ので、リニアのプリを入れているのであるが、プリを切ると落ちてしまう電波も浮いているようである。

本番に向けて、もうちょい、テモテーターの振り角調整機構を考えた方が良いかもしれない。次回。来週は嬬恋村。ローカル局と浅間山が見えるポイントで狙う予定。浅間越えでどう、出るか分からないが。10エレで取れるかどうかって所かなぁ、、、ローカルが2mのアンテナを持っているのでSSBで出るのかなぁ、小生は430か7MHzのどちらかという所である。いずれにせよ2局、違うバンド運用予定。





2013年9月21日土曜日

移動運用日和だなぁ

土曜営業なのだが、彼岸に入ったので、留守番。昨日からアンテナの調整を行っている。7MHzの摩訶不思議な現象は、エレメントが家屋に近づきすぎていたようで、銅製の雨樋と干渉してしまっていたようだ。どういう訳か、給電線の位置で、インピーダンスが変化するようで、SWR1.0となったのは偶然のようである。どちらにせよ同調が取れていない。



支線を4方向からのH型の張力で張っている3.5MHzと7MHzのデュアルバンダー。給電点の地上高が若干、落ちてしまった。、家屋から離す工作をし、空中に蜘蛛の巣状に浮いてるアンテナを追い込んだら、何とか、影響を受けない位置を発見した。

木造家屋はアンテナに影響しないと言われているが、バブル期の建物なので、ケッタイに銅製の雨樋を使用している。伝導率の高い銅板が家の全周を覆っている。板金職人が切りついで作る匠の技であるが、バブル期の純和風建築の特徴で、もはや一般家屋では使われないだろう。

奥手のゾーンに見えるのが将来の拡張ゾーンで10年計画で、第2倉庫と、模型部屋。タワーなどを構築予定。それまでは、垂直系アンテナとダイポールでの運用となりそうだ。右の倉庫は確信犯的にルーフタワーを乗せると、母屋の背高を超える設計としてあるのであるが、ルーフは傷むので、どうしようか思案中。母屋に上げると、下手な自立タワーより高くなるが、見た目がカッコ悪くなるのと屋根を壊したら金額が大惨事なので、母屋にはルーフは上げられない。


HFを調整していたら、VUのSWRが急激に、高くなった、

「そんなバカな!」

と思ったら、シャック内の同軸を引っ張りまわしたせいで、VUの同軸がアンテナ切替器の部分でスッポリ抜けていた。どれだけ、いい加減なハンダ付けなんだよとも思ったが、、、小生、コネクタ造りが大嫌いなもので、過去に、何度もリグを壊しているので、リグ本体のSWR計と最終出力を表示するSWR計の2本立てでインピーダンスに異常がないか監視している。今日はPTT押した瞬間に離したが、いわゆるオープンというやつである。FT-817もリニアアンプも保護回路は内臓されていないのでオープン事故は非常に危険。その昔、友人に譲って持った、モービル機とハンディ機のファイナルをオシャカにした経験があるので、神経質と言われるくらい「SWR恐怖症」である。



小生のVUゾーン。この辺は移動局として免許を受けているセクションである。FT-817を親機にリニアを使う構成であるが、ややこしくしている。リグ本体のSWR計とリニア後段のSWR計で系統に異常がないかモニタリングしている。

何とかV/Uの調整も終わり、試験送信をしてみる事にした。すると

「コチラハ7J7ACT」

と、三沢の有名人、サイモン氏の信号ガ59+フルスケールで入感している。

「あぁ?アンテナがHFに繋がってるか?」

と思ったら

「7J7ACT/1 日光市、、、ゴニュウカン ステーション アリマスカ?」

あぁ430FMだ。関東に来ているんだ。VUでの活動も活発なようで、144MHzFMのみでのV/U10000局達成されたようで。今日は、関東の事情もあるのか、430MHzである。

ワッチしていると

「名前はサイモン、アメリカ人です。サイモンとガーファンクルのサイモンと同じ発音です。カンジカイシャクはニシのモンと書きます西門」

と、、、ズコッとくるアナウンスも健在。

6月の21MHzに続いて2バンド目を戴いた。どうも氏は、かなり記憶力がいいようで、結構、短い交信でも覚えているという噂を聞く。そして、魔法の手帳を持っており、誰とどのバンドモードで交信したか、一発検索できるようである。PCを持っているのか、手帳なのか不明だったが、小生のコール聞いただけで、名前で呼んできた。

氏的には色々なバンド、モードでの交信を望んでいるようである。3.5~430までオンエアできるようである。但し、CWは苦手なようで、ほとんどフォーンで出るようであるが、日本語が堪能である。当たり前だが、コールサインの発音が流暢な英語だったり、交信方法が独特なので、ついつい、DXみたいな錯角で、インチキなDX英語で話してしまうのであるが、日本語で心配ない。何しろたくさんの局との交信を望んでらっしゃるようなので、気軽に声をかけると良いようである。


氏が取材を受けた番組の動画











2013年9月19日木曜日

良く分からないなぁ、、、、

動作原理が不明なのだが、どうも、給電線とDPアンテナの位置が相互に干渉しているらしく、インピーダンスが変化する。恐らく2エリア西方面に向けての2エレ八木として動作してる臭い。昨日は双方の線の位置を追い込んだら、何とCW帯域から、拡張まで、SWR1.5以下。

えぇ~~?って感じであるが、リニア使って交信してみると、フォーンの中間帯域がいちばん低く、200Wでも、それこそ反射メーターが振れない。う~~ん、かといって、北が取れない訳ではない。まぁ、八木でもケツから入るから、いちがいにいえない。メーカー品のカタログ見ても、2エレクラスのHFローバンド八木はひょうたん型のビームパターンをしている。

