2010年3月31日水曜日

カーコレとトミカ

最近、イオンに行くとジョーシンでついつい買ってしまうカーコレクション。

このシリーズの石油タンクローリーが欲しいのだが、出てきたのは、化成品輸送車とミルクローリー。しかもミルクローリーは2台目。おかしいなぁ、こいつらの方がラインナップからするとマイナーなはずなのに。ミルクローリーは2台も要らないので1台は息子にあげてしまった。

ここで面白い事に気づいた。写真はNサイズだから150分の1のミルクローリーと、140分の1のトミカ。僅かなスケールの違いにしては全高が違い過ぎる。実物を忠実にトレースしたカーコレはどことなくキャシャな感じに対し、トミカは特徴をつかみつつドッシリしたデザイン。トミカは全長ベースにスケールを表示しているが、実際にはだいぶデフォルメしてあるようだ。

2010年3月30日火曜日

プロトタイプ

コマーシャルが変わって何が変わったかって、地元に缶詰になってしまった。毎日がハンドルを握る仕事だと、日々、方々へ行き、
「あっちの方では桜が咲き出したけどあそこは山の上の方だからまだ1週間は先だね。」
などと知らず知らずのうちに四季の移ろいを感じていたが。ふと思うと、完全に閉塞された感じがする。目下の楽しみは数千円の予算しかない鉄道模型。それはそれで楽しいのだが。

能登、北陸の廃止で「撮り鉄」が騒がれているが、そもそも鉄道趣味は、「撮り鉄」、「乗り鉄」そして「模型鉄」が3本柱。余談だが、欧州では紳士の趣味として「模型鉄」がメジャー。ホラ、銀座天賞堂の主たる商品は宝飾品と高級な鉄道模型。

それはともかく、模型は想像力と表現力がモノを言う世界。ベース板とストラクチャーが数個しかまだ揃っていないが、過去に撮影した膨大な量の写真を引っ張り出しては睨めっこしている。乗り鉄的趣味は必要だし、撮り鉄的技術は必要になってくる。こう見ると鉄道趣味は「総合力」である。





過去に撮影していた蒲原鉄道、村松駅でのショット、マッチ箱のような車両、ボロい木造の電車庫。小さくデフォルメしていくとイメージが沸いてくる(下)



ジオコレの木造の電車庫に工場Aのパーツを組み合わせて作った電車庫。何となく上の写真の雰囲気が臭う。

2010年3月29日月曜日

鉄道模型のテーマ


鉄道模型をやるのにテーマというものって重要である。

ここまで揃うと、自分でもニヤニヤとしてしまう。ここ10年、新車(笑)の導入がないので、どれもこれも学生時代に購入した車両ばかりであるが、たまにこうして引っ張り出して、並べてみたりしている。時代設定で行くと1990年代後半であろうか。東北地区、しかも気動車ばかりをイメージして集めた。

ううん。そして現在は新潟。これら手持ちの車両とは新津や村上あたりで微妙な接点はあるけど。時代設定と車両にいちおうの区切りがついて飽きた感じもあるので、新潟を基準に車両を集め初めても面白いかもしれない。

2010年3月22日月曜日

カッサダムをバックにカシャッ

去年は行けなかった毎年恒例のS氏とのスキー企画。実は1月より企画していたが、予定が合わず、彼岸までズレ込んでしまった。彼岸になると小生、コマーシャルが忙しいのであるが、最低でも年に一度は滑りに行きたいという願望から、予定をなんとかつけて決行。 この時期になると雪質を求め、標高の高い場所へ。手頃な場所となると、かぐらは非常に良い。

さて、小生、愛用の板は10年使い、いい加減古臭くなったエクストリームカーブ。長さ140という、ショートスキーと一般的なカービンクスキーの中間的な板であるが最近はめっきり見なくなった。新しいカービンクスキーやボートまで持っていたが、結局この古い板が面白い。

特徴は回頭性は良いが、直進安定性は悪いという短い板の一般的評価。かといって一般的な板並にスピードは出る。
高速域でカッターナイフで切ったような連続ターンが決まった時の爽快感といったら病みつきである。ちなみにストックは使わないスタイルの板。

高速域ではピーキーなので破綻すると転倒も派手。左肘が脱臼して完全に抜ける大怪我をした事があるが、懲りていないようである。
もっとも年に一度行くくらいではなかなか感覚が戻らないので無茶をするようなスピードは出せないのだが。

2010年3月18日木曜日

ジオコレ



暫くぶりであるが、その間の成果。

ジオコレの建物2代。角店改造、新庄駅前の某食堂。酒屋改松井酒店。

 模型を再開するきっかけとなったのが鉄コレと並んでこのジオコレシリーズ。鉄道模型のストラクチャーが、非常に安価で、実感の良いものが手に入るようになった。昔、ストラクチャーと言えば小さな建物でも1000円以上するものがほとんどで、グリーンマックスのキットを買っても塗装代などを含めるとかえって高額だった。ところがコレはどうであろう。ベーシックなものはだいたい500円くらいから。子供のトミカを買うようなノリで購入できる。
 しかもキットとはいえ、塗装済み。何が良いって模型のストラクチャー特有の綺麗すぎる雰囲気はなく、褪せた塗装や剥がれかかったトタン、落ちそうな手すりなど、ウェザリング、いわゆる「ボロ化」がほどこされている。中国製で、金型がいい加減とか、建てつけが悪いとか、塗装がいい加減とかいう評価も多いが、今までと全く違った視点で商品化されているのは非常に良い。鉄これ同様、多くを求めない、値段なりなら、これで十分と小生は思っている。

 さて小加工を施してみたのであるが、ちょっといじるとだいぶオリジナリティ溢れた雰囲気に変わる。食堂の方は、照明付きの看板を実物の写真を元にレタッチし、サイズを合わせて作成。暖簾はグラフィックソフトで描いた。酒屋は酒の銘柄を新潟の酒に変更。実際の所この2銘柄をこのような看板にしている所はあまり見かけないが、雰囲気は出る。ホーロー看板の類も写真から引き出し、サイズを調整。貼付ける。これらは写真用のL版の光沢紙に印刷した。キレイなのはもちろん、用紙のサイズが小さいからA4版とくらべて無駄が少ないし、そのままでも切抜いて自立する。食堂の看板は折曲げただけで出来ているが強度は大丈夫なようである。自販機はネットで見つけたキットをダウンロードして組立。そのまま組み立てたので、写真用紙のため、折目の白いスジが出てしまっているが、これは塗らないと駄目かもしれない。

さて、肝心の本体の方であるが、高価なポイントの購入資金等が不足しているため、手付かずの状態。それでもいくつか揃ったストラクチャーを並べて、全体の雰囲気、構成などがだいたい決まった。来月には、レールが全部揃い、ベースへの固定作業に入る予定である。月額で「万単位の金はかけない」のポリシーの元やってるので、あくまでもスローペース。




こちらは駅舎、高速バスや佐渡へのフェリーの看板を掲出。いつの間にか鉄道会社は越後交通に、駅名も寺泊海水浴駅になってしまっている。海水浴駅周辺はこんなんじゃなかっただろうし、そもそも旅客鉄道線は平成まで残っていなかったが、かつて存在した実物の雰囲気を残した架空の鉄道というセッティング。

あ、ちなみに時代セッティングは現代の車両やストラクチャーを使いたいという要望から、1990年代前半から中盤というセッティング。あの、新潟交通や蒲原鉄道の記事を書いた時代である。