ラベル 430MHzK1FO の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 430MHzK1FO の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年8月28日日曜日

430伝搬実験夏の部 2016

随分と更新が滞ってしまったが。急なコマーシャルベース移転の関係で、ワサワサしていて、気づけば、春の430MHzFM伝搬実験から夏の伝搬実験まで、かかってしまった。今度のコマーシャルは不定休のため、異動したてで、落ち着かないうちはなかなか、自分勝手な休みは出しずらく。

しかし、ラッキーな事に伝搬実験の日となっていた8月28(日)は休みであった。無線関係の品物はいちおう引っ越し荷物に入れておいたし、邪魔なアンテナ類もなんとか収納しておいたのであるが、果たして、ほぼぶっつけ本番で、欠品なしでアンテナが上がるかどうか。大いに不安があるが、来年以降、不定休のままであれば、次回の参加がいつかも分からないので、とにかく、今回は可能なら何とか出ようとエントリーしてみた。

果たして、仕事明けの8月27(土)の夜は無理だったもの28日の朝は何とかゴリ押しで間に合った。資材に関しては、一度組んでいる余裕はなかったので、チェックリストを作って、一発本番で、設営したので、大きな忘れ物はなかったのだが。マイナーな所でIC-7100と安定化電源を繋ぐケーブルを忘れてしまった。そこは、もう、被覆を剥いて、カラげて接続するしかない。そうやって何とか、設営は完了。その時点で、28日のスターティングタイムは回っており、ともあれ、エントリーされている0チームのスケジュールを探す。



設営された25エレK1FOのスタック。前回の渡良瀬バージョンと大きく変わっていないが、直下のプリアンプが、埼玉の固定局をバラして発生した。川越無線のものに変えてある。給電部にビニールが被っているのは、設営時は小雨が降っていたので、防水としてある。実はK1FOの給電部はまだ完全調整に不安があるため、シリコンで防水してないため、雨に濡れてしまうとSWRが上がってリグのパワー制御が働いてパワーが入ってゆかなくなる。かなり見栄えは悪いが、コンビニ袋を被せるという手法がかなり確実。(これは渡良瀬チームOM直伝の技)

本来であれば、もっと高い所の山に登ればよかったのであるが。小諸市の御牧ケ原の丘の上の大きな溜池の上からのQRVとなった。ここは、周囲の山と絶妙な距離であり、0エリアの割には展望が開けている個所。溜池の向こうには消防か警察か、業務無線のレピーター塔も見え、界隈の電波中継にはもってこいの場所=山との離距離が程々でUHFのDXには脈がある。標高は800m程。

.....とお得意のPC解析をしている時間もなく、ただ1度だけ、通りがかって、覗いたことがあるというだけで、やってきて設営してしまった。

さて、実際設営して波を出してみて分かった、泣き所は、同じ0チームが飯綱のJA0MRW氏と粟島浦のJG11NXV/0局であり、お互いに大きな盾のような山が立ちはだかっていて、MCが取れないという悪条件、、、、orz。これは最後まで、響いた大きな弱点となってしまった。

しかし、リザルトとしては。2エリア三重、7エリア耶麻郡といったところ。3エリア東近江はよく聞こえていたのであるが、こちらから飛ばず。予想では坊主も覚悟したが、山の上ではなかったのに、よく飛んだという印象。

川越のプリに変えてから、予想道理というか、耳は良くなったのだが、今度は、パワーが足らなくて全然飛んでいかない感覚に陥ってしまった。何しろ聞こえてはいるのだが。QROは絶対しないというポリシーの元、あと2本制作ってのが目標であるが。今年の冬の課題かな、、、。

交信リスト

JA0MRW(MC局。交信可能であるものの同じ県内なのにMCとの通信が厳しい。)

JF2BKA/2
JR2UBW/2
JS2QIK/2
JG3UJH/2

JP1ESV/7
JI1GLP/7
7N4HJF/7

JK8OTL/1
JN1AQG/1
JN1JFQ/1
JE1CRG/1


交信ならず....

JG1NXV/0 >粟島浦村、、、取れなかった。
JL3CXJ東近江>コールサインもはっきり聞き取れ、クリアに入感するもこちらから飛ばず
JE9VWK/9 >厳しいながら、浮くと聞こえるもののやはりこちらから飛ばず

以上、我がホームチーム!?の渡良瀬グループとは当たり前といえば当たり前であるが、安定の交信であった。浅間山が程よい距離に見えていたので当然といえば当然であるが。

あとは2の奥、三重県と、7は耶麻郡。

やっつけ設備で出た割にはまぁまぁというか。あぁ、アンテナがちゃんと動作してるんだなぁ、、、と。今回は出られれば奇跡みたいな内容であったから。2の奥と7ができたから。とりあえず満足。引っ越しで機材を大きく破損はしなかったようだ。

次回はメンテナンスをして、、、もう2本作るための道具の引越が終わってないので、来年の伝搬には2×2になっているか否かは、怪しい所だが、間に合わなかったら間に合わなかったで、現在好調の25エレ、スタックVerの限界に挑戦するのもいいかもしれない。

0各局。準備不足と、ロケが悪く、大変なスケジュール運用となってしまいまして。申し訳ございませんでした。

1N各局。今回エリア移転という事で、こちらの準備不足を助けていただきましてありがとうございました。何とかQRVにこぎつけました。

、、、という事で、すったもんだで、滑り込み的に参加できた伝搬実験であるが。さて、次回は0の山ロケを探すか、休みを取って1Nに参加して、技術の修行に行くか、まだ半年以上先、次のシーズンの話なので予定は未定であるが、何とか都合をつけて参加したいものである。