高知と秋田と交信してみたが、微妙に西が強い。50W局を相手に、西側はガツン!と飛んだ感じだが、北側はほぼタイの結果。

エレメントの傾斜が問題だとは思うが、干渉が問題なのか。試しにこのサイズの八木をアンテナシミュレーターで計算してみると、2エレの八木はラジエーター間隔が5mくらいになるらしい。確かに。末端部では5mくらいになっているが、中央部では1mくらいの高低差で交差(エレメントが高い)。位置は0どころか-1mくらいとなっている。そもそもエレメントが西に向かって中央角120度くらいで窄んでいるV型。交差部を境に左右の長さを均等にするとインピーダンスが減少するようである。今晩、不足していたケーブルが届いて、ブロードバンドアンテナが復活するので、その配線をして、インピーダンスが変化しないようだったら、とりあえず、障害をチェックした後に、CQ出してみるかなぁ、、、。

2013年9月18日水曜日

久々の登場の太郎号

久々に登場の我が家の愛犬。太郎号。なんか様子がおかしい。首を左に傾け、トレードマークの巻尾も、だら~~んと垂らし。元気がない。耳が立っている犬種は頭をなでるのは嫌がる傾向にあるのが、手を近づけると尻下がりで避ける。ン!?頭をなでると

「キャンキャンキャン、、、、(涙)」


ありゃ?ケンカして、噛まれたたか?耳がバックリいっている。お前、家で繋がれてるのに餌でも取られたのか?とにかく原因不明の負傷。

急いで獣医さんの所へ連れて行くと。

「あ~~これ、噛まれたんじゃなくて、外耳炎ですよ。相当酷いなぁ。、、、、どれどれ、、、」

「キャンキャンキャン!!!!!!」

「あ~~駄目だ。これ麻酔しないと処置できないなぁ」

結局、噛まれた訳ではなく、外耳炎が原因で化膿してしまい、膿が耳から流れ出て、それが溜まって、固まったものがバックリ割れたようで。ただ、状況は悪いみたいで、とりあえず、抗生物質を2週間程、飲ませて、化膿が止まって、痛みが引いたら、耳の中を掃除しましょうという話に。何しろ触れるだけで痛いようである。今の段階で、麻酔打って注射しても、また膿が出てくるので、化膿が止まるまで待つ事に。

う~~ん。元々耳にアレルギー持ちなので、毎年、秋ごろになると耳を掻いているので、またアレルギーになったかなと思ってもいたのだが、掻いてないのでおかしいと思ったら、痒いのではなく、痛かったようである。


2013年9月17日火曜日

ダイポールアンテナの調整

いやぁ、、、インチキ1級の録輔です。

どうも7MHzのSWRが下がらない2以下にならなかったんです。リニアは実は21MHz専用みたいな使い方で、一発呼び出し以外は7MHzで使うのを極力避けていた。ロングQSOはベアフットでチューナーを効かせていた。しかし、ここへ来て国内通信は、ローバンドシーズンになりつつあるので、涼しくなったので、夕方、仕事が終わってから一念発起して調整。ちゃんとアンテナ末端を簡単に下ろせるように滑車とかにしてないので、屋根や私設柱によじ登ったりで、大変。

以前、ちゃんと追い込んで調整したハズなのになぁ、、、おかしいなぁ、、、。

しかも、FT-2000のベアフット時とリニアをかました時とかパターンと出力を色々変えると、同調点が50KHzから、時には100KHzもズレるようである。7MHzはフルサイズ動作の3.5MHzとのデュアルバンドアンテナなので、3.5MHzはローディングされている側だから、帯域が狭いものの最下点はSWR1.2。これは7MHzの波長が、出力によっては何かに同調してるようだと、思ったら原因発見。

ブロードバンドアンテナへ給電する同軸ケーブルがほぼ並行に走っているのがいけないらしい。給電線を外したとたん、最下点がSWR1.2程度まで落ちた。そういや、ブロードバンドアンテナの設置と共に、ハイバンドシーズンになり、メインアンテナがブロードバンドアンテナになっていた。ダイポールに戻って来たから不都合を感じるようになったのか、、、。

「あぁ~~~~こんなつまらぬ事が原因なのか」

給電線は、若干、角度はズラしていたが、パワーをかけると、電波が乗ってしまって、微妙にSWRが悪化してしまうようである。給電線をアンテナに対して、もっと角度をつけた上に、上下方向にも角度をつけたら、今度は乗らないようだ。(しかし、同軸の長さが足りなくなってしまった、しばらくブロードバンドアンテナは使用停止。)

リニアを使っても、SWR1.5以下の部分が広く取れた。7030KHz付近から7140KHz付近まで。エッジはSWR1.5を超えてくるが、移動局が良くでる7050KHz前後と拡張局とノンビリ交信したい1020KHz付近をカバーできているようである。同調点は7090KHz。この前後40KHz少々が、まぁガマンどころのSWRとなっているようである。フォーンでよく使う帯域をカバーするギリギリの値かなぁ、、、CWは使えない訳ではないが、SWR2.0の区域に出てしまった。パワーを食うのはフォーンなので、CW出る時はベアフットで、チューナーだなぁ、、、。


2013年9月16日月曜日

1アマの従事者免許が到着していた

台風でバタバタしていたが、ちゃんと配達があったようで。簡易書留にしておいたので、不在票が入っていた。


はい。1アマの従事者免許でした。当分はベアフッターですが、、、。免許の符号が、AAUIからABLHになりました。ここの符号で、何年の取得か、何級かが免許証を見ずとも、分かってしまうんですよね。あ~~~「郵政大臣」の免許が欲しかったなぁ、、、、。4アマは確か郵政省時代だったのですが、免許人が関東電気通信監理局長なんですよね、よく見ると透かしに郵政省と入ってますが、、。

