2010年9月30日木曜日

窓ユニットの取り付け。

やる気のあるうちにやってしまった方がいい。


仮設感バリバリだった塗装ブースの窓ユニットを組み立てた。窓ユニットなんて大そうなものではない。ファンに取り付ける窓枠。材料は何てことはない、ホームセンターにある1×3材と、レイアウトの余りのベニヤを駆使して枠を組む。ファンが入る場所はジグソーで円形に抜き、アクリル板で彩光窓を付けてみた。


ファンを取り付けるとこんな感じ。なんか、内装レス、打ち放しの納屋の内装とマッチしているような。


ブースも取り付けてみる。窓の高さに揃えたので塗装ポジションは高い。作業ユニットの場所をもう少し上げて、スタンディングポジションにしてしまっても良いようだ。

こう見ると、ダンボールも、打ち放しの内装にマッチしている。ただ、その辺にあったから使った黒いガムテープが余計だったかな。

軸距を調整



昨日の20フィートトレーラー、何かが違うと思ったら40フィートから改造した時にタイヤの位置を変更していなかった。

このままではセンターアクスルタイプのフルトレーラーみたいにコンテナの過重が全てトレーラー側の車輪にかかってしまい、トラクターのカプラーに過重がかからないので物凄く運転しずらい。というかぬかるんだジャリ道や雪道など低μな路面では運転不能。

という事で再度分解。切接いで余ったパーツを捨てないで良かった。日本フルハーフのWebを見ながら、それらしく切り接ぎ。昨日の失敗も含め、切り接ぎ箇所が3箇所になったので、コンテナにも強度を負担してもらう事にした。よってこのシャーシは生乳コンテナ専用。


どうだろうか。サイドバンパーがおかしいのは直すとして、なんか首が長い気もするが。それと、タイヤももっと後端ツラツラのような。まぁ、それでもテールギリギリに車輪が位置する20フィートコンテナのシャーシの特徴は表現できた、、、カナ。

生乳コンテナ

ところで、塗装ブースで塗装されていたISOタンクコンテナのような怪しい物体は何か?


生乳コンテナ。
アイコムが出した、コンテナキットのTYPE7である。下に見える本は鉄道ジャーナル93年12月号である。貨物の特集の号であったが、これに生乳輸送について詳しく書いてあった。

このキット。ネットの評価はあまり良くないのであるが、小生レベルでは、十分だと思うのだが。多分皆が不満に思っているのは梯子の部分だと思われる。ちなみに実は小生の物はまだ梯子が未搭載。藤本に供給しているNジオもそうだが、この会社の梯子は特にディティールが悪いようで、それを分かってか、梯子とランボードを交換するエッチングキットがあるらしいので、とりあえず、梯子部分だけ残して竣工。塗り分けも微妙に手を抜いてあるのだが、その辺はやる気のなさ度から来る、ご愛嬌としてもらって、、、。


トレーラーに積載してみた。総重量で20tを超えるのでトレーラーでないと輸送は無理。このまま貨物駅からコキ車に積み替えて、、、と言いたい所だが、実物は釧路港から「ほくれん丸」というRORO船にコンテナシャーシーごと積まれて茨城まで向かう。根釧は鉄道では根室本線を一晩かけてトコトコと走ってやっと札幌とか苫小牧。ここで場合によっては積み替えてから関東へ向かうので鉄道コンテナ輸送は時間がかかる。その点、「ほくれん丸」は釧路からズバッと関東まで直行。イモや野菜類などと比べ鮮度にシビアな生乳輸送は海上輸送と比べると不利である。関東地方は「ほくれん丸」の独壇場で、所要20時間、2隻体制で毎日運行。ン十台もの生乳コンテナを積載したコンテナをシャーシごと積み込んで輸送している。
ちなみにこのコンテナ、巨大な魔法瓶のようになっており、2度程度に冷却された生乳を2~6度の鮮度を保って輸送が可能。リーファーではないが、釧路から名古屋や大阪までの2泊3日程度の行程にも耐えられるようである。


アイコムのこういう所が好きなのであるが、タイプ07はこの塗装でアナウンスされていた筈である。「おいしい牛乳」と気の抜けたようなデザインとキャッチコピー。ネットでの検索ではこのような絵柄の入った生乳コンテナは見当たらなかったのであるが、、、。恐らく「ネタ」であると思われる。

