2014年11月18日火曜日

マイクアンプの真空管交換JJ製12AX7/ECC83

 マイクアンプの真空管を交換した。まったく、もう真空管とは嗜好品で、数千円から果てはン万円のビンテージモノまで。定番の5000円弱のものでも、同じメーカー品でしかも同じ12AX7でも味付けが違うものが多数で、ホント、何がいいのか分からなくなってしまう。そこで、専門店の真空管ソムリエなる人に、用途と予算を告げて選んでもらった。

スロバキアのJJ製、12AX7/ECC83に交換。
深みを増しつつ、クリーンさと明瞭度が強調される球だそうで。





交換して、交信してみたところ、どうせわからないだろうと思っていたら、OM局が一発で「どうしたの、なんか前の音はガサツだったけど、深みはあるけど、クリアな音になったね」と、しかも、モービルのスピーカーから。的確な評価をしてきた。何でもオーディオにハマっていたようで。いやはや脱帽。もう、聞こえればいい無線の世界の中で、もはや、キリのない世界、、、。


さらにレポートをもらうと、HF/FMでは深みが増しつつ、クリアな音となったが430SSBにおいては、ガサツな中国球の方が聞きやすいという意外な結果に。VUのSSBのシビアコンディション下においては音の良さより、低音が低めで、音声帯域がしっかりしていて、かつ、微妙にキンキンしている方が取りやすい。この辺はイコライザーで要調整。

とりあえず、動画では、無調整で球を変えるとどうなるか、球の交換による特性の変化を感じてもらえばと思う。


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