ところで、この新タイプの免許証、ホログラムを透かすと富士山が浮かぶんですヨ、、、、、。



川面水門付近

付近の洪水状況はどうだろうか、市ノ縄地区付近が冠水していなかったので、やはりこの辺の降水量自体は少なかったようである。


しかしながら武蔵水路を見てみると、内水排除を行っているようで、東京への送水を停止し、付近の洪水が流れ込んでいる。新水路において、洪水の通水を行っているのは初めてかもしれない。


川面水門が開いているかどうか見に来たのだが、川面水門は工事するらしく通行止となっていた。水の音が聞こえないし、だいいちゲートが落ちているので水門は開いていないようである。新水路が竣工すると同時に水門も遠隔操作化されるようで、その工事にも入るのであろう。今までは、元荒川が溢れそうになると、水資源機構の方が車で乗り付けて、操作室から手動で操作していた。


川面水門直近の真木也橋が通行止めとなった。年を追うごとに難易度の高い工事が施工されていくようで、今年は高崎線のパス部分、17号の交差部分、川面橋、そして川面水門と、難工事が目白押しで始まる。


そして、小生、見逃さなかった、今までの工事と違う様相の変化。電柱に「バケツ」こと変圧器が増設されている。大きさからしてかなりの容量だ。溶接機を何台も常用するのであろうか。



見難いが対岸の道路沿いにも仮設電柱が建植されている。まだ電線が張られておらず、柱だけ立っている。コン柱ではなく、パンザマストを使っているっぽいので、恐らく「仮設」であろう。一体ナニが起るのであろうか。







台風18号被害状況。(経過)

どうやら、小生の居住地付近を中心を貫くように北上したようだ。北西側は関西で大被害を出したように、大雨。南東側は強風被害が出ているようだ。中央を頭上を抜けるパターンでは意外と損害が少ないようであるが、風向が南東から東へまわり北東から北へと、めまぐるしく変る。熊谷と行田で甚大な被害が出たようであるが、台風被害には違いないが、本体の強風という訳ではなく台風の積乱雲から発する竜巻だった可能性が高い。



折れてしまうのではないのかというCHA250-BX2.ブロードバンドアンテナ。実は以前、ダウンバーストを食らった事があり、台風級の風が来ても案外折れないのは知っていたのであるが、長時間の強風に持つかは未知数であった。この動画の終盤はまさしく中央を抜けている最中であったようで、ハッキリしないが、台風の目であったようである。東側は晴れているが強風。西側は雨が降っている。

撮影地は境界部の中央部で、台風の目の現象で比較的静かであったが、この動画の後、北東からの強烈な吹き返しの強風が吹き始め、今度はアンテナが逆に曲がり始めた、、、と同時にテンションが強かったのか、支線にマイカ線を使っていたため、途中で見事にプッツンと切れた!。やっぱりハウスのビニールを止める用途だったのかなぁ、、、。もう手立てはないので風が止むまで放置。




よほど風が強かったのか、さきた緑道脇の農道には、木の枝が散乱している。ここまで散乱しているのは珍しい。この近辺では、どちらかというと「風台風」の要素が強かったようである。


あぁ。やってしまった。稲の倒伏。よほど気をつけていたのだが、ここは、さきたま緑道脇だから、日陰だから日陰になって倒伏しやすい。数年前にかなりの面積を前面倒しをした経験があるので、よほど施肥管理は気をつけたのだが、ここは7畝しかないので、全体としては大した事ない。他の水田は大丈夫なようだ。裏を返せば、豊作で「頭が重い」から風圧で倒れる訳で。まだ刈取適期には早いので、、、「早く事が済んで」欲しい



2013年9月15日日曜日

JH1コールサイン売り切れ寸前

そういえば、昨日、JH1のUで始まる局長さんと繋がった。ちょっとコンディションが悪かったのでRSレポート交換で終わってしまうような交信だったので残念だったが、JARL入会申請中とおっしゃっていたので、今回、割り当ての局長さんだと思われる。もう売り切れだなぁと思って、総務省のHPを見ると9月13日現在の状況が更新されており、JH1VCKとなっている。

小生が申請した今年、(2013年)2月頃は1ヶ月半くらいでサフィックスが進んでいたが、どうやら駆け込みでピッチが上がっている感じがする。社団割り当てのYとZを除くと、後はWとXであるから残り2ヶ月、早ければ、11月。遅くとも年内売り切れ、でJI1へ移行と言うのが予測であろうか。

かなり精巧な予測をされているCICの発給予測
http://jj1wtl.at.webry.info/
を見てみると現在、2014年1月7日となっている。これは発給ペースから予測する理論値なので、発給が多いと前倒し(-)となり、発給が少ないと先送り(+)予測となるのが特徴。実は今年前半がかなり先送り予測となっている。ここでの差分が1ヶ月以上ある。小生が申請した時は年末に枯渇の予測だったので、ここ数ヶ月、前倒し予測になっているので、実際は1ヶ月近い、前倒しが生じると、やはり、年内売り切れとなる公算が強い。

実はまさかのJA1の再発給騒ぎから10年が経っている。A、H、Rの特殊?プリフィックスの次、「R」の再発給は20年以上先であると予想される。

申請される方はお早めに。10月の申請となるとトラぶって遅れるリスクを考えると、ギリギリの臭いがしてます。

一瞬の静けさ。


バケツをひっくり返したような雨が降ったと思ったら、一瞬の晴れ間が覗いた。レーダーで見るとこれは一時的な雲の切れ間で、台風18号「マンニィ」は明日の襲来のようである。本日夜半まで、つかの間の静けさが続くようである。切れ間にしては時間が長いなぁ。

