2013年2月25日月曜日

鉄道模型 カプラー論

 鉄道模型において、意見、興味が分かれる部分ってカプラーであると思う。Nゲージの標準はアーノルトカプラーと決められているものの、各社、独自の規格の「リアルな形状の」しかもボディマウントのカプラーを採用しつつある。一方で汎用性の求められる貨車などを中心にアーノルトカプラーが標準装備というのも事実である。

 KATOの場合、カトー、ナックル、マグネマッティクの自動連結器の形をした3種類のカプラーは自動解放機構はともかく、相互に連結が可能。しかし、相手がTOMIXの自連型TNだったりするとアウトである。何かと迷うカプラーであるが、買った段階で既にボディマウントされている場合もあるので、小生の場合、同種編成単位で組む、場合装着されているボディマウントカプラー。電車の場合、正面はダミーでも良いが、客車の場合は一端をアーノルトにする。気動車は昔に揃えた関係でカトーカプラーになっているが。キハ100系は購入時の密連型意外無理。まぁ、この辺も編成単位。問題は機関車であるが、正面に出る側をナックルおよび旧型車はカトー。連結面はアーノルトカプラーとして汎用性を確保している。

 しかし、リアルなカプラーは脱線した時が面倒である。アーノルトカプラーは脱線した車両だけを外して、復旧させて、再度連結といった作業が簡単であるが、リアルなカプラーはカトーカプラー系が割とラフな意外は、「編成ごとずっこける」傾向が強いようで、脱線した時の復旧が面倒である。小生は走行安定性第一なので、編成中間に入る車両のカプラーをあえて換装する事はない。連結面間隔云々も、縮めると確かにリアルであるが、これまた、急カーブやポイントでご機嫌を損ねたりするので、広いままの方が安定しているので目をつぶってる。



これぞ極み。KATOのEF64長岡仕様。ナックルカプラーと密連型の双頭で実際に連結できる。リアル過ぎる。まぁ、これにより、ボディマウントの密連型しか装備しない電車とも連結できて、配給列車も再現できるのであるが。




ヘッドマークがずっこけているのは勘弁してもらうとしてww。反対側はアーノルトとして汎用性を確保。こちら側を正面に運転せざるを得ない場合もあるのであるが、小生の場合、そこまで気にしない。そもそもアーノルトカプラーは「大昔」、下側の突起を下から突くと自動解放するというのがウリだったはずなのである。ン十年前の昔は機械的に解放するレールが売られていたようであるが、今、「この形」のカプラーで自動解放機能を持つものはTOMIXの電磁解放のMカプラーしか存在しない。











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