今回の秘密兵器。引っ越し中に見つけた水平器。

これで、まっ平らな地面を探して踏みたてを立て、なおかつ建てた状態でも前後左右、とポールの垂直を合わせる事で。どの方向に回しても仰角が変わらなかった。周囲が開けているもののすり鉢ロケなので、周囲の山のトップめがけて仰角をつけたので、これがかなり効いたのかもしれない。




プリアンプは固定局から外した川越無線のものに交換。

いままで使っていたアンテンのものは予備に。430で移動するときは、何しろUHFの移動は、ハンダが取れたり、ケーブルが不調になったり、プリがイカれたりと、トラブルをおこしやすいので、アンテナ以外、リグ本体、ケーブル、プリアンプ、スプリッター、そしてローテーターと、本務機と予備機の2セットづつ持ち込んで、フェイルセーフとした。固定から外した物品が多いので役に立った。リグは耳の良いIC-7100Mをプライマリとして、TS-790Sを予備機とした。





アンテナを下げ、撤収準備にかかる。
夏休み最後の日曜日、素晴らしい高原の空となった。


ぼくたちの夏が終わった。






2016年6月12日日曜日

430MHzFM伝搬実験(25エレK1FO投入)




今年の430MHzFM伝搬実験は6月の11(土)と12(日)に行われた。ちょうど田植真っ最中となってしまい困ったのであるが、なんとか予定を空けて11日は渡良瀬遊水地移動から12日は常置場所からの運用となった。

今回のテーマは開発中のK1FOの25エレのいよいよ本番での運用である。今回は、渡良瀬遊水地移動チームで参加となり、自作アンテナ群が同じ場所に並ぶ個所において、ガチで性能差が出るシチュエーションとなった。



総勢6台が並び。夜の部へと進んでいく一幕。各局のシステムを見ると、やはり、実績のあるK1FOタイプが多い。隣はJE1CRG局のアンテナ。給電部が面白い形をしている。


このグループでは断トツの飛びウケをみせる。JN1JFQ局のK1FO25×2×2一見平凡であるが、各所の精度が良いのと、補器類がツボを押さえてある、メインラインは同軸管。
リグはFT-847のベアフット出力(当たり前なのだが)と、定番のアイコム系ではないし地味目、パワー勝負、定番リグが全てでない事の実証。


事実。このグループでは50Wキッカリ出ないモービル機を使う方も居て。FMの伝搬実験ならではである。アンテナがエゲつなく、直下プリは入っている言え、普通~に売っているアンダー4万円のモービル機のベアフットで岩手や、三重まで飛ぶという。コンディションが良ければ、モービル機でも青森や四国も狙える。


さて、私のシステムであるが、この間、調整したK1FOに、移動で使っているアンテンのプリアンプを直下に入れた構成。エキサイターはIC-7100M。リニアは川越リニアである。川越リニアは70Wというイケナイ売り方をしているが、実際は35Wファイナルで、何か小細工がしてあるらしく。70Wという極限は定格を超える15V以上を入れた時の話で。通常の13.8V安定化電源ではおおよそ50W弱といった所である。IC7100Mの430MHz10%パワーで押してて使用だから、およそ3.5Wで押して、計測値見ると50W出るか出ないかといった所である。ちなみに川越の卓上型のプリも内臓されている。

K1FOであるが、定評のあるスタイルを踏襲しつつも、MMANAで解析しなおして、独自配列にリファインをしている。設計にあたって、定番タイプから変更した点は工作を容易にする事。みて分かるように放射器から遠いエレメントではミリ単位での加工を排しており、それでいてかつゲインが取れるようにしてみた。

給電部は最近のデジタル簡易無線アンテナにありがちな特殊な形状をしており、RF、RA、D1エレメントで基本的な放射特性を出して、D2エレメントば微妙に長く、D3エレメントが微妙に長いのが特徴。

これは徒歩でも持ち歩ける5エレであるが。少エレメントでゲインを求めるとこのような形になりやすいらしく。結局3人とも同じような形、配列となった。我々の間で県央型と呼んでいるが、小型軽量でよく飛ぶので、一昨年はこの5エレで結構遊ばせてもらった。



さて、この小型八木の心臓部を使って大型化したのが今回の25エレであるが、大型化するにあたって、エレメント支持と、マッチングをK1FO式としてみた。エレメント配置はなんとなく似ているが、寸法は25エレとなると大きく変わるようだ。

これが大型25エレ化したエレメントのデータ


No.形式位置(m)間隔(m)縦幅(m)
1垂直DP0基準位置0.345
2垂直DP0.120.120.338
3垂直DP0.170.050.31
4垂直DP0.270.10.32
5垂直DP0.360.090.31
6垂直DP0.460.10.29
7垂直DP0.610.150.29
8垂直DP0.770.160.29
9垂直DP0.940.170.29
10垂直DP1.120.180.29
11垂直DP1.310.190.28
12垂直DP1.510.20.28
13垂直DP1.720.210.28
14垂直DP1.940.220.28
15垂直DP2.170.230.28
16垂直DP2.410.240.27
17垂直DP2.660.250.27
18垂直DP2.920.260.27
19垂直DP3.190.270.27
20垂直DP3.470.280.27
21垂直DP3.760.290.26
22垂直DP4.060.30.26
23垂直DP4.370.310.26
24垂直DP4.690.320.26
25垂直DP5.020.330.26