アンテナシステムももう一度、点検。一番心配なのはCHA250-BX2。雨雲の切れ間だったので、登ってみたが、ちょっとこれだけデカ物のアンテナを一人で上げ下げするのは危険だ。まぁ、こういう時に無理をするとロクでもない事になるので、耐風速を信じて、支線のテンションをかけなおして、本体については神に祈るのみである。


COMETって輸出志向が強いのかなぁ、このアンテナもどちらかというと輸出向けのような味付けもするのであるが。ちょっと見てゲゲッと思うのはこの輸出仕様の英語の注意書き「You can be KILLED」と書いてある。能力の低い英語訳で「あなたは死ぬかもしれません」であるが。う~~ん、ここで、触っている時に、室内からマックス入力で、CWでパドルを操作されたら、「痛い」であろう。と。いやいや、防護指針は守ってますよ。ここまでは容易に登れませんから。ダイポールも低いと言っても、最低点は5mはありますからね。









2013年9月14日土曜日

テスト移動運用

今日は明日、明後日が台風という事で3連休のレジャーが集中したようである。小生、今日は、雨が降る前に温室や畑などの台風対策をしていたため、午後の3時まで仕事。本音は土曜だから午後から秩父あたりに移動運用に行きたかったのであるが、仕方ないので吹上のスーパー堤防でお茶を濁した。


スーパー堤防というのは各所に整備されている堤防で、堤防の法面の面積と角度が一定以上の高規格堤防である。基本的に上面に広い平地が取れるので、工場だったり、倉庫だったりと建物が建っている場合が多い。ここも市立のアリーナと球場となっている。ここのいい所が駐車場が川の面を向いており、ご覧のような展望。しかもアスファルトではなく、スタック防止の特殊な樹脂を敷いてある、草地の駐車場である。さほど混んでいる事はなくHFのワイヤー展開も可能であるが、立地がアワード「ノーポイント」の鴻巣市であるというのがネックである。


周囲は刈取間際の水田が広がる。黄色く色づき始めた田園を描いている方がいた。そのほか、土手を歩いたり、サイクリングしたり、走って汗を流したりと。皆さん、嵐の前のつかの間の休日を過ごされているようである。

さて、当局も運用開始。当たり前だが、ここで、発電機を回して、「ジャパンホテルワン!!!」とやったら顰蹙だろうなぁ。はい、当然バッテリー運用です。そもそもバッテリー運用の試験。とりあえずアンテナを設営。10エレのショッパい即席ビーム。2エリアを狙うには、ビームを富士山のやや右に当てるようにすると良いと言うのであるが、10エレ程度ではビーム幅が広く、大雑把な方角になる。それでもかすかに霞んで見える富士山(そう、ここは富士山が遮るものなく直に見える)に合わせる。

QRV開始。実は、富士山に向けておけば反射してバックもある程度、取れるのである。1局目は試しに読んでみて、栃木市の山岳移動局と交信。

さて、交信開始、今回はLOGの電子化のためにPCを持ち出して、その運用方法のテストと練習をかねてのQRVなので1発CQで終わらせる予定だった。が、、、、予想外に呼んで戴いた。しかもかなり遠い局が多い。富士山にぶつかって横浜あたりに落ちてるらしいが、右へ抜けて、2エリア富士宮の局と繋がった。出力は20W。あまりパワー上げると耳が悪いので迷惑かけそうなので、例によって半分に絞っていたが、それでも取れた局長さんが
「何局も呼ばれているようなので」
と言ってるので、呼んでもらってるのに聞こえていないっぽい。RSレポートはほぼ同じなので、極端に耳が悪い訳ではないのであるが、やはりどちらかと言うとこちらが強め。というか、、、ここは「鴻巣市」。常置場所から出る時は、数局やると、途切れるからメインへ行ってという「空振りCQ運用」が多いのであるが、今日は休日で移動局が多いのか、沢山の方に呼んで戴いた(こちらが、聞こえていなかった方、申し訳ありません)結局日没になって夕食タイムになった頃に固定局はお食事。移動局は帰りはじめたのか、呼び出しが途切れたので、こちらも撤収する事にした。

試しにローカルのOMを呼び出してみたら、メインに居たらしく応答があったので、肝心の「本番の打ち合わせ」とアンテナシステムのご教授を、、、。

今回浮き出た課題はまず、アンテナの微調整ができないという事。HFならほぼ心配ないのであるが430であると、やっぱり微妙調整機構が欲しい。窓から手を出して、「テモテーター」でグルグルってのもできないので、ちょっと考えないとである。あとは、思いのほかPCが電力を消費している。もう、バッテリーなんて使えないPCであるので、今日は、DC-ACをメルテックのポータブル電源に繋いだのであるが、1時間ほどで、DC-ACから、ピーピーと警告音がしてきた。電圧降下の警告音らしく、音がすると、画面が暗くなる。ACランプが消えるのでバッテリーは若干であるが生きている臭い。ん~~~と思ったが、エイヤ!で自動車のプラグに差し替えたら、遮断される事なく電源の変更に成功。12V換算で5Aくらい食ってる臭い。そりゃ、7Ahしかないポータブル電源では1時間で降下してしまうのも無理はない。DC-AC経由でPCなので電圧降下がパワーが落ちるだけという訳にはいかないらしい。しかし、5Aとは、メインバッテリーから取るにも躊躇する値なので、ちょっと考えないといけない課題かもしれない。メインバッテリーはFMで出力する430は消費が激しいので、ちょっとPCが消費する5Aは痛い。 HFはノイズ防止の為、エンジンを停止せねばならないので、アクティブパワーが使えないのは痛いなぁ。課題を残した。