ちなみに、20フィート用トレーラーに乗っているが、これは40フィート用からの改造。全長をコンテナに合わせて詰めて、グースネックにしてある。
第2弾で20フィートがラインナップされて以来、トレーラーコレクションにおいては40フィートばかり。欲しくても中古市場では法外な値段で売っているようである。年末にリリースされるトレーラーコレクションもすべて40フィートタイプのようである。
短い20フィートでは損をした気持ちになるという消費者の意向もあるのかもしれないが、それにしても、鉄道輸送ではドライコンテナはともかく、多種多様なISOタンクコンテナが存在する20フィートを乗せるためのシャーシがないのは困ったものだ。

2010年9月29日水曜日

塗装ブース 試作

誰もが抱える塗装の悩み、屋外でスプレーを使うと

「風に流される」

という事。エアブラシは、なおさら風に弱い。


で、作ってみた。風の強い日や寒い冬季でも塗装がラクラク快適、

「塗装ブース」

買うと高いものだが、構造が簡単なので、自作する人も多いようで、諸先輩方のネットの情報を色々見て、研究。窓用の換気扇やパイプ用の換気扇を使う例が多いようである。窓用換気扇が設置も簡単で作りやすいと思ったのだが、とりあえずは、ありあわせの材料で試作。筐体はベニヤで組めば良いのだろうが、性能試験中につき、ダンボール。そして問題のファンは当初PC用の冷却ファンを試したが、あまりにの風量のなさに却下。次に試用されたのは、温室用の送風ファン。


Suidenの「すくすくファン」。
名前こそ「すくすく」とついているが、植物が「すくすく」育つように送風するため、AC100Vのファンとしてはかなりの強風。というか、「暴風」。

塗装ブースに使うにはオーバースペックかと思ったが、使ってみたところ、やはり、「強」モードでは強すぎて、噴霧がシャープになりすぎる傾向があるようである。「弱」モードで使うと程よい吸引力か。このファンで良いんだろうか。冬期は使わないし、4台あっても稼働率は概ね2、3台なので1台は塗装ブースに使っても良かろう。結構高いファンなので、いちおう脱着できるように設置。それから、温室で使うものだから汚れてもかまわないのだが、いちおうフィルターも設置予定。

ブースそのものは、作業スペースの都合でダクトを直角に配する構造で、使用時は窓を開ける。直角に曲がっているが、このクラスのファンであれば問題ない。この状態で使うと、外が強風の場合、吹き込んできた風で予想外の噴霧になるみたい(当然だが)なので、窓用換気扇のように、上半分の開口部を覆う板を嵌める必要がありそうだ。 やる気のあるうちにやってしまった方がいい。


仮設感バリバリだった塗装ブースの窓ユニットを組み立てた。窓ユニットなんて大そうなものではない。ファンに取り付ける窓枠。材料は何てことはない、ホームセンターにある1×3材と、レイアウトの余りのベニヤを駆使して枠を組む。ファンが入る場所はジグソーで円形に抜き、アクリル板で彩光窓を付けてみた。


ファンを取り付けるとこんな感じ。なんか、内装レス、打ち放しの納屋の内装とマッチしているような。


ブースも取り付けてみる。窓の高さに揃えたので塗装ポジションは高い。作業ユニットの場所をもう少し上げて、スタンディングポジションにしてしまっても良いようだ。

こう見ると、ダンボールも、打ち放しの内装にマッチしている。ただ、その辺にあったから使った黒いガムテープが余計だったかな。

2010年9月28日火曜日

お座敷運転



部屋を片付けたら900×1800くらいのスペースができたので、小判型にユニトラックを敷いてみた。まだまだ「のび太君」的レイアウトで、「スネ夫」レイアウトになるのは来るのだろうか。
さて、正直、小生は「のび太型」レイアウトではつまらな過ぎて、あまり興味がなかったりするのであるが、DCCの滑らかな動作にすっかりハマって時間を忘れて運転してしまった。こんなレイアウトだからできる事は限られているが、デコーダーを搭載していないアドレス00の115系をE127系が追いかけるようにして走らせてみた。追いつき、そして離れながら、こんな運転ができるのもDCCならでは。

シーナリーは後にするとして、この遊んでいる部分を海岸部として、海岸部のレイアウトから順次着工しようかな。




フロアー運転も終わり、少々通電不良箇所があるようなので、キッチンペーパーにクリーニング液をつけて、ざっくりとだが、磨いてみた。だいぶレールが汚れていた。写真は少年の頃に金持ちの友達に恵んでもらったTOMIXのレールクリーニングカー。

