2010年7月2日金曜日

DCC万歳



今月の通販で買った本。
DCCで楽しむ鉄道模型。
さすがオーム社の本。マニアックな中にも分かりやすい。

いや、

レイアウトの制御パネルの設計をしていたりするのであるが、どうしても頭をよぎるDCCという選択肢。レイアウトの大小は関係ない。小さいレイアウトだから便利な部分は、何しろ、狭小なスペースに複数の動力車がいても、細かくギャップを切ってスイッチを設置しなくても良いし。低速の応答性の良さも魅力だ。

導入初期に検討しておいた方が良いのは分かるであるが、基本的に日本で機器を生産している大型メーカーはなく、日本語が通じるメーカーの直接サポートは基本的にはないと考えた方が良いのがネック。KATOがホビーセンターレベルでの対応はしているが、自社製品ではないのでイマイチスマートではない。もう日本に上陸して10年近くなるというのに、欧米での普及に比べると日本では普及しているとは言えない。しかしながら、海外サイトを見ると、随分な普及ぶりではないか。値段もだいぶ安く、個人輸入すれば、KATOのコントローラーを遥かに凌ぐものが同程度の値段で買えたり。これは数十年前、日本のゲーム機の充実ぶりを指をくわえて見ていた外国人になりかわった気分だ。

やっぱり拡張性を考えると断然DCCの方が良い。Windows7の時代にMS-DOSのPCを使っている以上の隔壁がある。まぁせめてWinodwsで動くくらいのレベルには持って行きたいのであるが。



ここ数ヶ月、小生も、ネットの情報で何とか運転できるくらいの知識は入手していたのであるが、この本は、ネットで知識を集め済の人に駄目押しするのに最適である。サウンドに特化した内容なので、サウンドまでは、と思う人も多いかもしれないが、最終進化系であるサウンド搭載を目標に置いた車両作りは非常に参考になる。特にHOはともかく情報の少なさから、Nではサウンドは難しいのではという疑問には、ズバっと答えてくれる一冊だ。

「まぁ、パーツはオール英語でも何とかなるんでねぇべか。」

と思いつつ、ここはズバっと導入へ傾きつつあるか。

何しろ、DCCには、まるで、あの15年くらい前のWinowsやインターネット黎明期のような楽しさがある。

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