ただ、ログ操作は格段に便利になった。普段の交信からHAMLOGを使ってるからってものあるが、QTHの検索補助やヒットすれば、ほとんどの枠を埋めてくれるなど、「やっぱり便利」であった。動作は、ちょっと笑ってしまうほど遅い。SP3にすると、XPで、マシンパワーがギリギリのようで、それで、HAMLOGしか使ってないのでHDDがカリカリ動いており、電源も食ってる臭いのであるが、どうもHAMLOGごとき一瞬一呼吸置く、動きをする。それは、お蔵入りマシンの復活機なので、仕方ないな。






2013年9月13日金曜日

スタンプノート

今日の30号機入線はコマーシャルが忙しく、撮影できず。いつでも抜け出せるコマーシャルになったとは言え、そうそう、毎回でないないですね。

さて、昨日、一昨日のEF6624が幡生へ向かったのを夏男殿が撮影されたとの事。使える休みがあったとの事で、半休を取って午後出撃されたらしいが、なんとかギリギリ撮影成功の模様。で、夏男氏曰く

「撮影しまして、ついでだから、スタンプノートにスタンプ押して、旅行貯金をして、風景印を押してもらって、、、」

と聞いた瞬間「プッ」と噴いてしまったのが何故か夏男殿にはウケたようで。テツの趣味と言えば、載り鉄、撮りテツ、以外に旅行貯金と風景印はつきもの。それから隠れた部分でスタンプ。それから夏男殿は朱印帳も持ち歩いているようで。

小生、随分昔にスタンプノートはやっていたので、見返してみた所、高校卒業間際の95年から96年あたりまで、スタンプノートを持ちあるいていたようである。



このノート、キオスクで売っているタイプのノートである。隣は高校時代部活で業務用機材を使っていたため、SONYの業務用機器の代理店、東通産業の手帳に怪しいカバーがかかったもの(マニアックな)


内容はこんな感じである。深名線の朱鞠内駅のスタンプが押してあるあたり、いったい何時のだよって感じである。また、スタンプを押しがてら、旅で感じた雑感を記入していたようである。今では、書き留めたい旅の感想などは、ここのブログにアップするのであるが、この頃は、ネット環境はおろか、パソコンすらもっていなかったので、手書きで旅の感想を記入していたようである。

2013年9月12日木曜日

呆れた

未決着のクリティカルな部分があるので、ボカしのある内容なのはご了承下さい。

弁護士より電話があり、相手の東京海上が内部で相当にゴタゴタしているようで、提示を4ヶ月~6ヶ月待って欲しいと言って来ているようである。こちらは、相当酷い目にあった上に、4ヶ月も給料を貰い損ね、実は転職しているのであるが。まぁ、、、酷いとは聞いていたが、想像を絶するものである。弁護士をつけておいてよかった。素人では泣き寝入りである。

ある知人より聞いた話であるが、「今時の自動車保険会社は」加入者にはこういう風に説明するらしい

「相手には一切、コンタクトしなくて良い
謝りに行くとか、菓子折り持っていくとかは論外
全てお任せ下さい」

いやぁ、、、これって人間としてどうかと思う。人身事故である。人身無制限に入ってるから、相手とは一切コンタクトしなくて良いというアナウンスなのである。自分の入ってる保険会社は


「納得できてもできなくても、とりあえず先に謝りに行って置いてください、後で有利です。
保険で出ない部分で、申し上げにくいんですが、菓子折り等を持って行っていただけるとあり難いです。
不利になるような発言はしなくて構いませんから、その後はお任せ下さい。」


その知人は後者の考えがおかしいと言うが、どうであろうか。小生、職業ドライバーであったから、色々な事故を見てきたが、基本的に、ちょっとの物損も許されない。必ず、謝る事が優先され、一旦謝って誠意を見せた上でのその先の難しい交渉になるはずである。世の中の流れが前者になっているとしたら、これは恐ろしい事である。例え、人を轢き殺しても、人身無制限に入っているから、相手とはコンタクトを取らなくて良いという理論に聞こえる。

ここまでの部分で、行政処分や、刑事罰という、部分について触れられていない事に注視願いたい。自分は人身事故となった段階で、「相手の方には寛大な処分を」と警察署でお願いしておいた。それはあまりにも「気の毒」であったからである。これは人身事故の加害を経験した人なら分かると思うが、ここで「厳罰を求める」と発言するか「寛大な処分を」と求めるかで、行政処分や、刑事罰(罰金の額および重大事故なら懲役期間)の査定に影響を与えるのである。

例えば、悪質な運転でケガをさせたり、死亡させたりしてしまったとして、前者の考えで、本当に保険の加入者の利益になるのであろうか。確かに民事には有利に働くとしても、行政処分や刑事罰の部分で有利に働くとは到底思えない。それは賠償額が増えてしまう事を恐れる「保険会社の都合」である。民事の賠償は、それこそ、人身無制限に入ってるなら気にする事ない。等級だって額の大小に限らず、「-3」なのであるから。それより「人間として」相手にどういう誠意を示すかである。

もう、何しろ、事故って保険外社名を知らされた時から相手が前者の保険会社の典型であると知っていたので、「こちら側」も絶対に「善人面」せずに、受けて立つ事にした。長引いても構わないから、当然、レッドブックどうりの請求を前提に裁判基準で請求する予定である。これじゃぁ、加入者たる加害者が更に気の毒になってきた。