給電部分のクローズアップがこんな形であるが、やはり不思議なエレメント配置となる。

そして、先端方向に行くにしたがって、工作が簡易になっている。変更した点はエレメントの工作を容易にしたのと、給電部のサイズに少エレメントでハイゲインとなる小型八木のものを踏襲した。給電方式はTマッチ。エレメントはジュラコンブッシュでフロートさせるのはK1FOと同じ。




性能が伴わないとけないのであるが、実用上の設定でシミュレートしてみると約22dbiとありがちな25エレ八木の性能はありそうだ。メーカーアンテナより指向性が緩やかで、不要輻射が多いように見えるが、MMANAのパターンチャートのスケールの都合でありがちなチャートにあててみると悪くないようだ。





さて机上の理論ばかりで絵に描いた餅ではしょうがないので、実際に運用してみる。伝播実験は各エリアのDX局が一斉に出て来るので、同じ場所で運用すれば、他局のアンテナといやおうがなしにガチンコバトルになるので、本格テストにはもってこい。というか、、、この日のために用意したのであるが。

今回はスタックでの運用、これで調子が良ければ、あと2本同仕様で作って、2列2段化するし、具合が合悪ければ、再調整となるのであるが。



使ってみた感じ、スタック仕様としては健闘したほうであった。同じ25エレでも、2列2段の仕様と何が違うかというと、浮き上がってきた信号の強度と持続時間で、浮き上がるタイミングはほぼ同じようで、2列2段の方が浮いてきた信号に対するチャンスの時間が長く強い。セッティングがキマっている場合はスタックでも2列2段が聞こえている信号が全く「ノー感」とう事は少ないようで。悔しい所で交信ができないか、レポートが悪いかどちらかのパターンが多いようである。

OM局のアンテナはラインや補器類も含めて、トータルバランスで洗練されているので、まだまだ、粗削りな様相だが。DXグループに参加できるだけの、送りと耳を持っている事は確かなようである。ここに居る人は、やってはいけないQROをしたからといって解決策にはならないというスタンス。送りだけ強ければ、何等かの破綻が起こる。もちろん、様々なファクターで送りと受けのレポートが違うというのはありがちな事で。いちがいには言えないが。


さて、今回のリザルト。交信局リスト。コンディションが悪く遠方、岩木山、5エリアなどが取れなかったので、25エレを使えればいけるでしょうという定番距離であった。しかし逆に言えばちゃんと25エレ並の仕事をしてくれた。

しかし、ロケーションの妙とは凄いもので、常置場所では難しい2エリアが比較的楽だったように思われる。

JK7TFK/7 岩手県奥州市
8J790Y/7 岩手県奥州市
JH7VIK 宮城県名取市
JP7FST/7 福島県田村市
JL7GBP/7 福島県田村市
JP2MYG/2 愛知県北設楽郡豊根村
JG2AGY/2 愛知県北設楽郡豊根村
JG2QOR/2 愛知県北設楽郡豊根村
JN2TZB/2 愛知県北設楽郡豊根村
JK2EBB/2 愛知県北設楽郡豊根村
8N2EJT/2 愛知県北設楽郡豊根村
JE9VWK/9 福井県今立郡池田町
JH1GSQ 埼玉県川口市
JG1FXK 埼玉県越谷市
JH1WXC 埼玉県入間郡毛呂山町
JR1DDL 埼玉県上尾市
JR1HRL 埼玉県川口市
JR2EIA/2 三重県津市
JF2BKA/2 三重県鈴鹿市
JH1NOB/1 神奈川県横須賀市
JI1NJP 東京都立川市
7M2ADF 東京都東久留米市
JL2XMW/2 愛知県豊橋市
JG2QPQ/2 愛知県田原市
JH2IHT 愛知県豊橋市
JS2QIK 愛知県知多郡美浜町



さてと、いちおうの成果を見たので、2列二段化が、、、これまた、先が長いな。8月末に行われる次回のFM伝播実験までには何とか間に合わせたいが。



2016年5月28日土曜日

2本目も調整。

さてと、2本目の430MHz25エレK1FOも再調整。同じく給電部を作り直し、再調整。

1本目でだいたいツボを押さえていたからスンナリと行くとおもったらさにあらず。仕事の合間、合間に調整。スライダーを調整したり、D1のスリーブを調整したりで追い込むも、432MHz付近を中心にバシッとSWR1.0という訳にいかない。ああだこうだ、と、やっているうちに気づいたのが、この個所。D1を「く」の字に曲げるとSWRがバッツリと落ちる点が見つかった。



なるほど。思い出した。これのD1は穴を開けに失敗し、左右で若干ズレてしまっていたのだが、強引にエレメントを曲げて誤魔化していた。どうもこのD1の位置でその技はご法度のようである。

結局。D1も一度バラして、左右の穴が同じになるようにした上に若干、フロント方向への逃げを作って可変式の長穴構造として、調整してみたところ。なんとか、調整がついたようである。

導波エレメントはアルミの6φ棒であるが8φの長さ30mmほどの銅スリーブを差すと帯域が安定するのも不可思議なのである。端に合わせて被せるだけの0mmから出しても2mm程度で調整するとスライダーを固定した後の調整も効くようである。Tマッチとは言え、宿命的に給電部付近の電気長が不等長が原因なのか、スリーブの出し方は左右で不等な長さが良いようである。



