2013年7月3日水曜日

FL-2100系真空管アンプの中古探し

今日も21メガで1時間呼んでとうとう駄目だった。何故だろう。同じ1エリアのQRP局が取ってもらえて、駄目だった。確かに「QRP」とか「/」が漏れ聞こえれば取ってもらえる確率が高いのであるが「嘘」はいけない。

これはかなりの負け惜しみになる。

「D型」にしておけば良かった。

結局1級目指してインターフェア対策やるなら、最初からD型にすれば良かった。実際の交信でも「FT-200デルタ」「FT-2000デンマーク」という言葉が良く聞こえ、やっぱり安く手軽にしかも「そこその性能」で200WにQRVできるD型が2級のメジャー機の様相である。やりこんでいる2級の諸先輩方はちゃんとしたタワーにビームアンテナを載せ、200Wを使いこなしてるね。

いや、小生、転んでもタダで起きない。

どうせ上級資格を取っても、新品リニアなんて到底買えるわけない。そこで目をつけたのがYAESUのFL-2100B/Zあたりの真空管アンプ。

かつて1級のOMさん達が使ったメジャーアンプである。どうやらこれが、質実剛健で、で確実な造りらしい。そして、トランスのタップをいじってプレート電圧を落とす事によって、200Wに減力するのが比較的簡単なようである。

つまりである、予算で買えそうな程度の良いFL2100系のアンプを手に入れておく、200W減力化改造し、TSSに申請し、とりあえず200W 免許を得る。その間にLPFやコモンモードフィルタなどインターフェア対策を500W対応でやっておく。後は、試験に受かれば500WにQROすれば良いし、受からなければ、受かるまで200W仕様で使い続ければ良い。

いかんせん、30年選手だから、メンテナンスが大変のような気がする。どの程度のモノが手に入るかが微妙であるが、コンデンサーや抵抗はほぼ交換。厄介なのは親玉の電解コンデンサが高い。以前、コマーシャル先の単相モーターの起動コンデンサを修理した覚えがあるが、アキバ中探し回って結構高かったような、、、。うーーん。まぁ、肝心の真空管がボケてるか元気か、それと、いつまで手に入るかどうかってのもあるが、FL2100系ばかりをレストアしているマニヤな人も多いようで、情報は豊富である。何しろ昔、かなりの数が出たアンプで、いじりやすそうだ。

WARCバンドが出れるのはZ型の最終型でタマ数が少ない。そもそもWARCバンドが開放される前の機械だから小生と年齢がほぼ同じって訳で。ぅうううん。探すとゴロゴロ出てくるが、程度が分からないなぁ。とりあえず、1KWくらいまで使えるダミーロード等は用意しておかないといけないな。


一発コール用にしかならんかもしれないが、できれば、ちゃんと完成させたい。

FT-101シリーズの一派のアンプのようで

「いやぁたまには、古いリグを使ってます。時々火を入れないとね。FT-101ですね。まだ動きますよ。それにFL-2100Bですね。300Wくらいしか出てないかな。」

って会話を良く聞く。


「エキサイターはFT-2000に、リニアはFL-2100ブラボー改で200W出力です」

なんじゃそりゃ?ってカンジだが。実際には若干の誤差でのオーバーが許されるので真空管が元気ならプレートを半分に減圧して220W位まで出るかな。管の特性を良く調べないとアレだが、ボケていたらボケていたらで250Wを割ってくるので逆にラッキーな面もあるのであるが。件のコメットのブロードバンドアンテナの入力上限いっぱいいっぱいですな。

うーーん。とりあえず。いい中古のタマを探さないと。


もう15年以上前に買った本である、リニアアンプスタイルブック。当時は430帯のパワーモジュールでアンプを作るために買ったのであるが、まさか後半ページの真空管とはwww。リニアアンプの自作の本であるが、いやぁ、買ってはみたものの、100Wを超えてくると理系ではない連中が下手に触ると感電死するってのが実感。自信がなければ、ベースとなる真空管アンプを手に入れて、手直しするやりかたが賢いようだ。筐体から削りだして、コイル巻いてとかフル自作でやってるなら、FL2100のガワを買った方が遥かに無難なようである。回路図等見ると、FL2000系は触りやすい感じがする。 





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