2009年8月16日日曜日

携帯電話


昔の旅、特に複数人で旅行する場合は、出発前に行程を打ち合わせを行い互いの計画を綿密にチェックし、現地での集合場所を打ち合わせたり、また、実家にいる互いのおふくろさんは良き留守番電話代わりであった。

そんなノスタルジーな話はさておき、今や旅行に持っていく荷物として、携帯電話を上げない人は希少であると思う。そんなこんなで、欠かせないアイテムの携帯電話であるが、旅先での携帯電話のトラブルのNo1はバッテリー切れであろうか?

まずは、バッテリー切れにならないように、使用頻度に合わせて「充電計画」を建てたい。1年以上使っている携帯電話ではバッテリーの性能が極端に落ちている場合があるので注意。特に圏外の区間を長く移動する場合は、基地局を探して電波を出し続けるのでバッテリーの持ちが悪くなる。最近の携帯電話は電源OFF時の着信履歴を教えてくれるものが多いので、寝るときや、電話を取る必要がない時は電源をOFFにしておくとバッテリーの持ちが良くなる。

しかし、宿に泊まらない旅の場合など、どうしてもバッテリーの残量がピンチの時は何処かで頼んでコンセントを貸してもらうしかない。小生、昔は良く、充電器と一緒に二股タップを持ち歩き、電源が取れる場所があれば、よく充電していたのであるが、モラルとしては、必ず一声かけた方が良い。

先日、携帯電話の無断充電で摘発された女子高生の話が報道されたが、小生は相当ショッキングであった。そもそも充電の電気代なんぞ、1円以下。そんなんで検挙するのも大人気ないと思われるが、どういう態度で充電したのか知らないが、結局はモラルの問題だろう。小生世代では少年の頃の昔、友達の家や出先の民家、商店で公衆電話でない普通の電話を借りるという事を良くやった。最後にお礼に10円玉を置いて来るというのが親から教わったマナーであったが、携帯の充電をする場合も10円玉を置いてくるような気持ちが必要なのかもしれない。ともかく、まずは、コンセントを差し込む前に、一声かける。そして、断られた場合に備えて電池式の充電器を持っていくくらいの、つまり「気持ち」と「準備」が必要。

最近の携帯電話は通話はもとより、空港へのモノレールにSuicaを使うのは当たり前、ターミナルのショップで電子マネーを使ったり、待ち時間はネットで暇つぶしをしたり、万一、道に迷ったらGPS機能は非常に強力な味方になるし、コンビニなどのショップや観光施設を探す事も。旅行の時は多機能携帯は非常に便利である。

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