2010年5月17日月曜日

今更感バリバリであるが

やっとレールとパワーパックを投入。実は、少ない予算でレイアウトを優先していたため、肝心のパワーパックもフロア運転用のレールもなかった。

レイアウトは鉄コレ専用と割り切っても、フルサイズの車両たちの舞台がないのは可哀想。今まではレイアウト製作で余った1メートルほどのレールを乾電池のパックで行ったり来たりであったが、ようやくAC電源でしょぼいながら、エンドレスレール上を走れるようになった。

ここで大きな間違いに気づいた方。

そう、レイアウトのレールはファイントラックだったはずがカトーのユニトラックになっているのである。理由は色々だが、将来のDCC化を見越して事。ユニトラックのポイントはDCCに好都合なポイントの非選択、全給電ができるからである。全給電となれば、ユニトラックの欠点、フィーダーが専用レールなのもあまり問題にならなくなってくる。

それではなぜレイアウトはファイントラックなのか。やはり、レイアウトにはユニトラックは道床が厚かったりであまり向かない。その点、ファイントラックは道床が肉薄でレイアウトに馴染みやすいのと、何よりポイントのディテールが良い。

さて、ユニトラックを使ってみた感想。

断然、フロア向きである。


ガッチリした道床は勿論、カキッと小気味よくハマるジョイナーがよい。


しばらく、大人の娯楽の時間。

2010年5月8日土曜日

試運転

レイアウトは発泡スチロールの山とトンネルが出現。まだざっくりだが、車両との隙間等支障がないか確認する必要がある。

車両もクハ車の走行化も完了したので2両による運転ができるようになったので、本格的な試運転が可能となった。
試運転と言っても完成した訳なんかじゃなく、橋梁やトンネルなどのベースが出来たため不都合がないかどうかの走り込み。
走り出して、限界ギリギリか接触するかと思われたトンネルポータルや橋梁の部分はあっさりクリア。
しかし問題はポイント。どうしてもポイントで脱線するのである。本来、対応でないユニットなので負荷がかかっているのは仕方ないが、それにしても脱線が多すぎる。


原因の究明に時間がかかったが、動力車の決まった片側が必ず脱線している事が判明。

車体を外して、台車枠を外して、ようやく、車輪に左右のブレがあるのを発見。集電板の押さえが開いていて車軸のブレを生じているのを発見した。元々、建て付けが悪いのか、スーパーミニを走って開いたのかは不明で
あるがこの部分を締めてやったら、改善した。

もうひとつは、カプラーの建て付け精度が悪い。そもそも、クハとモハで高さが合わない。これは応急として、モハ側を微妙に浮かせて対処した。

参ったなぁ。鉄コレだから、こんなもんか

2010年5月7日金曜日

EF81の修理

10年以上前の学園祭での運転で破損し、中断中、破損したままになっていたEF81の修理が完了した。

車両は96年頃のKATOのモデル。銀河モデルのEF81用のグレードアップパーツが組まれているが、破損多数。破損箇所は、
空気碍管両側紛失。ブレーキホース破損1本。スカートステップ破損1箇所。

まず空気碍管はパンタグラフごとKATOのパーツに交換。但し、碍子が銀河に交換されているので、パンタグラフの碍子のモールドをアートナイフ削って取り付け。パンタグラフ台まで削ってしまうとアウトなのでなかなかシビアな作業。

続いてスカートステップ。これは純正のスカートと一体で作られているものが欠けてしまった。銀河のパーツに交換するが、銀河のパーツはエッチングでステップの網目まで再現されているので、思い切って4箇所全てを切断。エッチングのパーツはあらかじめ折り曲げて形を整えて、塗装の上、スカート裏側からに瞬間接着剤で接着。

厄介だったのはブレーキホース。根元からポッキリ折れ、芯がスカートの中に残っているのだが、この芯が接着剤が効いていて抜けない。ムリクリ抜こうとしてツルって他のパーツを壊してもつまらないので、真下に新しい穴を開けてしまった。ブレーキホース上部には一応、栓が表現されているので取り付けてしまえばあまり違和感なかった。


さて、完成。後はヘッドライトが点灯しないのを修理しないといけないのだが、これはLEDを悪さする予定なので、点灯しないならしないで、そのままにしておく。

ボディを組んで、、はて、、どちらが第一エンドか分からなくなってるぞ(爆)

2010年5月2日日曜日

レイアウトのテーマ




ここまで進めた事で、今回のレイアウトや車両収集のテーマ。

場所は新潟県。海岸部あり山間地あり


1990年代中頃。昭和が取り残されたような街並。


とするとちょっと待てと言われるかもしれない。越後交通なんて昭和も1970年代にはすでに旅客営業を止めているしEF58の35は上越新幹線開業の頃に廃車されているはずだ。


そう、今回のレイアウトはこの両者が1990年代まで残っているという虚構に基づいている。越後交通ではその間に小田急から何か入線しているだろうし、58にはATS‐Pが装備されていたり。小生にとって模型とはリアリティの追求と虚構で遊ぶ事の二本立て。地域と時代を限定してリアリティを追求して車両を集めるのも楽しいのであるが、虚構を入れる事によって車両収集の楽しみが増すのである。


さて、ここまで話して気づいたと思われるが、16メートル級以下しか走れないレイアウトを作っているのに、次々に本線系の大型車両が出てきている。実はこの小さなレイアウトには上越線や信越線と連携した、もっと大きな。続編が計画されている。

とはいえ予定は未定。着手せずにフロアー運転になる可能性もある。あくまで数年がかりの壮大な計画。まずは簡単に持ち運べ、どこでも遊べる。鉄コレ小型車向けのミニレイアウトの製作から。