実はOM氏からオリジナルのK1FOを借りている。キット配布時代のものだが制作者のT氏のオリジナル品らしく。完璧な出来のサンプル品。問題発生時はこれを忠実にコピーすれば良いと貸していただいたので。有るうちに寸法を取って、そして何より見比べながら構造を見てみる。

オリジナルを参考に改造した点は、マッチングロッドを2mmの真鍮線に交換。スライダーも10mm×17mmとオリジナルと同じものを使用して、給電部の寸法を似せた。この構造であると、スライダー位置はSWRの底で、給電点寄りの端部が接続部より70mm~80mmといった部分に来るようでなければ、何らかがおかしいようである。

今回はSWRが底をつくものの1.3くらいまでしか落ちなかったり、437MHzや427MHzといった変な場所でディップしたりする症状の繰り返し。原因を探ったらD1を曲げると432MHz付近の放射エレメントが持つ本来のディップ点が出現したので、スライダー位置を調整するとほぼ、オリジナルと同じ位置に落ち着いた。 



問題があったD1エレメントの取りつけを改良し。再調整。オリジナルと比べると汚いが、電気的にはとりあえず、何とかなるレベルになったようである。あとは2本つないでスタックにして無事かどうか。

あぁ双発でこれだけ手間取っていると、4発化はまだ先になりそうである。もう至近に迫っている伝搬実験はこの体制で臨んでみて、真価が問われるのは果たしてこれで、7エリアの奥とか2、3エリアが安定して取れるかどうかである。


2016年5月22日日曜日

とりあえず片肺できた。430MHz25エレK1FO




さて、変な雑音が入ったがwアンテナの方はやはり、ジュラコンブッシュの溶解というのが、真実だったようで、給電セクションを再制作してマッチングを取ってみる。再制作のキモとしては、オリジナルのK1FOとなるべく似せた給電部とした事で、放射部本体が6φの銅パイプになったのと、マッチングロッドは細い真鍮製とした。ショートバーは10mm×17mmとこれもオリジナルと同じ値にしてみた。


ここは面倒がらずに、ポールを建て、スタックブームを片持ちとして、身長よりやや上で、調整してみた。するとどういう事だろう、比較的あっさりと、SWR1.0で広帯域になる点がみつかった。

う~ん色々なファクターが難しくしていたのか。偽のSWRが落ちる点というのが何か所かあるのだが、本物の点が見つかると、広帯域ガッツリ1.0でアナライザーもSWR計の針も動かない。という事で、リグから電波を入力してSWRを測定してみても、今回はシッカリと、SWR1.0が再現された。ただ、ショートバーをロウ付けしたところ何故かディップ点がズレたようで。そこは第一導波器の先端に差し込んだスリーブを微妙にズラすと元の広帯域1.0の点が現れた。スリーブがズレてしまったのかロウ付けが原因か分からないが、、、とりあえず、OKとなった。

う~ん、しかし、どういう訳だが分からないが、第一導波器の先端に長さ20mmの8φの銅パイプを差しておくと良い事があるようで、放射エレメントそのものではなく、第一導波器先端のスリーブを微妙にミリ単位で動かすと放射エレメントが持っている波長分のディップ点が現れるようである。そこでショートバーを調整するとSWR1.0が出現するようであるが。手持ちでは、インピーダンスが測定できる装置がないので、430MHzにおいては、SWR1.0=50Ωかどうかは分からない。


また作り直すのは面倒なので、念には念を入れて、アナライザー、SWR計、リグ内臓SWR計と数種類で見て、マッチングが取れている事を確認。アンテナ調整時にFT-817はHFから430まで使えるので非常に重宝である。

 さてと片肺はできたが、もう片方は、なんとか見えてきたかな。




2016年5月21日土曜日

430MHz25エレ。給電部を作り直しになってしまった。


430MHzFM伝播実験まであと1か月を切って、25エレのK1FOが4枚どころか、深刻な状況に陥っている事が分かった。アナライザーだけで、調整をして、満足していたら、パワーをかけると毎回SWRが違うという症状に陥っている事が分かった。SWR1.0のゾーンは広くあるのだが、FM帯はあまり良くなく特に433.0MHzのメインから上は具合が悪く434MHz以上は使えない状況。SSB帯はバッチリとSWR1.0なのであるが、どうもSWR曲線と帯域がおかしい。

OM氏に聞いてみた所、やはり給電部のスライドバーの位置が異常との事。それでもバンドの下の方でマッチングが取れているのは何故か。今日はとりあえず、特に問題が多そうな、スライドバーの位置がおかしいタイプA型の方を分解して原因を探ってみたらだんだん原因が見えてきた。

どうやら問題は、放射エレメントの材質にあったようだ。OM諸氏の経験から、エレメントは多少重くなるが、直径6mmのアルミの「パイプ」ではなく、無垢の「棒」を使っていたのであるが、放射エレメントまで棒にしてしまった。もちろん、アルミではハンダが乗らないので、贅沢にも無垢の銅棒にしたのだが。これが失敗の元だった。

無垢銅棒では、ハンダが乗る温度まで加熱するのに時間がかかり、強力なコテで加熱してハンダが乗ったところで今度は冷めるのに時間がかかる。今回、一旦作り直そうとして、あろうことかガストーチで炙って、スライドバーを外し、調整を始めたが、一旦、バラして、嵌めて見たら、どうにも、元々のおかしかった、値さえ再現されなくなって、トンでもない値を示すようになってしまった。

