2012年12月27日木曜日

アーケード街とコンテナ駅

 新潟の街を考察していると、アーケードのある街が多い事に気づく。豪雪地帯だから商店街を歩きやすいようにと普及したものだが、古くは雁木と呼ばれ、商店の軒先を伸ばすような街の作り方が昔からされてきた名残でもある。どことなく「暗ったい」イメージとなるアーケードは最近は区画整理と同時に駅前から姿を消すことが多くなってきた。柏崎や新津といったちょっとした都市の駅前に多いようである。



チマチマと集めていたジオコレの建物群にアーケードを配してみた。新潟あたりのクラッシックなアーケードは頭の出る低いタイプが標準タイプだが、看板の位置などが干渉してしまうようである。



歩行者目線で覗いて見る。商店の雑多な感じが、アーケードの隙間から見えるこの感じがイイ。





 これは予定は未定であるが、アーケード街の反対側。駅で言う0番線に面した部分はJR貨物の駅風にしてみた。今やORS(オフレールステーション)となってしまった駅が多いが、中条など、工場立地のあるちょっとした駅にはこのようなコンテナ線のある駅も多かった。トップリフターが大型コンテナを荷役しているが、新潟界隈では直江津の近くの黒井駅で少々規模は大きいが、「駅」にも関わらず、40フィート海上コンテナやタンクコンテナなどのトップリフターでないと荷役できない大型コンテナも扱っている。
 難点はこの位置は本線上への「引き出し」ができない位置。かといってアーケード街を置いた位置でも本線合流のポイントの設置は難しい。ここはいっそ、レールは本線と繋がっていない「メクラ」にして、コンテナ駅はストラクチャーとしてしまう事も手ではあると思う。手前でレイアウトが切れているので手前方向への「想像上の広がり」を持たす事ができるので40フィート海上コンテナ等を扱っても不自然でないように見えるのも利点。






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