2013年11月14日木曜日

マイクアンプ


先日購入した、音創り研究会のKENWOOD用のハーネスは売り切れてしまったようだ。意外と音創りに興味のある人って多いんだなって思う所である。音創り研究会のHPもに色々なマイクの音が出ていたので一通り聞いてみたのだが「う~~~~一長一短」これは好みの問題なだなぁというのが本音であった。

小生、高校時代放送部にいたのであるが、メインマイクはSONYの「C-38」いわゆるサンパチマイクというやつである。昔の放送局の標準的なコンデンサーマイク。よくNHKの漫才番組でスタンドに立っているアレである。(かなり高いマイクなんだよね)。ただ、モニタリングしてる限り。いい音が出るか否かはアナウンサーの実力に関わる部分が多い。日々の鍛錬と、発声練習なしでは、綺麗な音にはならない。いいマイクを使えば、いい音が出るっていうのならばアナウンサーは要らない。っていう小生は発声練習とかアナウンストレーニングは大嫌いで、そんな事やるなら退部するくらいの勢いであったが。だがHAMはどうしようもないなぁ、自分で発声するしかないですもんね、当然。マイク性能ももちろん大事だが、声の出し方と、マイクへの入力の仕方で安いマイクでも、かなり変ってくる。あぁ、音創りのための発声練習、やりたくねェ。

我々HAM用マイクとしてはどういうマイクが適しているのか、いずれ、高級マイクは欲しくなりそうだが、とりあえず、現在は安っい「宅レコ」エントリーモデルを使用。可も無く不可があり、まぁ、安いからねというインプレの品物。

マイクはaudio-technicaのPRO-100。ボーカルマイク。ナレーション調からパイル時の怒鳴り声まで、対応できるので、ボーカルマイクならシチュエーションが似ている。安いこの手のマイクではSHUREの58マイクが定番のようであるが、まぁ、同じようなインプレであり。


増幅と分配はPHONICのMU1722X。これまた可もなければ不可のあるミキサーで、まぁ、とりあえず使えるといったシロモノ。これら機器はビデオ編集用に必要だと思い、放送部時代を思い出し、一番コストパフォーマンスの安っいものをチョイスしたのであった。まぁ、ナレーターがショボいのだし稼働率も低いし、こんなもんでいいだろう的に購入した。

まさか、HAM用として毎日のように使うようになるとは全く想定していなかった。ただ、せっかく持っているのに勿体無いので無線機に繋いで使ってる。



AF入力前の音はこんな感じである。実際の地声に近いかなりリニアな音質である。イコライジングでは3段しかないショボイイコライザーであるが、低域を少し上げ、高域を微妙に絞ってある。オペレーターの発声次第ではどうにでもなるレベルと感じる。



実際の相手方から聞いたSSB変調。聞いてる限りビビリ振動はなかったのだが、ちょいRECレベルを上げすぎたとの事であるが、なるほど、全域でピークってしまっている。ちょいレベルを下げみると、元々高級機で得たノイズの少ない信号からポータブル機のスピーカーら出たような音が再現できた。むしろ、この音で聞いてる人の方が多いのではないのだろうか。

マイクアンプは現在ミキサー内臓のソリッドステートタイプを使っているが、コレを真空管に変えるとまた、音質が変るらしい。う~~ん。音創り研究会のキットは、もう売ってないらしいし、自分で回路を考えるにも小生には難しい、しかし、見つけました。



べリンガーの真空管マイクアンプ。インプレを見ると、雑音が多いだの何だのと、酷評されているが、安い。真空管も12AX7という販売価格で900円くらいの安っい中国球のようである。アンプ本体が安いので、皆さん、球を交換して楽しんでらっしゃるようで。

音創り研究会のハーネスもそうであるが、自作しようとして、自分でパーツを探してもこのクオリティで3000円では揃わない。どうもドイツ設計の中国製らしいが、在庫が余剰なのか、9000円くらいの定価の所1/3くらいで出ている。シャレで買える値段なので、サウンドハウス直で、1つ注文。これで、ファンタム電源も使えるのだから、色々なマイクに対応できる。

さて、、、、どうなるか。





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