通称「ガリガリ君」

懐かしい。

付随車に仕込まれたクリーニング用の車輪がガリガリとレールを削る音からそう呼ばれているらしいが、今はTOMIXもクリーニングのための、やすりがけは推奨しておらず、新型クリーニングカーはガリガリしないタイプになっている。しかし、このTOMIXの新型は動力がないため、ロコに牽引してもらわないといけないらしいが、ガリガリ君は重くて牽引力がありそうなので、これに引かせる事にしよう。ちなみに「ガリガリ君」にはクリーニング動作をしないタイプの付随台車が付属している。

まぁ、当分はこのガリガリ君も籍があるとおもわる。

2010年9月27日月曜日

屋根上その後


松氏に相談してみたところ、

「薄い色を塗り重ねてみたら?」

との事なので、アクリル絵具を塗り重ね。絵具を筆に取った後、筆をキッチンペーパーでふき取り、乾いたタイミングで、薄くこすり付ける。それこそ、一発で決めようなどとせずに、付いてるのか付いていないのか分からない位の着色がミソなようである。

うーーん。どうだんべか?

ドツボにハマりそうな気がしてきたのでもう、ここらへんで止めよう。

2010年9月26日日曜日

115系の仕上



続いて115系。意外と面倒臭い付属シールの貼付。行先は長岡行に仕立てた。


そしてウェザリング。屋根上のみに施してみた。エナメル塗料とアクリル絵具を使って、パンタグラフの摺り板から飛び散ったカーボンを表現してみた。うーん、しかし、イマイチしつこい感じが拭えない。その点、松氏のウェザリングは上手いなぁ。
もう少し実物をみて研究してみよう。

ツポレフtu154Mの仕上


気候もだいぶ涼しくなり、作業しやすい環境になったのでtu154Mを仕上げた。

仕上げたと言っても、ギア(車輪)を取り付けただけなのだが、これがまた飛行機モデルの天王山的な嫌な作業。タイヤ周りは部品が小さい癖に機体を支えるため、強度が要求されるため、神経を使う。モウ、妥協連発。

気に入らない箇所。

修正したものの、再度握って剥がしてしまった機首のデカール。
あろう事か、今年の猛暑で戸棚の温度が上昇して溶けてしまった機首ドーム。

いいんです。「雰囲気が出てれば。」


ところで、皆さん、飛行機モデルの保管はどうしているだろうか。鉄道模型はケース類が充実しているので、専用のケースに入ってさえいれば、トラブルは少ないと思われる。しかし、飛行機モデルは良いケースが無く、その大きさから、保管となると意外に困る。今回、時間帯によっては窓からの日が当たる戸棚に入れておいて機首ドームが溶けるというアクシデントが発生したのだが、今後も考えられるトラブルとして、

直射日光で変色する
ギア周りの精細な部分を折る
機体はもちろんデカールに付着した埃が取れなくなる。
不用意に握ってデカールを剥がす。

といったトラブルが考えられる。結局は、普通に部屋に置いておいてはロクな事ないという結論。翼をバラして保管する人もいるようだが、小生はプラ製のケースに入れて、直射日光に当たらないように押入で保管する事にした。

2010年9月24日金曜日

フレンドリーデコーダー組込

日本語マニュアルも手に入った事だしデコーダー搭載。
手に入れたのはフレンドリー用の動力車デコーダー。実は通常型と、あわよくばEF81用の基盤もと思っていたのだが、浅草で飲みすぎてしまい、時間、予算ともオーバー。


E127系に搭載。フレンドリーなので、工作記事とは言えないほど簡単。床下機器が蓋のようになっていて、スライドすると外れてモーター部が露出。台車を外さないといけないが、後は基盤を差し込む。携帯電話のバッテリーやSIMカードの交換程度の内容だ。


で、CV値設定。DT402は簡単と聞いていたが、確かに8セグLEDだけのD101と違って、英語ながら文字表示されるから簡単そうだ。最初、なかなか速度が上がらなくて困ったが、パラメーターの設定ミスだった。加速率、減速率。50%時の出力等は、発車時のフィーリングにだいぶ影響するようで、奥が深そうだ。減速率のパラメーターを上げてしまったら、ダイヤルをめいいっぱい絞ってもすぐに止まらない。超強力なフライホイールがついているような動きで、加速はいいが減速のこれは危険。

走行フィールで何が変わったかと言えば、速度調節がステップ感覚という感じだろうか。今のセッティングだとスケールスピードがだいたい25なので。25で走行。駅が近づいたので20。ポイントが接近して12、ホームに進入5。停止位置が接近、位置あわせで3、2、1、そして0でストップと。当たり前と言えば当たり前だが、表示されるステップ段数と実際のモーターのトルクはほぼシンクロしているようだ。ノッチ制御のようでギクシャクしそうだが、ノッチの間は加速率と減速率のCV値に従って滑らかに制御してくれる。
思えばあれほど英語に苦戦していた筈だが、当たり前のようにスイスイとCV値の設定、書込をやっているが、PCの自作で英語のインターフェースに慣れている人とか、黎明期PC世代の人とかならキモとなる部分が分かれば、後は簡単だと思われる。