「!?」

と思って、二言なく給電部を分解してみたら、見事にジュラコンブッシュが溶けていた。どうやら最初は、絶妙な溶け方で、ブームに触るかどうか微妙な所で溶けていたので、スライドバーの位置がおかしかったり下のほうでディップしていたらしく、修理にあたって、乱暴にもガストーチで炙った事で、ジュラコンブッシュが完全に溶けて、破綻して、放射器とブームが電気的に接触して、マッチングが取れなくなったようである。

「トホホ。」

やっぱりOM氏が言うように素直に給電部を1から作り直した方が早いようである。作り直すにあたって、必要な部材と、昔販売していた、オリジナルタイプのK1FOのサンプルを手に入れる事ができたので、寸法など援用して、銅パイプ仕様に交換して、給電部は作り直し。

田植前で土日でも仕事が切れないので、合間合間で、やっていたら、ここまで来て夕刻になってしまった。やばいなぁ間に合うかな。作り直してすぐにマッチングが取れれば、2本目も修理して、とりあえず4本は諦めてスタック運用とすれば、問題ないのだが、すぐにマッチングが取れなければドツボに嵌りそうだ。

多分、ジュラコンブッシュが無事だったのだろう。関東UHFコンテストのあたりまでは、そこそこちゃんと動作して、無事にしかもかなり強力に飛んでいたのであるが、これでは、もはや死に体。

とにかく

「間に合わせる」

OM氏から、資材を色々貸していただいて助かったのはいいが、見てはいけないものも色々見えてしまった。とにかくスタックでいいから気持ちよく、スカッとした仕様で本番を迎えたいものだが。はて、、、、。


パイプ仕様で作り直している給電部。セミリジットケーブルはヤワそうで、芯が細いからか、熱には強いようで、大丈夫そうだったが、資材が手に入ったので、問題になりそうな部分は極力排除する方針から、交換する事に。明日。くみ上げて、調整までいけるかどうか。雲行きが怪しくなってきた。






2016年4月10日日曜日

制作を再開


一度制作の手を休めてしまうと、何て事もないような事も再開が面倒になってしまう。25エレのK1FOの3セット目のエレメントの切り離しに入る。スタックで完成してから2か月経ってしまったが、だいたい1本つくるのに3週間かけていたから、6月の伝搬実験がやばくなってきた。移動で出ようと思っていたのだが、どうも、予定がまた合わなさそうな悪寒もしてきた。とりあえず、「間に合わせる」勢いで4本ズバッと行ってしまわないとダメそうだ。加えてローカル局で、タワー工事が入っていたり、タワー解体の話も来ていたりと、重工事も続きそうだ。

2016年2月11日木曜日

関東UHF コンテスト 25エレK1FO試験運用



試験運用が終わった25エレのK1FOであるが、初の実戦投入で、関東UHFコンテストに出てみた。ここで問題点をさらって、2列2段化のデータを収集しようと思った。

さて、運用してみての実感であるが、どういう訳か計測時は下のCW帯から434MHzあたりまでSWR1.0に近い値が出ていたのであるが、今回はどういう訳か432MHz台がSWR2.0と異常に高くなってしまった。しかしその前後、CW帯やSSB帯、FMでもメイン上の433MHz台はしっかりと1.0付近に落ちてくるといった不思議な現象。

やってしまったことに、面倒臭いので、リニアアンプも計測器も持ってこなかったので、SWR2.0ではリグが自動でパワーを絞っているかもしれない。そこがどうも確かめられず、432MHz台ではどうも飛ばない気がしてきて、一通り呼びまわったら、上の433MHz台に空きを見つけて運用してみた。

多分、左右でマッチングロッドの位置が相違しているあたりが怪しいと思っていたので、また単体ごとに計測してみて、おかしい所を洗い出すか。それとも3本目以降の製作に進んで、おかしいペアが発生するだろうから、そこから炙り出すと言うのも手かもしれない。

しかしながら、嫌な要素は発見してしまったが、リニアが無いので、出力を70%~80%の設定としておそらく25W位の運用(この手のアイコム機は出力がよく分からないのが難点)で終始した。プリアンプもリグの内臓以外、ついてないし。ある意味、アンテナの性能を見るには丁度よかったかもしれない。

遠距離においては、お声がけで、千葉県や館山市や、長生郡、それから、山梨は甲府市や中央市といった、平地と思われる局にお声がけいただいたので、自宅タワーに上がっている、25エレとほぼ同じよう動きをしている感触は得られた。ただホームの県央地区と違って羽生はだいぶ県の東北部にシフトするようで、ここから、神奈川、東京方面へのビームとしすると群馬の、太田とか伊勢崎あたりが異常に弱いのが気になった。

グラウンドウェーブではサイドのガッチリ切れている方向だし、反射も東京神奈川には落ちるが、群馬方面へのベクトルは少なかったようである。

動画の方に当日の運用の様子は乗せたが、試験的要素が強く、色々と実験をしながら行ったが、結果として150交信100マルチと、去年と類似の点数となったようである。




2016年1月17日日曜日

430MHz25エレ八木K1FO送信試験



さて、単体での調整は終わったので、いつもの試験場のスーパー堤防に持ち込んで、調整してみた。最終的に2列2段になるアンテナであるが、まずはスタックで運用してみて問題がなければ、もう一組作って、合成する予定である。