弁護士もボソッと「1年以上かかるかもしれない、、、」と言ってたが、しかし4ヶ月も半年も待てとは、本当にフザけている。休業損害の支払いを一方的に停止した上に示談交渉の速度を極端に低下させてきた。これは、牛歩戦術使ってるな、兵糧攻めだ。ここで負けて目先の金銭が欲しくなったら思う壺だ。

2013年9月11日水曜日

今日のA33運用

最近A33運用にゼロロクが入りそうになると、前々日には村長からアラートが入る。例によって仕事を抜け出せる自宅から5分のポイント。前回のまさかの27号機がA33に入らなかった事件があったので、今日も疑っていたが、見事に入った。しかし、下りの(臨)8099レはまたしても単機。石油タキがついていれば、15分かかるが、吹上-行田で狙えたのであるが、仕方なく上り3096レ。今日は曇り日だったので、三ツ木堰脇の定番ポイントである。


α77 KONICAMINOLTA17-35(17mm) 1/650 F3.5 ISO800 吹上-北鴻巣

露出ギリギリだなぁ、完全逆光のはずで、曇りなので、反射光なのでディティールがハッキリしない。ヘッドライトがもう、夜行っぽい光加減をしてる。27号機の動向が気になる。下り8099レでタンクを牽いて来てくれないかなぁ。

移動用データロガーPC



小生、普段のログはHAMLOGを使用している。DXメインの方には使いづらいようだが、国内通信に特化したログで何せ、膨大な量の日本の市町村データーとユーザーが利用できるユーザーリストはロギング以外にも通信補助として、非常に便利である。

さて、常置場所ではツインモニターを利用して、右でロギングしながら左で会話の話題づくりにサーフィンをしたりと、使いこなしていたが、移動運用となると、現在、全くPCのない環境に放り出されてしまう。色々と試行錯誤した結果、移動運用の時は手製の「紙ログ」を使用に落ち着いた。パイルを想定して、作ったので、かなり使いやすかったが、やはり、帰った後のログ収納が面倒である。コールサインだけは間違えないように取る(常識だが)のだが、QTHはパイル状態で取ると、結構いい加減で流してしまっている。やっぱりHAMLOGは便利だ、何せ日本全国のQTH情報が入っているのと、相手がユーザーなら、かなりの部分を補助してくれる。


ってな訳で移動運用のPC登場。中古を探してみたのであるが、結構なお値段がする。持ち運び便利だから欲しいと思っていた、新品のlenovoのThinkpadの小さいグレードと大して変らないものも。どうせマシンパワーなんて要らないのだから。親に貸しておいて、結局電源すら入れてなかったDYNABOOK E8を返してもらった。一時期は使っていた形跡があるのだが、埃を被った本体は見つかったものの、アダプターを探すのが大変だった。こりゃ、本格的に使っていない。「WindowsXPのサポートが来春に終了する」事をネタにして返してもらった。

 刻印が見つからないので分からないのだが、多分、10年近く前に買ったのだろうか?小生が5,6年使って、親が3年くらい使っていた筈である。小生はマシンパワーが無いと知って、軽~く使っていたのだが、親に貸している間にPCなんて使えないくせに、良く分からないソフトを片っ端から色々入れたみたいなので、異常に重い。ハードディスクばかりカリカリ言っていて、ただでさえ怪しい寿命をさらに縮めそうなので、リカバリーをかけてみた

ところが、リフレッシュして、リカバリーがかかったまではいいのだが、SP2が適用されていた状態から、初期のXPに戻ってしまったので、これが厄介だった。

ブラウザが古いとSP2がダウンロードできないし、SP2が入ってないと最新ブラウザ(IEもクロームもNG)もインストールできないという、鶏が先か卵が先かという状態。結局、デベロッパー用ツールに、CDイメージというものがあったので、それをダウンロードしてオープンしたらSP2が適用できた。SP2適用までいければ、IEもクロームも最新版が入れられるので、インストール。

どうせならSP3にしておこう。(いきなりSP3は無理だった)なんせ動かすのはHAMLOGだけで良くても、ブラウザが動かなくては連動機能などもあるので不便。グラフィックが、最近のWebの膨大な量を裁ききれずに、Webの表示さえ、サクサクとまではいかないが、HAMLOGが動く程度には、とりあえずは生き返ったようだ、

電源はバッテリーなんて、とっくの昔に使えなくなっており、AC動作しかしない、純正バッテリーを買うなら、それこそ、安い新品PCが買えるし、リフレッシュサービスも、そこまでして春にサポートの終わるコレを使いたいか?と言われると???なので、まぁ、、、どうせ自動車での運用にしか持ち運べないサイズなので、DC-ACをかましたAC動作で良いだろうという結論。抜本的な解決には来年あたりに小型でストレスなく持ち運べるPCが欲しい。データロガーとして使うにはHAMLOGが動作しないといけないのと、キーボードは必須なので、タブレットでは駄目である。


紙ログは紙ログで「枯れ切ったツール」としてPCを持ち込めないような環境で必要だろう。HAMLOGに入力しやすいような記入順にしてあるが、コピーしやすい記入順もあるので、その辺は試行錯誤中。自らの移動場所と、バンド、モードごとに違う用紙を使うようにして余計な記入欄を減らすと共に、混同を避けている。一旦別の用紙にQSYして戻って来るような運用もあるが、後でHAMLOGにデータ格納してしまえば問題はない。なるべく記入欄を大きく取り、訂正しやすいようにしてある。




2013年9月10日火曜日

音声解析


Youtubeにアップした音声ではかなり高レベルのフロアノイズが確認できたが、静岡の、このテの音声解析が得意な某OMに聞いてもらった所。全く問題ないとの事。至近で、しかも安っいリグで録音すると、何らかの影響を受けてしまうようだ。オンエアー波は非常にクリアに飛んでいるようである。