はて、フレンドリーの場合動力用のデコーダーは動力専用で、ライトデコーダーは組み込んでいないので、前照灯とテールライトが点灯しっぱなし。予算がないので、とりあえず消灯スイッチで消灯した。



追記

DCC試運転の様子をアップロード。

ヘッドライトのデコーダーを組み込んでいないのでヘッドライトとテールライトが同時点灯してしまっているが、新車で終電特性も良いためか、1ノッチまで実にスムーズ

2010年9月23日木曜日

秋葉原



今日は友人達と千葉へ墓参に行った後、浅草で一杯やって、その後、秋葉原へ。

で成果は、大多数は友人とトレードしたもの。時代背景が平成5〜15年なので古すぎる昭和の車は昭和のレイアウトを作っている松氏に譲り、変わりに松氏から平成の車を譲り受けた。越後交通バスを作ろうと思ったのだが、ベースとなる車が5台になったので、そろそろ製作に移れそうだ。

浅草で飲みすぎて秋葉原で買い物をするとKATOの総本山の玩具屋加藤までは行けなかったので、秋葉原で物色。 スーパーチーフの日本語マニュアルと動力車用のフレンドリーデコーダーを購入。あとはコレクションシリーズのバラし売りを少々。


実は秋葉原は5年ぶりくらいだが、しばらく来ないと様相が変わってる。前回はメイド喫茶が流行りだした時期に来たと思ったが、メイドが沢山街頭に出ているのはもはや恒例。しかし鉄道模型専門店がこんなにあっただろうか。しかも、製品はともかく中古やパーツ類が物凄い物量。田舎から出てくるとあまりの物量に圧倒され、予め予定を立てて来ないと見当もつかなかった。

2010年9月21日火曜日

試運転

そうだ、デジトラックスのDCCはLOCOアドレスを00に設定するとアナログの車両を動かせるんだと思って、出来ない英語でマニュアルを読んで見ると右側のノブにのみアドレス00を設定できるようである。原理はDCCの交流信号の片側にアナログのPWMの波形を乗せる事でDCCを動作させながらもアナログ車両のモーターを反応させるという、荒業的動作。


で、実験。レールを繋ぎ、アドレスを00に設定。車両を載せて給電。嫌な音がするとは聞いてはいたがレールに電源を投入した瞬間に

「ビィィィッ」

という、いかにもモーターに悪そうな音。

で、ダイヤルをひねっていくと、意外やスムーズな発進。何というのだろう。アナログでは絶対にありえない発進。PWMのステップが変わる毎に音も変化するがVVVFとは程遠い「嫌な音」。KATOのウェブにもアドレス00によるアナログ車両の運転は常用しないようにしてほしい旨、書いてあるので、「とりあえず動かせる」的機能なのだろう。MRCのPRODIGY等モーター負荷の問題や、DCCの反応が鈍くなる等の理由で最初からこのシステムを搭載しないメーカーもある。

なにしろ、気味の悪い音がするので、実験は早々に終了。

早くデコーダーを入手せねば。

DT402

届いた。3週間。発送まで2週間。輸送に1週間だった。
デジトラックスのSuper EMPIRE BUILDER xtra
コマンドステーションは廉価版のDB150ながらスロットルはDT402という上位モデルが付く。DT402はDT400の後継機種で、日本ではまだ売られていないようである。
250USドル。日銀が介入する直前の83円/ドル台の時に決済だったから、まぁ、、、遅れて良かったのか。


、、、で。


ウホッツ。香ばしい端子類。

恐れていた通り、予備知識がなければ電源の投入すらままならない、全く不親切な機器構成。まぁ、こういう端子構造が増設、拡張を容易にしており、デジトラックスの良い面でもあるのであるが。

このセット、米国製品にしてはかなり親切なマニュアルが同梱されているが、もちろん英語。まずは、初心者に非常に失礼なのは、このセットにはあたかも当然のように電源が付属していない。さっきの香ばしい端子盤を見ると左端、POWER INと書かれている端子が2つあるが、意味不明な事に+とも-とも書かれていない。駄目な英語力を駆使してマニュアルを見て、ネットの情報で裏付を取ってみて、どうやら、この機器は12Vから20V(AC)および28V(DC)とあり、ACでもDCでも動くらしい。



