2013年6月20日木曜日

CHA-250BX II



局免が届くまで間に合ったカナ。当初予算では、FT-2000がD型だったのであるが、D型としなかった為、余った予算で買ったコメットのCHA-250BX IIを上げてみた。

もう嫌だ、高いところ嫌い、滑って安全帯が働くは、震災で壊れかけの建物なので瓦を割るわで、散々。31.8mmφの鋼管を軒先ベースを貫通させて使い、貫通した先は1階の「おろし」部分の屋根にフレキシブル台座で着地して受ける格好である。上下方向の加重を屋根が受け、前後左右方向を軒先ベースで受けている。それでも不安なので、支線を、1方向はダイポールと給電線。もう2方向をワイヤー線で取る事にした。

ワイヤーは農家ならご存知。泣く子も黙る「マイカ線」(爆)。ハウスのビニール張りと思えば手馴れたものである。ナイロンの編線をビニール被覆した独特の線なのであるが、微妙に伸縮するのがミソ。ターンバックルを使わなくても意外とテンションがかかる。数週間したらまた引っ張ってテンションかければ、そこそこ強いというのは、ハウスの台風対策で実証済み。まぁ、八木が上がってる訳ではないし、万一、倒れる方向の建造物のダメージも、いちおう計算し、これでヨシとした。

しかしCHA-250BX IIは垂直アンテナとしては長い。昔、流行した、VU帯の多段コーリニアより長いんじゃねぇべか。しかもアルミ製で軽く3Kgなので、一人でも設営できると聞いていたのでやってみたら、怖いのなんのって、屋根端なので落ちたら先は崖なので決死の思いでポールに挿入。

ふぅぅぅ。まぁ、軒先ベースとはいえ、貫通で使ったのと支線を張ったので、多分大丈夫だと思われるが、アンテナ本体が台風で折れやしないかが不安。買ってから知ったのであるが、アンテナ中ほどに支線を張れるステー受けのプラスチックがついている。ステー取り付け部があると知るとステー無しでは不安になるが、ネットで見る限り先輩諸氏のアンテナも自立で耐えているようなので、とりあえず、アンテナ基部までを補強し、アンテナ自体は自立とした。

それから耐入力は250W SSBでしたね。訂正。しかし、という事はCWではどれくらいか、まぁ、誤差が出るので、オーバーロード分も含めると、CW200Wを長時間やるのは怖いかね。今売ってるのはII型と称する、マッチング部分が黒色で、放熱フィンがついているタイプのアンテナである。旧製品は長時間CWを打つとここの部分が熱を持ってダレて来るのが問題だったようであるが、どの程度改善されたのかは不明であるが、II型になって改良されている。

OM諸氏のインプレを聞く限り、とりあえずQRVできるアンテナと思った方が良いようである。長さ7メートル程のエレメントにどういう仕組みかは分からないのであるが、まぁATUでマッチングをとったかのようになる給電部分がついており、不思議な事にSWRは全バンドでしっかりと落ちている。ワイヤーアンテナにチューナーの原理に似ているのであろうか?しかもノンラジアルと来た。電気的には地面から浮いている。しかしながら全く駄目という事はなく、DX通信にも使えるようで。何しろ調整不要のマルチバンドである。あまりハリ鼠のようにアンテナを建てると家族の目が(というかだいぶはり鼠化してきてはいるが)あるので、今シーズンはこれで行きますワ。


震災でダメージを受けているので怖いボロ家屋のサイドに貫通したアンテナベースで設置。3方向支線とした。全長7mかなり長く見える。やはり、2人で建てた方が安全だった。しかし、まだローカルさんいないし。







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