2010年1月2日土曜日

ミキサー

正月なので書斎の整理をしていたのであるが押し入れからミキサーを発掘した。随分前に購入したものであるがあまり日の目をみる事なく押し入れの肥やしとなっていたものである。

高校の放送部時代、音楽を聞くには、アンプ、ミキサーと電源を入れ、CDプレイヤーにディスクを挿入、ミキサーのスライダーを操作すると、調整室のモニタリング用のスピーカーから音楽が流れ出す。

当時のアナログのテープ式のビデオ編集機では編集作業も音入れはミキサーなしでは始まらない。
雑多な調整室でミキサーを介して流れる音楽を聞きながら編集卓にダラァーっと座り、イメージを考えるっていうのがクリエイティブな人っぽく、格好いいなどと思っていたものだった。ミキサーの、あのスイッチがゴテゴテついている質感がたまらない。

そんな思いから10チャンネルのショッパいミキサーを買った訳だが、どんなにショッパいミキサーでも机の上にあると、やはり、素人目にはギョッとする書斎になる。しかし、最近の小生の用途程度のデジタルの編集では、外付のUSB音源ひとつで事足りてしまう。ミキサーは滅多にないナレーションを入れる時などにマイクにファントム電源を供給する以外に使い道なく、普段はただの飾り。机に上にあると格好いいなぁなどと横縞な目的で購入したものの、音楽をやる訳でもなければ、デジタルの時代にアナログのミキサーは実に肩身が狭い。


久々に引っ張りだしてみたものの、、、やっぱりこれは自分のスタイルではマイク以外、使い道ないのぉ、、

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