近所だし、面倒なので、例によって軽トラ積載で、やってきた。先端の2セクションは結合しっぱなし(これは乗用車での運用もその予定。)で、給電部を差し込んで組み立てる。本来2列2段用なので同軸が余るのでそれは、スプリッタ手前でループしてある。

果たして計測してみた結果。素晴らしい。アナライズどうり実用周波数においてSWR1.0を広域にわたって実現している。

そして、実際に電波を出して試験してみる。リグはIC-7100M。出力は25W。直下プリは無しである。

QSOしてみた感じ、相模原界隈のGPがガツンと入感。そして、銚子から声がかかった。あとは流山市の江戸川河川敷のQRP局を拾うことができた。

うぅ~ん。Sのふれ具合と、飛び具合を見るに、自宅に上がっている既成の25エレスタックと同等か、同軸が短い分。むしろ凌駕している気さえしてきた。

さてと、第一の大きな山は乗り越えたから、あとは、もう一組作って2列2段を完成させたいところだが。





2016年1月16日土曜日

とりあえずスタック分はできたものの


製作中のK1FO2本目。角パイを使ったけど骨がヤワだったかな。接合部でしなるのが気になるのだが、、、。さて、調整。アヒャ?1本目と違って、1本目と同じような特性を表すTマッチスライダーの位置が中央付近に来ている。うぅ~~~ん。何が原因だ。よく分からないが、特性としては1本目とほぼ同じに追い込んでみたので、今度はスタック化して、調整かな、、、。しかしデカい。軽くスタックで調整っていうけど、ブーム長が5mもあるようなアンテナ、、、。これは、スーパー堤防にでも行くかな。



2016年1月4日月曜日

やばい間に合わなくなってきた

もう次週がオール埼玉コンテストになる中。25エレの制作レートはそう上がらず。設計ができている段階で
切り出し、給電点組み付け、穴あけ、エレメント取り付け、給電部調整と基本セクションのみの作業で。1~2時間の作業が、5ソーティかかる事が分かって来た。これに、延長セクションが、穴あけ、組み付けの2ソーティだから。1日2ソーティくらいこなせば、土日+αの製作で2週間でできるはずだが。正月で時間があった割には、ニューイヤーパーティに出たりと。思ったほど工程をこなせず。

それでも止めてはいけないと思いなんとか1ソーティずつこなして。基本セクションのみできあがった。給電部のみで仮調整を行ってみたが、基本性能は、1本目とほぼ同じを示してくれた。やっぱり第一放射器の先端に銅パイプを被せると何故か具合がいい。これが良く分からないのだが、抜いてしまうと極端に性能が落ちるのである。なので第一放射器先端には保護テープが巻いてある。

これはOMのアンテナがそうしてあったのだが。片側を赤とか緑として。スタックを組んだ場合の間違い防止のための方向識別テープにしようかなと思う。給電点部を見て、アレ?と思うかもしれないが、2本で給電方式が逆位相となっている。これは、ケーブルが内側を向いたときにこのセットで同位相となるようにしてみたもので。これが吉と出るか、凶と出るか、、、。

識別テープを片側黒。片側を赤緑として、色側を上に、2列2段の上下で色を合わせると正しいスタックが組めるという、、、方式にしようかなと。全部同位相給電にした方が、トラブル発生時の冗長性は良いのだが。ここはクリエイトみたいに左右のあるタイプとしてみた。

しかし、この速度では次のオール埼玉コンテストでの、実戦配備は絶望的になってきた。更に1か月後の関東UHFコンテストまで行ってしまいそうだ。まぁ仕方ない。ここで焦っても駄目だ。



2015年12月20日日曜日

とりあえず、プロトタイプの1本目が完成

先週調整と先端部の制作を投げていたK1FOの続きを制作した。中央部、ならびに先端エレメントは、給電の仕掛けがないので、思いのほかサクサクとできた。

室内で仮置きした状態。
全長5m。中で組むと大きい。


問題はやはり、調整だった、Tマッチだから、案外適当でも、調整がついてしまうかと思ったらさにあらず。アナライザーで見て、共振点が432.00MHz近辺にあるのは分かるのだが、どうあがいても、落ちてゆかない。1.0とかに落ちるのは420MHz台とか435MHzとかのお化け共振点。こういう場所は帯域が狭いので違う。

エレメント穴のバリは取ったし、やりがちなTマッチロッドの間隔は狭くしたし、同軸とバランの出力部は2cm以内に接続するようにしてあるし。困ったものだ。

OMに聞いてみたり、ネットの情報を頼りに、一旦、給電部を分解して再度組みなおして、みたが。結局土曜日はタイムオーバー。そして、今日。日曜の朝。何気なく、3番エレメント、第一放射器(D1)に、一回り、大きな銅パイの切れっぱしをさして、SWRを見ていたらなんと実用帯域で1.0を広範囲に指しているではないか。

、、、色々試行錯誤してみたところ、D1エレメントに調整用のスリーブかかぶせると、共振点のズレを修正できるようである。ここがドンピシャになると、Tマッチロッドが有効となって、全体的にSWRが落ちるようだ。
一度エレメントもその数値に作りなおしてみたのだが、どうも具合が悪く、結局銅スリーブを被っている方が良いようで。まぁ、今後の調整幅をもたせる意味で、スリーブをさしておく事にした。

給電部。スライダー位置がフォールテッド?みたいな位置であるが
フォールテッドにしてしまうとなぜか駄目、、
D1エレメントは可変式として、動かないように仮固定して。保護テープを巻いた。


