2013年5月30日木曜日

KATO 181系100番台 「とき・あずさ」 10-1147/10-1148

新潟レイアウト(車両紹介編)電車・気動車

KATO 10-1147/10-1148

181系100番台

2013年5月購入


予約していた181系が到着した。なんだか、レイアウトの時代背景を無視して買ったからかなぁ、新幹線程の感慨はないのであるが。しかしながら、時代背景云々を別にして、新潟のレイアウトと設定してこの列車を買わないテはないのである。

セット内容は最近のKATOにありがちな、リーズナブルながら質実剛健な出来具合である。時代設定はグリーン車がモロの電動車ユニットとなり、食堂車が連結されるやや古い設定。


(実車紹介)
181系はこだま型151系をベースとしたボンネット型先頭車の特急車両である。151系から改造された0番台と新製された100番台があるが、100番台は新製されたグループ。151系からの変更点は「あずさ」、「とき」の運用に入るため、勾配線区に備えてモーター出力を増大したのと、勾配抑速ブレーキが搭載された。ボンネット前淵の赤帯は勾配線区対応車の目印である。その他、中央線の狭小トンネル対策として、運転席上のヘッドライトが撤去されているのは183系シリーズでも馴染み特徴である。

1978年から投入された箱型分散型のAU13ENクーラーが特徴のサロ181はサロ481を基本構造として新製または改造された。(2両サロ481があれば晩年の姿が再現できそうである。方向幕はサロにのみついていた)。他車が廃車後もサロは車齢が若かったのと485系ベースだったため、113系G車に改造されたり、485系の先頭車化のタネ車となった。現存する車両もある。原型をある程度留めているのは勝田にクハ481-1501となっている車両。フレームや機器のみの使用で姿形は変わってしまったが、「ニューなのはな」や「リゾートやまどり」の先頭車の一部も大元のタネ車はサロ181である。

(当レイアウトでの設定)
これは、新潟ゆかりの列車という事で、有無を言わさずの導入となった。設定と言われると非常に難しい。動態保存車とするにも、現実世界で、これだけ長い編成の電車の編成単位での保存車というのはないし。グリーン車の電動車ユニットや食堂車は早期に引退している。まぁ、レイアウトのメモリアル的存在の列車であろう。


クハ181は両端の107号と106号で車番が分けられている
運転席横のバックミラーが再現されているのがチャームポイント



グリーン車は電動車。モロのユニットとなる古い時代設定。



増結セットには食堂車、サシと、付随車、サハがついてきて
あとはMM'ユニットが2組という構成




車両は古いが新規性作品である。ボディーマウントの蜜連カプラー
そしてDCCフレンドリーである。モーター車の床下機器を外すと
デコーダーを差し込む箇所が出現する最近のパターン構成



先頭車も勿論ヘッドライトテールライトデコーダーを差し込めるようになっている
常点灯基盤組み込みのTOMIXに対し、これはもう対抗するKATOのお約束である。



上越国境をモーター音を響かせながら越えて来た
万人が魅了された過去の名シーンである。


絵入りヘッドマークの晩年の姿を再現するにはサロ181-1100番台を2両組み込めば良い。これは実質サロ481の後期型と同じである。上越新幹線の開業が決っていたから、サロ481と同設計とする事で緊急的に投入され、他の181系が廃車になった後もサロ181-1100だけは各種改造タネ車にされて現在も籍のある車両すらある。まだ市場に出ているようなので、手に入れれば晩年の姿も再現できる。







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