2016年5月22日日曜日

とりあえず片肺できた。430MHz25エレK1FO




さて、変な雑音が入ったがwアンテナの方はやはり、ジュラコンブッシュの溶解というのが、真実だったようで、給電セクションを再制作してマッチングを取ってみる。再制作のキモとしては、オリジナルのK1FOとなるべく似せた給電部とした事で、放射部本体が6φの銅パイプになったのと、マッチングロッドは細い真鍮製とした。ショートバーは10mm×17mmとこれもオリジナルと同じ値にしてみた。


ここは面倒がらずに、ポールを建て、スタックブームを片持ちとして、身長よりやや上で、調整してみた。するとどういう事だろう、比較的あっさりと、SWR1.0で広帯域になる点がみつかった。

う~ん色々なファクターが難しくしていたのか。偽のSWRが落ちる点というのが何か所かあるのだが、本物の点が見つかると、広帯域ガッツリ1.0でアナライザーもSWR計の針も動かない。という事で、リグから電波を入力してSWRを測定してみても、今回はシッカリと、SWR1.0が再現された。ただ、ショートバーをロウ付けしたところ何故かディップ点がズレたようで。そこは第一導波器の先端に差し込んだスリーブを微妙にズラすと元の広帯域1.0の点が現れた。スリーブがズレてしまったのかロウ付けが原因か分からないが、、、とりあえず、OKとなった。

う~ん、しかし、どういう訳だが分からないが、第一導波器の先端に長さ20mmの8φの銅パイプを差しておくと良い事があるようで、放射エレメントそのものではなく、第一導波器先端のスリーブを微妙にミリ単位で動かすと放射エレメントが持っている波長分のディップ点が現れるようである。そこでショートバーを調整するとSWR1.0が出現するようであるが。手持ちでは、インピーダンスが測定できる装置がないので、430MHzにおいては、SWR1.0=50Ωかどうかは分からない。


また作り直すのは面倒なので、念には念を入れて、アナライザー、SWR計、リグ内臓SWR計と数種類で見て、マッチングが取れている事を確認。アンテナ調整時にFT-817はHFから430まで使えるので非常に重宝である。

 さてと片肺はできたが、もう片方は、なんとか見えてきたかな。




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