後は、Tマッチロッドの位置がおかしい、フォールテッドなんじゃないのか?と思う外側で、マッチングが取れている。外へ出せば出すほど具合がいいので、いっその事フォールテッドにしたら良いのかと思ってやってみたらさにあらず、全然ダ駄目な数値であった。結局、よく分からないが、この位置で、MMANAどうりのマッチングの動きをしているのでヨシとする。

SWRベースであるが、今回初めてMMANAどうりのアンテナができた。当初より共振点の432.00MHzを境に下はなだらかなカーブ上は急峻と出ていたのであるがそのとおりで、430.0~MHzから432.0MHzの間はSWR1.1から1.0。SSBからFMの下はSWR1.0という好成績。しかし432.00MHzから上はあまり具合が良くなく434.0MHzで1.2となってその上はイマイチである。

まぁ、コンテストで使うCW帯、SSB帯、FM帯が実用域に合っているのでこれでヨシとした。
このあたり、シミュレートに出ていたのであるが、予測道理の結果となった。





2015年12月13日日曜日

とりあえず試作セクションが

4本あるうちの最初の一手ってなかなか進まないのであるが、今日は、給電セクションまで一気に仕上げた。コネクタをつければ、測定、調整に移れるのだが、泥沼にはまりそうなので、今日は形だけ作って、パスする事にした。

基本の給電セクションは12エレ。基本構成が13エレである定番のK1FOと似ているが、2mもののブームで継ごうとするとこうなるようである。こちら側は重いので、思い切って20cm短くしたので、定番のK1FOより短くなったようだ。


給電部のキモはこんな感じで壊れたN-Rや200円の安物N-RをLアングルに取り付ける。下のボルトには、マッチング部のセミリジットケーブルを噛ます圧着端子がついているが、良い物がないので5mm物の内側をリーマーで広げて加工した。


壊れたN-Rや安物としたのは、ガワだけを使う。内部の物体はドリルで揉んで、抜いてしまい空洞に。この際、上部に穴を開けておく。そこに、8Dケーブルをブッツ刺して出て来た先端部をTロッドの給電地点に接合する。上部に開けた穴に網線をハンダ付けしてアースとする。レセクタプルのパネル固定用の穴は、セミリジットケーブルの支持に使うなど、治具として便利なので、N-Rのガワを利用する。

とりあえず、こんな感じでTマッチ給電としてみたので、果たしてどうか。Tマッチ部のショートバーは、OM氏のものを参考にさせてもらって、銅板を折り曲げて作ったもの。ヤワそうで、適度なトルクがあって、調整後は、ハンダ付けしてしまう。

ケーブルにNPをつければ測定できるのだが、今日は疲れたので、憂鬱になる(笑)、調整やめておく、、、。



参考にさせてもらったOM氏のアンテナの給電セクション。似た感じには仕上がったが、はて。調整がどうだか、それがコワイ。

さて、最近ホームセンターのパイプ売り場とか、ネジ売り場でバッタリとローカル局に会う事が多い。もう寒くなって、山は雪が積もりだすので、移動運用は下火なようで、年末年始の工作ネタで、アンテナを作っている人が居るようだw。しかも、今年は、室内で加工できる430MHzが多い。小生のK1FOも仕上がりは巨大だが、作業そのものは室内でできる事が多い。夜の長い季節の楽しみ、、、。






2015年12月12日土曜日

K1FOの組立開始



エレメント数の多さに、昨年から「やるやる詐欺」状態となっている430MHz、K1FOであるが。1月のオール埼玉コンテストまでは最低限、スタックを間に合わせたいと思っていたのであるが、コンテスト予定を見たら1月11日。思ったより早く、かなりヤバい気がしてきた。

お正月を使えばスタックくらいできそうだが、、、。



さて、現況であるが、エレメントを切り始めたら思いのほか速い。エレメントは6φの無垢アルミ棒なので、パイプカッターでは切れないと思っていたら、表面を数回転して、上手い事ねじると、それほど、「ヘソ」が出る事なく切れる事が分かった。25本分はあっという間であった。

次にブームに穴を空け、エレメントを差してゆくのであるが、この手順、あまり納期を追い込みすぎると失敗しそうだ。そそっかしいので、とにかく慎重に寸法を確認しながら、ブームへの穴あけを行うのと、K1FO定番のジュラコンブッシュと、CS止め輪での固定も失敗するとセンターを出しそこねるので、慎重に押してゆく。思ったよりCS止め輪は固く、また、一度進めてしまうと逆方向には絶対戻らないので、肉薄の8φパイプでユックリと押しながら、所定の位置に固定してゆく。かつて、販売していたK1FOもキット物だったようだからこの辺は皆さんやっていた部分であろう、、。


エレメンを全部差してしまう前に、途中で、給電部の製作に移ってみる。マッチングセクションはUバランとTマッチというK1FOの定番であるが、バラン部は、OM氏からセミリジットケーブルを譲ってもらっていたのでこれを切り出した。セミリジットケーブルとは、リジットつまり同軸管のようなものであるが、外皮は銅パイプでできているが、中間の絶縁体が空気でなく、樹脂である。