さて、ありあわせの材料があったので配線。電源はアマチュア無線機用の安定化電源。泣く子も黙る容量は高出力なHF機も運用できる30A(爆)。電源の容量がデカすぎるので、DB150にブレーカーがついているので、こちらが動作する事はなかろうが、DB150に揃えて、いちおう5Aの管ヒューズを電源ラインに挿入しておいた。

そして、、、恐る恐る電源を投入。ダイヤルをひねり、12Vを印加。


「ピコッ!」

と音がして。POWERランプが点灯し、トラックステータスがOKの点灯。DT402も正常に動作しているようである。


これで一安心。


後はお約束のセッティングの方に入っていく訳だが、いよいよ英語が分からないし、そもそもデコーダーを購入しないといけない。明後日、同窓会で東京に行くのでついでに、ホビーセンターカトーに寄って仕入の予定。在庫があればDB150とDT400(DT402と大して操作は変わらないらしい)の日本語マニュアルを購入できれば良いのだが。

2010年9月19日日曜日

イメチェン


そして、、、こうなった。

青を買って、ボディを黄色く塗って良かったのか、黄色を買ってキャブを青く塗った方が良かったのか。逆だとキャブ周りのマスキングが面倒そうだし、、、。あ、2台の黄色と青をニコイチにして組み合わせればいいのか。箱買いした人は簡単そうだ。もう1台できる逆の色は、、、うなされそうだ。

で。

低キャブ仕様にしてみた。

迫力はずっとスポイルされてしまったが、「何処の駅にも居る」タイプのトップリフターになった。

ま、梯子周りのディティールも悪かったし、大物はリーチスタッカに任せて、とりあえずはこれでヨシかな。



デカール類を貼り付けて。

うっひっひ

だいぶ雰囲気が出てきた


一回り小柄に見えると言っても、大型トラックのキャブ部分と高さや大きさや比べてもらいたい。

「それでもやっぱりデカいよ。」



金具がないから実際には掴めないけど番外編

「やめてーーー!」

コチコチの魚を満載していても大型もチョロいもんですよ。

2010年9月18日土曜日

手すり取り付け、そして、、、



手すりをつけてみた。KATOのコキ200付属のISOタンコンテナを持ち上げてみた。30フィートくらいがバランスがいいかな。20フィートだと可愛いすぎる印象だ。前の写真のキャブの取り付け方は間違っていたようである。どうも、梯子を上って乗り込む、高所にマウントする方法(プロトタイプどうりの35t以上のタイプ)と、低いキャブで、車体にベタにマウントする方法(恐らく24t以下のタイプ)を選べるようでパーツが2つ入っている。貨物駅で圧倒的に多いのは低いキャブの24t以下のタイプ。30tにフルロードされた40フィートのコンテナが荷役可能な35tタイプは大規模ターミナルに少数配置されているようだ。ちなみにリーチスタッカーはその昔、新座と越谷でタンクローリーのピギーバッグに使っていたやつが移動して、東京(タ)と宇都宮(タ)に配置されている模様。
何故かブルーを買ってしまったのでJR貨物色に塗り替えるので、それまでにマウントを決めればいいか。特殊な例だが横浜本牧のように小駅でも大型タイプがいたりするので、レイアウトに置いて不自然という事はないだろうが、どちらのキャブにしようか迷う所だ。

いや、そもそも、時代設定じゃ40フィートコンテナは24tまでで国内では国際規格のフル積載はできなかった時代だろうっ!リーチスタッカなんて、新座でタンクローリーを持ち上げていた時代、、、その辺はまぁ、、、アレでソレで、、、。


で、コンテナで遊んでいたら、前部の手すりを

「ボキッ!」

コンテナを取り付ける時や、スプレッダーを上下させる時、御多分に漏れず、動作が硬いため、無意識に車体を握ってしまうと危険な事この上ない。特に写真のISOタンコンテナはコンテナも枠を折りそうでシビア。

うーーん。

せっかくここまで可動するので、色々と「遊びたい尽くしたい」のであるが、やっぱり手すりを折ってしまうとショック。まぁ、適当な真鍮線で作り直せば良いのだろうが、今後も折りかねない。

トップリフターとリーチスタッカー


コンテナファンの皆様お待たせしました。

もうだいぶ発売が遅れていた商品。実は6月に「購入」したものだが、今日届いた。藤本のNジオ特殊車輌のトップリフターとマルカのザ建機ハイパーコンストラクションのリーチスッタカー。共に6月の発売のはずが、リーチスタッカーは8月。トップリフターは今月までずれこんだ。模型で最近流行の大型コンテナを持ち上げるフォークリフトが不在でなかなか製品化されなかったのだが、とうとう満を持して登場した感。