後、安心したのはマイクがファンの音をほぼ、拾っていないという事である。足元でPCのCPUクーラーが轟音をたてているのと、頭上ではリニアの真空管の冷却ファンが回っているのであるが、マイクの指向性でカットされているようである。そもそもミキサーのモニタリングで入らないように調整してあるのだから、電波に乗っていないというのは当然なのだが、自ら録音した音があまりにも「ノイジー」だったので、少々凹んでいたのであるが、変調系統でのノイズ混入はないようだ。

信号強度の方は100Wから200Wへのアップで、59+10dbから59+20dbになったとの事なので、Sメーターで半分から1目盛アップという相場は正しいようだ。送信はこちらがフルサイズダイポール、OM局が八木なので、相手方の耳が良いから1目盛アップしたのかもしれないが、やはり実質は半目盛~1目盛であろう。

それって、効果あるの?っていう部分では、諸氏が「実感できる最低限の変化」っていう形容をされている通りであろうか。「ン!?」っていう感じである。ただ、それでも、パイルの海に入ると、頭がピョコッと出るので、ピックアップ率はベアフットより高いようである。21MHZは勿体無い事にアンテナロスが高いので、それのカバーに終始してしまうが、ショボいダイポールとはいえ、フルサイズを使用している7MHzでは確実に実感できるようである。やっぱり、アンテナはキモだなぁ。

2013年9月9日月曜日

入力インピーダンス調整

今更の話ですが。エキサイターとリニアのマッチングの調整。



こういうのって、エキサイターとリニアの相性ってあるのかなぁ、エキサイター側からみて、SWRが1.5を超えるバンドがあったので、調整。取扱説明書ではローディングを0にしてプレートの電流値を最大にと、書いてあるが、サッパリ。そもそも、どのVcをいじればどのバンドが変化するなんて書いてないし。

まぁ、、何とか調整し、7、14Mと28MはSWR1.3以下、21Mが何故か高く、SWR1.5以下に収まったが。もう少し追い込める気がするなぁ、、ローディングをもう少し回せればもっとガツンと落ちるのだが、200Wでは1.5くらいが精一杯。500W認可されれば、軽く300~400Wでもうちょい入力インピーダンスを落とせるのかもしれないが、う~~ん。これはどこかが劣化してるのか調整の仕方が間違っているのか、、、、とりあえず、1.5以下には収まった。


あ~~それから、電源ラインのFMノイズの件は、CATV事業者、JARL、総合通信局と3者に相談www。当然といえば当然なのだが、とりあえず、CATV事業者に義務があるらしい。当の事業者は

「時間が欲しい」

との事。
JARLは

「とりあえず総通には言っておいた方がいいですよ」

「申請してしまってからでは検査に間に合わない可能性もありますから」

との事。そう、すぐに検査を受けるステージに進める訳ではないのだが、、、。

総通の電波障害の部署では

「う~~んその、周囲で何十軒と申告があればすぐに動けるんですが、1軒だけの申請では電波障害では動けないんですよね。、、、、」

「えっ!1アマの申請ですか?参ったなぁ、それは扱いが面倒だなぁ。」

勘弁してよ。総通がその答えでは、、、、

「CATV事業者からの返答を待ちましょう」

との回答、、、、、。感触としては、、、あらかじめ、言っておけば何とかなりそうな。JARLの言うとおり、当日発見されたらアウトかもしれない。




グレ電が無くなっている

昨日、旅行から帰って来たエーデル氏と会ったのであるが、その中で出てきた話題。公衆電話。最近街の中で見ないねという話になり、さらに、その中で。

「グレ電って無くなったよね」

との事。

「えぇー?」

と思ったが、確かに、最近見ないなぁと。気になって近所にポツンと残っていた電話ボックスを見に行ってみると、


ありゃ、グレ電が緑電話になっている。確かに、随分前から緑電話に代わっていたようであるが、毎日のように通りかかかるのに気づいていなかった。電話BOXは最初の緑電話からグレ電なった時に建て替えたものなのであるが、グレ電仕様なのは仕方ないとして、「ISDN」の文字がそのままであるwww。


内部の緑電話はこんな感じ。昔の緑電話と比べると若干バージョンアップしているようである。キーが大きいのと、小さくてモノクロであるが液晶がついている。


国内専用の表記がされている。確か、テレホンカード全盛期は、偽造テレホンカードが流行し、外国人が国際電話の長話をするのが問題になっていた。一時期、かなりの数の公衆電話が国際通話が停止になったらしいが、最近、また通話できる端末も増えてきているとの事だが、ここの機器は国内専用のようである。

ウケたのはその下にスクロールで流れているアナウンス。ICテレホンカードは磁気テレホンカードに交換します。交換期限があります。とフリーダイヤルの案内が流れてる。これはアナログ機なのかなぁ?それとも液晶を制御するためにISDNが生きているのか?分からない。少なくとも昔、併設されていたPHSのアンテナはとっくの昔に撤去されたwww。

調べて見た所、この端末はDMC-8Aと呼ばれる機種で最新型の部類に入るようである。グレ電置き換え用に順次登場しているようで、一般的なグレ電がDMCから始まる型番である事から分かるようにこれも、DMC系列のISDN電話との事。(だから電話BOXのISDN表記もあながち間違いではない)但し、通話専用機なので緑の筐体をしている。


ところで、皆さん、ICテレホンカード。覚えてますか?