これを剥かなければならないのだが、外皮の銅パイプ部分を樹脂部を傷つけないように寸止めしながら、切るのが難しいそして、焦らず、ゆっくりと抜き出す。芯線を出すのは簡単である。失敗したら、予備はないので、余りの部分で練習しながら、やってみたが、パイプカッターの刃が新品でないと、外皮と樹脂を一緒に切ってしまうようだ。先にエレメントを切って、刃が痛んでいたので、新刃に交換してやってみたところ、何とか4セット、寸法も狂う事なく、剥き出す事に成功、、、。

GHz帯ではないので、バラン部をセミリジット化する効果ってのはそう有る訳でないのであるが、K1FOでここをセミリジットにするのは、給電セクションを作りやすくするため。平衡、不平衡の変換なら、普通の同軸ケーブルでも問題ないのであるが、このテのアンテナが目的とする長距離通信用途では最低限で8Dの場合が多く、接続フィーダーが太いため、給電点の工作を容易にする為という目的もあるようである。




給電セクションはこんな感じになる。N-Rがついているが、これは、芯線が壊れたN-Rの中身をドリルで揉んで空洞にした物体で、この中に8Dケーブルの中身を通して給電点の支持体とする。N-Rを壊さずにコネクタとしても良いのであるが、N-R特にバッタ物は安いので、コネクタ数を減らして、予算と損失を削減。よって、給電セクションはパワースプリッターまでの、ケーブル付きとなる。2列2段用設計なので、これが4mちょっとと長い、、、。

さてと、だいたいこの辺まで、明日、給電までいけるかどうかは??である。






2015年11月28日土曜日

K1FO、県央型エレメント配置考


なかなか進まないK1FOの制作だが、やっとエレメント材料が手に入ったので、切り出しの前に、もう一度検討し直してMMANAを叩き出したら、夜更かししてしまった。

なんせ、一般的に言われているK1FOのデータを入れてもMMANA上では良くシミュレートされない。逆にMMANA上でだいたいになっていれば、実際作ってみると、そう大きく外してはいないというこれまでの経験上で、切り出し前の最終仕上げをしてみた。何しろ、エレメント数が多いので、失敗した時のダメージがでかいのであるが。

設計しなおしで、重視してみたのは、エレメントのミリ単位での加工を極力排した事。どうも、各局のK1FOをみていると、エレメント長さや曲がりなど、適当でもそこそこ動作しているようで。かといって、個体差があるのは、ゲイン部分では影響があるのかな等とも思いつつ。メーカー製のアンテナも見てみたが、ナガラなんかを見ると、エレメント長も間隔も同じ長さで進んでいたりする。加工コストの問題等もあるのかもしれないが。
正規のK1FOの作り方のミリ単位で違うエレメントを差し違える事なく刺せるか、また、削りだし誤差もあるだろうし。どうにか、ナガラのアンテナのように、あるていど同じ長さのエレメントの連続で作れないかと、試行錯誤して、値を叩き出した。

概ねK1FOのデータに県央型の放射部設計を取り込んで、シミュレート上であるが、22dbi、50Ω、SWR限りなく1.0に近い値をみつけた。どうしてもFB比が悪いのだが、オリジナルのK1FOはもっと良いのだが。もう、、、この辺は、、、Fゲインと帯域が取れれば。


だいたいエレメント配置はこんな感じなのだが。アレ?と思うかもしれない


No. 形式 位置(m) 間隔(m) 縦幅(m)
1 垂直DP 0 基準位置 0.345
2 垂直DP 0.12 0.12 0.338
3 垂直DP 0.17 0.05 0.31
4 垂直DP 0.27 0.1 0.32
5 垂直DP 0.36 0.09 0.31
6 垂直DP 0.46 0.1 0.29
7 垂直DP 0.61 0.15 0.29
8 垂直DP 0.77 0.16 0.29
9 垂直DP 0.94 0.17 0.29
10 垂直DP 1.12 0.18 0.29
11 垂直DP 1.31 0.19 0.28
12 垂直DP 1.51 0.2 0.28
13 垂直DP 1.72 0.21 0.28
14 垂直DP 1.94 0.22 0.28
15 垂直DP 2.17 0.23 0.28
16 垂直DP 2.41 0.24 0.27
17 垂直DP 2.66 0.25 0.27
18 垂直DP 2.92 0.26 0.27
19 垂直DP 3.19 0.27 0.27
20 垂直DP 3.47 0.28 0.27
21 垂直DP 3.76 0.29 0.26
22 垂直DP 4.06 0.3 0.26
23 垂直DP 4.37 0.31 0.26
24 垂直DP 4.69 0.32 0.26
25 垂直DP 5.02 0.33 0.26




放射エレメントの先で長短を繰り返す独特の配置。ローカル各局とMMANAを叩いていていて、気づいたのであるが、長短の組み合わせのエレメントを挟むことによって、基本部分のゲインが上がるのと、どうも帯域もとれているようで。この辺の動作原理はよく分からないが。途中で、微妙に長いエレメントが1本入って、その次の短いエレメントとの間隔が狭くなるのが特徴。

我々の地区名をとって、県央型エレメント配置と名付けているが。5エレ級の小型八木や、6mあたりの八木で、少ないエレメントでゲインを稼ぐ方法なのだが。これだけ魚の骨のようなアンテナで、基部の設計なんて、そう全体に効きそうな感じもなさそうだが、それでもこの配置にすると、だいぶ具合が良いようである。

あくまで、現在、机上の空論。

さてと、、、何とか年明けの埼玉コンテストまでには2本は仕上げたいものであるが、、、。
430モノバンド部門。河川敷からのQRVでどこまで稼げるか、、、間に合えば、使ってみたい。