手すりなどのパーツをまだ取り付けていないダサい姿なのだが、いてもたってもいられず、とりあえずお約束、コンテナを持ち上げさせてみた。


まずはトップリフターから。最初コンテナを両面テープで貼り付けようかなと思ったのだが、ノープロブレムだった。スプレッダーの端が少々歪んで噛めるように上手くできており、1/150サイズの日本型Nスケールのコンテナは無加工で取り付けられるようである。写真はトラックコレクション第7弾のランテックの30フィートコンテナ。輸入品の1/160や1/140のコンテナは、大きすぎて収まらなかったり、スカスカだったり、残念ながらそのままでは無理だった。
20フィートを超えるような、大型のコンテナは通常のフォークを挿すタイプのフォークリフトでは危険なためか、このように隅金具部分を掴んで上から持ち上げるタイプのフォークリフト(=スプレッダー付フォークリフト=トップリフター)が使われる。リーチスタッカーは後述の資格の問題があって、鉄道の現場で普及しているのはトップリフターが多い。


最大の見せ場、40フィート海上コンテナを
「エイヤッ!」
コレクションシリーズのコンテナは輸入品コンテナのようにウェイトが入ってないので軽い。トップリフターの車体後部にはウェイトが仕込んであるみたいで、恐らくこのテのコンテナは持ち上がるように設計されているみたいである。


こちらはマルカのリーチスタッカー。去年より生産が開始されたTCMの45tモデル。こちらも藤本のトップリフターと同じ機構でコンテナを掴めるようになっている。
リーチスタッカーはこのように「奥の」コンテナも取る事ができる。奥のコンテナが取れるだけでなく、スプレッダー部が回転するため、角度調整も容易で、スタックする時や貨車への積載の時の位置決めもリーチスタッカーの方が便利そうな。しかし、昔はその形態から日本においては規制上、フォークリフトではなく、クレーンに分類されるため、資格が簡単なフォークリフトではなく、難しい国家試験が待ち受けるクレーンの資格が必要だったため、なかなか普及しなかった。今では規制緩和でフォークローダー(ショベルローダー)の資格で乗れるようである。鉄道駅では確か宇都宮(タ)にいたはずである。



笑ってしまったのだが、藤本のホイールローダー。新潟だから除雪用にと1台導入したのだが、トップリフターの出来から比べると同じ値段でそりゃねぇだろという大きさと出来具合。写真を見ても一目両全。値段の整合性を取るためか、交換用バケットと、何に使うのか意味が分からないH鋼が2本。多少高くとも箱買いではなく、バラ買いしといて良かったと思った瞬間である。



※追記
2013年4月現在。KATOよりトップリフターと大型フォークリフトが発売されています。  


2010年9月17日金曜日

変化が乏しいので

DCCコントローラーで当面の予算を使い果たした為か。実に話題に乏しい。コマーシャルが変わって出歩かなくなったので、模型ネタ以外に非常に変化に乏しい毎日なので更に話題に乏しい。模型作業は日曜日に数時間と決めているので平日の話題に更に乏しい。

で、レイアウトの資材費にもなかなか予算が回らないので、本レイアウトというか、大レイアウトの線引き作業をしてみた。


6月頃には大筋で、形はできていたのだが、色々と欲張る感情が芽生えてしまい、サイズが8畳を超えてしまったので、流石にこれでは大きすぎで、再検討。後は、書いては気に入らない箇所を消してを繰り返して検討してようやっと6畳に収める目処がついてきた。実はレイアウト製作にあたってこの段階が一番楽しいのかもしれない。
何しろモットーは分割できるという事は前提。これは分割移動式とは別の概念で、生活スタイルが変化した場合に、引越しができないと、レイアウトの廃線リスクな増大する。古い大型美術品でも分割できる物はあちこち移動して展示されたりと、レイアウトも運転の都度設置する方法ではなく、万一の分解、移動が可能な方向で考えている。




さて、だいたいの概要は製作途中にも走行を楽しみたいので、ベースボードを製作して、道床付レール(TOMIX、KATOを併用)を敷設する方向でだいぶ煮詰まってきた。来月頃には一部ベースボードの製作にとりかかれればいいが、レールの購入も限られた予算でつけていくので、ベースボードが完成し、必要なレールの大部分が揃うまで、来年いっぱいかかりそうだ。完成なんて、とてもとても先の話で、、、。