偽造防止とメンテナンスに手間がかかる駆動部の廃止を目的として導入されたICテレホンカード。しかし、携帯電話の普及と高機能化で意味をなさなくなり、数年で消えてしまった。大きな過ちは、今のICカードの標準規格のFerica規格を採用しなかった事であろう。Ferica対応であったなら、もっと違った展開があったと思われる。今は、旧来の磁気タイプのテレホンカードのみの販売に戻ったようで、交換で対応しているようである。


IC電話の利用方法。2000年頃の画像。公衆WiFiなんて普及していなかった時代。外部からインターネットに接続するのは、低速の携帯電話のアダプターを使うか64KのPHSのアダプターを使うしかなかった。がこの電話の登場で、出先から簡単にインターネット接続できる時代が来る「はず」であった。当時、ISDNの片チャンネル利用の「64Kで速い」と言われていた。100M超のLTEの時代が来るなんて想像もしない時代。このタイプは赤外線によるIr-DA接続で、無線ではないが、ワイヤレスで通信できた。




これは、比較的かなりの数が街中に出回ったグレー電話こと、通称「グレ電」。ダイヤルボタンの下の保護カバーを持ち上げるとモジュラージャックが出現し、パソコンの「モデム」と接続できる。勘違いしてはいけないのは「モデム」と接続できる事。LANではない。今は死語であるが「ダイヤルアップ」でプロバイダーを呼び出す。また通称「赤目グレ電」というバージョンもあり、それはIr-DAポートを持ち、ICカード電話と同様に赤外線による無接触通信が可能であった。





川面橋。撤去準備工事。

水資源機構ファンの皆様こんにちはwww

いよいよ秋の気配。武蔵水路も本格的に3年目の工事が始まる気配。現在は支障物の移動等を行っている模様。



川面橋。旧橋の右側に仮設で振るようである。信号機などがかなり右側にオフセット移動されているのが見える。見た感じ、橋1本分、右側に移動するようである。上流の堤根付近と違って対岸の余裕がないため、クランク型の交差点になりそうだ。


川面橋には水道の本管が共架されていたのであるが、これは、かなり上流部分。工事が完工している箇所に移動。仮設された。


2013年9月7日土曜日

逆インターフェア

1アマ取れたので、何しろインターフェアが怖いので、強化。アウト側のLPFとCMFを1KWクラスで整備し、電源ラインもCMFで阻止。7MHzでラジオに飛び込む怪しいスプリアスは消えたのだが。21MHzがおかしい。
ラジオをACで聴くとFMヨコハマがメリット5で強烈に入感。他の局を抑圧してしまう。空中伝搬では有り得ない強さなので、CATVからのの電源回り込みだろう。ただ空中波と同じ84.7で入ってくるので。再送信波の漏れではなさそうだ。何しろアンテナが折れているラジオでも、メリット5で他の局を抑圧している。21メガでCWをキーダウンすると、キーに合わせて信号が消える。空中伝搬の正規波のFMラジオはACでも21MHzの影響を受けない。SSBではこちらの強度に合わせて、雑音化して減衰。訳が分からないのはどのコンセントからもFMヨコハマが入感する訳ではなく、シャックと隣の部屋の特定のコンセントのみなのである、、、。

FT817を持って自宅まわりをまわったら酷いの一言。FMラジオの周波数の80MHz付近はS9を超えるスプリアスだらけ。スプリアスをかき分けてFMラジオが入感してくる。144MHzバンドも上半分が同じようにやられてしまっている。正直144MHzの運用はあきらめていた。これではインターフェアを受けている側である。

当局の責任でない、スプリアスノイズが多すぎる。断定はできないが一帯で共聴に使っている、CATVの光アダプターのRF部が怪しい。周波数逓倍の過程に84メガ付近が絡んでいるのではと。うちにもあるのだが、何しろ、無線機でないのでフィルターも何もない。電源部分もノーガード。うちの奴だけを電源カットオフしてもノイズは止まらない。
共聴なので周囲で同じ機種を何十台も使っているので、空間漏れも電源回り込みも半端でないのではと。
どうにかしてほしいなぁ、、と思いつつ、発生源が多すぎるので困った。

通常のFMヨコハマ。84.7MHzのFT-817による受信状況。埼玉県北ではこんなもんである。

ACコードを接触させると、S9振り切れ。まるで有線放送のような感度で受信する。ACラインから漏れている。

辿って、辿って、ここまで来たwww。もう入口。電灯線用100V、動力用3相200V。この双方のラインにアンテナを押し付けるとFMヨコハマが強力に入感する。引込み線経由で外部から進入している。

上の写真の箇所での測定状況。S9+振り切れに近い。一体何であろうか?周囲を調べたら、メーター機というメーター機、自販機から街頭に至るまで、電灯線という電灯線にFMヨコハマが混入している。これはぁ、何処の誰が原因か不明だが、BCIの域じゃないかぁ。何しろ集落全域。

集落全域、各家庭にあるマシンとして、怪しいのはこれ。某社の光回線からRF増幅を行うONUという機器。共同受信対策地域のため、この付近一帯の家庭に同じ機種がにン十台と取り付けられている。


裏側へ回るとこんな感じ。黒いアダプターが、ONUの電源供給部。スプリアス対策もクソもない。ただのACアダプター。辿ると、RFラインに電源をファンタム供給するという。古典的アダプター方式。

なぜか、この付近では、アンテナをラインに押し付けても、FMヨコハマは聴取できない。では、、、と思い、ONUのプラグを抜くと、強烈、S9オーバーでFMヨコハマが入感。シャックでの21MHZの消滅現象と同じである。このACアダプターから少なくとも84.7MHzがらみのスプリアスがACに入力されたので消滅したのであろう。これの入り切りでは屋内のFMヨコハマ入感現象にまでは変化はない。

とりあえず、CATVの会社に調査を以来した。「アダプターからスプリアスが出てますよ」という事で、時間がかっても良いから回答を得たいと申し送っておいた。