2013年10月2日水曜日

常置場所のVUのアンテナをGP化


常置場所のアンテナをモービルホイップからGP化した。どこが変ったの?と思ったら成功かな。あまり目立たないアンテナを目指していたのにGPにすると結構目立ってしまうかと思ったら、白い本体が空に溶け込んで、意外と見えないようである。昔は赤く、釣竿のように長いGPが流行ったが、短いタイプにした。長いやつは、14dbiとちょっとした八木クラスの利得があるようであるが、見た目もあってあまり長さを欲張らず、1本モノの、コメットのGP-15とした。3バンドGPというと、1.2GHzのリクエストが多いからかか、144、430、1200の3バンドタイプが種類が豊富で、長さも色々選べるのであるが、50、144、430の3バンドとなると、各社1モデルしかないようである。コメットとダイヤモンド、どちらのタイプも、あまり変らないようなインプレだったなぁ。買ってしまってから言うのもアレだがダイヤモンドの方が良かったのかな。?

50MHzのみ帯域が狭いようで、調整エレメントを取扱説明書どうり52cmとすると51MHzに同調するようであるが、60cmの振り出しとして、標準からやや下にシフトしてSSBの中央付近に同調させたが、どうせアンテナチューナー付のFT2000で使用するので、51MHzの、中央セッティングでも良かったかもしれない。ちょい調整するにも上りづらい場所なので、しばらく使用してみてセッティングしてみようと思う。

データシート上では50MHzが3dbi、144MHzが6.2dbi、430MHzが8.6dbiとなっている。今まで使っていたコメットのモービルホイップSB15が、50MHzが2.15dbi、144MHzが4.5dbi、430MHzが7.2dbiであるから、前のアンテナがモービルホイップとはいえ結構利得があったので、劇的な変化はないと思われる。ただ、モービルホイップからGPになったというメンツと。高利得3バンドのSB15をモービルにコンバートして搭載できるようになった。



来年の前期中にはシャックの引越しと屋根上に上げたいので、これはあくまで「仮設」ポールもリーズナブルな塩ビパイプを使用していたが、今回欲張って、今までの40Φの水道管に、30Φを1mほど継ぎ足した。下部が40Φなのと、上部もそんなに無理な位置につけていないのであるが、いちおう、補強のため、内部に発泡ウレタンを充填した。昔、Option等の走り屋系、自動車雑誌で流行った、車体剛性を高めるアレである。

塩ビパイプの数箇所にドリルで穴を開け、内部に充填。あくまで仮設なのであまり金をかけたくないので、ホームセンターで900円ほどの安物である。これでも、30リットルの容量がある。失敗した。移動用の塩ビパイプも充填しておけば良かった。まぁ、シングル物のGPだし、軒先の振り出し高さが給電点で1.5mほど。軒先50cmほどだった、モービルホイップより1mほど上がったのと、430MHzが3段コーリニアから4段コーリニアになった程度。運用してみてどんな感じだろうか。

しかし、自動車の車体剛性には良かったのかもしれないが、この塩ビパイプの剛性が上がったかというと?!かなぁ、それでもモービルホイップからラジアル付きのGPになったので、風がやや強く吹くとプラ~ンと揺れていたのが、ウレタンが硬化していくに従って、ブルルルンといった感じになって来た。吹きつけで1時間ほどの硬化であるから、パイプに入ってるのが完全に硬化するには半日程度かかるかもしれない。

注意願いたいのはこの塩ビマストは、あくまで仮設である。長期は持たないであろう。来年にはちゃんとしたマストに設置予定である。逆に、移動用には安くていいかもしれない。現在移動用の塩ビマストは40Φと30Φの2mモノを使っているが25Φとか20Φを加えて、それらも充填すれば、下部の太い部分はマスト、上の細い部分は、HFアンテナの垂直部分や、ダイポールの支柱に使えそうだ。何しろ、ジョイントできる上に、安いし、電導性がない。そして、折れても惜しくない。






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