2013年1月24日木曜日

コマジェ大破

マジェスティ125が大破しました。
出勤途中、武蔵水路沿いの県道を走行中。水路工事で道路が付け替えになっていて、しかもS字という「最悪な」地点に進入。付替道路に入ったため、中央線がわかりづらいのと、ダンプが落とす砂が浮いているので、慎重に操作して左、右、左の3連続カーブの2つ目に差し掛かった時、左の一時停止の道路から乗用車がニョッキリ顔を出して、左折来ました。右コーナーだったので、視線は右に移動しているものの、存在は見えていたのですが。まさかの前方への出現。右車線に逃げれば退避できますが、工事現場の柵で見通しの悪いS字の途中で、センターラインを割れば、正面衝突の危険は避けられず、フルブレーキをかければ浮いた砂で転倒。どうしようか考えてる間はほんの1秒位。センターラインギリギリに進路変更するのが限度で、相手が左折だったので、相手の車が60度くらい曲がった所で、相手の車の右前部にヒット!
 自分は対向車線に投げ出され、20m位滑走。コマジェは自分の後方右斜めに射出され、武蔵水路の工事現場に突入。左側を下に転倒し、工事鉄板の継ぎ目をバンプしながら滑走して行きました。
 自分は路面に投げ出された状態で、動けず。とりえあえず、工事の警備員がいてくれたのと、通りがかったバイクの人が助けてくれたので、体を動かすとまずいので、路上に横たわったまま。道路を封鎖して、片側交互通行にしてくれました。勿論、救急搬送。ER送りです。まぁ、緊急の精密検査の結果、骨に損傷は無し。造影剤を投入したCTスキャンも行い内臓破裂等の損傷はないしと。幸い。足を折る等の「重傷」に当たる怪我にはなりませんでした。全身を強く打った全身打撲。と至る所の擦り傷。これは痛い。事故後しばらくは気が張っていて痛くなかったのですが、このブログを書いている今。「猛烈に痛い。」鎮痛剤の座薬を入れて、なんとか落ち着いてきた所です。まぁ、見通しの悪いS字の対向車線に投げ出されているので、命があっただけ良かったというか。

困ったのはコマジェ。レッカーされたら費用がたまらんと、会社の若い衆に頼んだら、部長と若い衆が「4tで(笑)」引取りにいってくれて、職場に置いておいてくれたのですが、見るも無残な状況。前輪は先に逃げていたので無事っぽいのですが、前輪の左側から後ろのカウルが車と摺れて、ソックリ大破。左を下に滑走したので、左側はバキバキです。トランクルームまで見え、中に入っていた弁当がゴシャゴシャになっていました。不思議と、曲がってしまったと思った、バーハンはウェイトに傷もなく、綺麗。マフラーは右についていたので無傷でした。損傷はフロントフォークやスイングアームが無事ならカウル類の外装だけといった感じなのですが。工事の人と、通りかかったバイクの方がスタンドを立ててくれたようなのですが、横倒しになった状態でどれだけエンジンがかかっていたかも疑問でオイルが下がった状態で長時間回転していたらエンジン損傷かもしれません。

もはや、左側面をそっくり取られたので大破に近いのですが、相手がいる事で自爆じゃないので、「名目上でも」修理せねばならない。しかもこちらが圧倒的に有利なので、修理には出したい。しかし、ヤマハといえど、輸入車の性。行く店、行く店に断られ、一番態度が悪かったのが、正規ディーラーの「YSP」

「うちは正規代理店なので、得体の知れない、ヤマハでも「平行モノは」入庫させられません。部品の供給も怪しいし、うちは販売の話があった時に断っている経緯もあるので、マジェスティでも125ccに関しては受け付けられません。」

凄く冷たい対応。結局、運送部門の配車係の方がバイク好きなので、何件か心当たりのショップがあたってもらったりして探した結果、近所のアップルでマジェスティ125ccの中古の販売とメンテをやってるという事で何とか、入庫させてもらえました。

しかし、結果は、「多分全損だねぇ」。無事に見えた前輪もフォークを変えないと駄目っぽそうで、その時点で時価を上回ってアウト。配車係も言ってたのですが、原付は「フロントやったら終わり」のようです。フロントから押して、メインフレームも曲がってる可能性があり、まぁ、常識的にそこまで治しません。

「全損金元手にこれよりいい中古買いませんか?」

それが目的か!

まぁ、どんだけ時価を出してくれるか期待できないですが。せいぜい5万くらいってのがバイク屋のだいたいの予測。「なるべく頑張ります」とは言ってたものの「その頑張ります」は「新しいバイク買ってちょ」でしょ、、、。はぁぁぁ。確かにかなりの怪我をしてるので、慰謝料を足せば新しいコマジェは来るとは思いますが、事故して得はないですねぇ。






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