製作手順としては、来年一杯はレールの拡充に力を置いて、シーナリィ作業は漁港レイアウトに注力する体制の予定である。

DCCコントローラーはまだアメリカを出発しない模様。フロリダから輸出拠点まで時間がかかってるのか、空港で止まってるのか、出荷されてから米国内での時間が長すぎる。

2010年9月14日火曜日

模型趣味

発注していたDCCシステムのステータスがやっとShippedに変わり、USPSからメールで荷物のコードが届いてやっとこさ、フロリダを出発。USPSだから、こっからあと5日といった所かな、初めての海外サイトでの通販でなかなか発送されないと不安だったのだが、これでとりあえず最初の一安心。後は荷物が届いてから。中学程度の英語ができれば、海外での通販は大丈夫と聞いたが、中学程度の英語は煙突とアヒルしか取った事がないので、相当不安であったが、国内で買える予算がある訳でもなし、初体験となった。

しかし、国内メーカーさん。まぁ何とかならんものか。

昔、ある友人が

「鉄道趣味はオタクの趣味だ」

と言って聞かないので

「ヨーロッパでは紳士の上品な趣味だ」

と言ったところ

「確かにドイツではそうだ。ただしそれは模型だ。」

と鋭い切り返しをされた事がある。

実物の世界で世界の鉄道先進国と言えばまずはフランスと日本。そしてドイツであるが、模型の世界ではまずはドイツ、そしてアメリカのようである。ドイツの家庭ではレイアウトが置いてあるのが一般的なようであるが、日本では高級品のメルクリンの模型も、質実剛健さから親子で受け継がれるように置いてあるといわれているらしいが日本で言うプラレール的存在か。

海外を知れば面白いよと聞いて、ネット上の世界であるが、ここ数ヶ月覗いてみたのであるが、付け焼刃的知識であるが、やっぱり、質、量ともドイツ模型はイイとか、DCCをはじめとして制御機器は欧州派と米国派に分かれるが、Windows世代では米国製かな、などと思ったり。確かにやっぱり日本模型には無い面白さは満載である。

さて、昨今、Nゲージのセカンドウェーブの到来と、ネットショップの充実で車両とストラクチャーに関しては日本でも満足のいく供給がなされるようになったが、制御システムだけは何とかならないものだろうか。DCCではオプションとしては当たり前に設定されていたワイヤレス機能だが、富井なんぞそれを当然のようにアナログ仕様で出してきた。無論、日本ではアナログでないと売れないからであるが。電話もテレビもデジタルになったのに21世紀にもなって未だにアナログ2線式はなかろう。しっかし、DCCの普及率は低い、友人レベルで話をしても大概の人は

「、、、、。」

という回答。恐らく、あまり必要としていないようだ。それと

「だって売ってねぇんだもん!」

ってのが本音。

2010年9月12日日曜日

レイアウト概要



だいぶ姿が出来てきたので、部屋に持ち込んでストラクチャーを並べてみた。港とその断崖部分から工事を始め、平地部分はベニヤ板むき出しで、造成には手がついていないのであるが、ストラクチャーを並べてみると急に活気ある風景が展開した。



ホームの製作に取り掛かっていないのでイメージがいまいちだが、駅部の線路配置。狭いスペースで2両編成をやりくりするため、結構雑多な配置である。ホームは2両止めると頭がポイントにかかってしまうため、2両編成列車は一旦、踏切を越えて商店の脇まで頭を出してからスイッチバックするという、往年の湯田中駅のようなギミックを組み込んだ。
ループ側にはホームはなく、方渡りを渡って駅に進入する。手前の留置線は左が2両用、中央が1両用。実はいちばん右が本線で大型レイアウト側から外部入力(笑)する場合はここから進入してくる。有効長の関係で外部に接続されていないと電車庫へは出入りできない。2両編成を留置するスペースを作るための変則的配置だが、本線側から駅に侵入しようとする時、ポイント操作を誤ると車庫に激突してしまう。ネットの情報で写真を見たところ、往年の上田交通の車庫がこんな感じだったようではあるが、、、。

以前にも紹介したとおり、ホーム線にはTOMIX仕様のアンカプラーが装備されており、クハ車の切り離しが可能。但し、ループ線はMカプラーを装備した所、2両編成での運転が厳しくなってしまったので、本線からの列車に限られる。本線から2両でやってきて、ホームに入ってDU。そのまま留置線に押し込んで、今度は単行でループ線の運用といった使い方ができそうだ。

ポイントはループ線への方渡りの2機と、2両用の留置線が電動。1両用の留置線と電車庫への出入は手動だが、この2線はディスプレイ的要素と割り切って端折った。(実は手動式ミニポイントセットの処分に困ったからなのだが)

