2015年8月16日日曜日

Vario-Sonnar 24-70F2.8T*



私の場合、どうも広角側の描写が甘いというのが、悩みであった。80-200F2.8Gが古いレンズながら描写がいいので、好んで使っていたのだが、そうなると、どうしても標準~広角の絵図を避ける傾向になってしまった。

広角の持ち球は、MINOLTAやKONICA MINOLTAブランドの普及型のF4~5のズームなのであるが。やっぱり、もうちょいカリッとして欲しい感があった。F1.8クラスの普及型単焦点を導入したものの、運用してみた感じ。単焦点は小型軽量で、写りも良いが、F1.Xとまでいかずに、F2.8で良いから通しで使えるレンズはやはり欲しいと感じた。

しかし、ここへ来て、大三元レンズの中間域の24-70mmF2.8がリファインされた。

SONYの広角側の上位モデルはツァイスになるのだが。6月にVario-Sonnar24-70F2.8T*が初期モデルから後継モデルになり、型番がZからZ2へと変わり、Z2の登場でZが在庫処分となり、価格が落ちてきた。モデルの大きな変更点はAF性能(SONY、E、AマウントのツァイスはAF付)のようで、ツァイスをとりあえずAF化したような構成から本格的なAFとなったようで。4倍の性能差との売りであるが、光学特性は大きく変わらないようだ。AFを使うシーンが極めて少ない、テツ撮りではAF性能は全くとは言わないがあまり重要なファクターではなく、これはまたとないチャンス。

そして今月、あろうことか、大手カメラ量販店が税抜きであるが、中古価格に迫る150K円で出してきた。これは!と思ったが、もう在庫寡少なようで。結局Kチェーンで、150Kとまではいかないものの、中古に少しの追い金で買える値段で交渉がついたので、かなり無理をしたが手に入れた。


手に入れたといっても代償は大きく。ロードバイクのジャイアン1号は、手放す事にした。いや、ほとんど乗らないので、乗っていただける人を探していたのであるが、オークションに出したところDEFY1のタマは希少らしく、かなりの競争の上、結構な金額で落としていただいた。

引き取りに来ていただいたのであるが。大事に乗ってくれそう、かつ、手慣れた人に引き取ってもらえたので助かった。


さようならジャイアン1号。

あまり乗ってあげられなかったけど

新天地で活躍してください。


さてさて、色々やりくりで、稼働していない勿体ないものの処分で何とかT*の資金が手に入ったものの、実戦はというと。そうそう、予定がすぐつくものではなく。夕暮れに機関車を撮ってみた。

ここ、定番撮影地のはずなのであるが、草の伸びが激しく、試し撮りにはイマイチであるが。



めいいっぱい引いた24mm。ISO400、1/640 解放のF2.8から1段絞りである。

変哲のない。夕暮れ時の高感度気味な感じである。ヘッドライトがボォ~っと光っている。
以前、同じ撮影地で似たような画角を普及タイプのF4クラスの広角ズームで撮ったのがこれ。


露出の出し方が全然違う絵図であるが、薄暗い日暮れの写真って好きなのであるが、F4レンズではアンダーを避けて明るいほうへ補正気味。F2.8T*では冒険して、若干のアンダー気味をもって、青白い構成にしてみた。機関車のディティール回りを見るとF2.8のT*で撮った写真の方が機関車がスッキリと見える。あとは微妙なアンダーにしたら、ホワイトバランスは晴天モードで固定であるが、全体に青い雰囲気となった。
やはりこれくらい違わないと高かった意味はないなぁ。

とりあえず、本格的な投入を行いたいのだが、はて、何処に出かけようかな。





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