給電方法は現在思案中であるが、複数の動力車の取り回しを考えて、DCCによる全線給電を基本にする予定で、切替でアナログに対応するかは未定。電動ポイントはデコーダー制御にする予定。



電車庫裏に作ったこんなギミック。以前テレビで函館市電の車庫で台車を抜き出している作業を見たので、ふと思って作ってみた検査のために抜き出された台車。町工場のパーツのウィンチを使ってみたのだが、電車庫内で車体をジャッキアップし、台車をこの位置まで転がしてきてウィンチでモーターを抜き出して、横の小屋で保管、修理。モーターを抜いた台車は邪魔だから側線に転がしていって投げておく。うーーんこんなやり方で作業するのか不明だが。こんな狭い車庫ではそうしないと台車をバラせない。いやいや、
「そもそも、この単線車庫は交番検査くらいがせいぜいだろっ」
ていう事まで言っていては、こんな小さいレイアウトでは面白みがない訳で。
なおも食い下がってネットの情報を漁って見てみると、屋外でジャッキアップされ、ウマに乗っている車体とか、抜き出されてゴロゴロしているモーターとか、色んな画像が出てきた。まぁつまり、作業できればなんでもアリみたいである。そもそもその辺の涙ぐましい作業がローカル私鉄の「味」である。
しかし、このままでは外屋が粗末すぎるので、今後の課題としてGMのホーム屋根パーツがあるので、それらを使って屋根を作り直して、外壁をつけるかどうか、、、。



いつも撮影している山と港の風景の反対側はこうなっている。港から細い歩道が上っていき、その上には、角店改造の中華屋兼、船宿。左側は自動車修理工場があり、その奥の細い路地を進むと洋館付住宅と、借家。かなり狭い場所に家を詰め込んだ感じだが、雑多な感じを表現したかった。




駅前の店舗。手前はジオコレの酒屋。看板の酒の銘柄を架空のものから新潟の酒に変更。奥は時計店改喫茶店。新平成街景シリーズ、平成になって改装されたちょっと洒落た店風にしてみた。



各部のクリアランスがギリギリに見えるが、事実。ホントにギリギリ。スーパーミニカーブなので、想像以上に頭を振って道にはみ出して来る。



角店前は自動車とぶつかりそうだし、自動車工場脇の小道も電車が道の上まで頭を大きく振り出してくる。もう、その辺りはギャグ的ギミックとして不自然さは目をつぶる事にした。



最後に以前にも紹介した、お山のギミック。このようにスッポリと外れる。継ぎ目はフォーリッジや岩山の境目で隠蔽。レールクリーニングカーの入線が厳しいので、これで内部で急角度で曲がる狭小トンネルでも心置きなくレールクリーニングが可能だ。

2010年9月9日木曜日

メインビュー

線路を固定したので、久々に列車を走行させてみた。しかし、1ヶ月も放置しておくと、それだけで、通電特性は最悪。クリーナーをつけた綿棒でかなり磨いてみたのだが、通電特性は80点といった所。スーパーミニカーブが介在し、クリーニングカーの入線は困難なので、レールの保守には課題が残りそうだ。



海面の保護シートを一時、外して船などのストラクチャーを配してみた。青い水を湛える静かな掘込港。豊かな深緑。メインとなるこの角度のビューは少づつ形になってきた。

2010年9月8日水曜日

植樹祭

今年の夏は暑い。最高気温が35度を超える日が1ヶ月も続いている。レイアウトの作業場は納屋の片隅でもちろん非冷房なため、レイアウトに近づくのも嫌な1ヶ月だった。



今日は台風の影響で30度にも満たない涼しい1日。やっぱり涼しくなれば作業もしやすい。で、フォーリッジで下草を生やした山に植樹。樹木はもう15年も前に作った古いセクションから抜いたものを使用。銅線を縒ったものにライケンをつけ、パウダーをまぶしたものなのだが、ざっと100本以上在庫している。発泡スチロールの山なので、樹木はブスブス刺してゆくだけの作業なのだが、気持ち、樹木のスケールが小さい気がする。まぁ、山がマンガのような山なので、多少スケールが小さい方がまとまりが良いようだ。



ついでに線路の固定作業。もう線路位置を変更する必要はないと思うので、レイアウト釘で固定。橋梁の上にSLの文鎮が載っている(笑)が、橋梁部はゴム系接着剤で固定し、重しを載せて放置。


はて、発注したDCCシステムは1週間以上ステータスがPendingの状態。まぁ、日本と違ってだいぶユックリしているようだから気長に待つ事にする。