2018年1月14日日曜日

雪晴れの長野電鉄へ

寒波に襲われた、2018年1月11日は信越本線の三条市界隈で列車の立ち往生が起こるなど、被害がニュースを賑わせたが、長野市周辺は比較的晴れ模様。中野界隈は雪が積もって、雪晴れになっているだろうと思って出かけてみたが。思ったほどの積雪ではなかった。

 長野電鉄 朝陽-附属中学前
α77+SONY24-70F2.8T*

長野市内泊から出発し、市街地から最初に開けたポイントに出る地点。山岳特有の朝。街並みは明るくなりつつあっても、太陽はようやく背後の山から顔を出したばかり。一緒になった地元の方に聞くと飯綱山が綺麗に姿を現すのは多くないとの事でラッキーであった。
まだ特急列車は須坂〜長野と朝の上り列車の送り込みをしている最中で早朝の長野出発はない。

余談:背景後ろのフェンス。そして線路傍のジープの廃車体。「如何なる場合も立ち入り禁止」の看板が問題の根の深さを感じる。あそこまで前進すると本当に迫力あるカットになるのであるが。叶わない。事情を知るよしもないが、どちらが悪い云々。背景として気になった方には一考いただきたいカットである。


長野電鉄 都住-桜沢
α77+SONY24-70F2.8T*

昨年の脱線事故が痛ましかった、桜沢のポイント。背景が飯綱山となる、ここへ来るためにわざわざ予定を調整したようなものだったが、ここは東側の山が接近していて、長野市内に比べて更に日の出が遅く、その間に飯綱山は徐々に霞んできた。田圃にカリカリに積もった霜が夜の寒冷さを物語っている。


長野電鉄 夜間瀬-上条
α77+MINOLTA 80-200F2.8HIGHSPEED APO

どうも元JR東日本の253系N'EXを使った2100系特急スノーモンキーは苦手な題材。シティ派の列車が自然と溶け込むカットというものはなかなか難しい。左の木々はりんごの木。収穫前のりんごが木に下がっている時がこの界隈の良い時かもしれないが、背景の少し雪のついた山肌を圧縮して撮ってみた。


長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬
α77+SONY24-70F2.8T*
毎度。自分の定番の信濃竹原の鉄橋。四季折々、色々な姿を現してくれるが、今日は積雪は少ないものの雪晴れっぽい天気となってくれた。丁度お昼頃。南西の空の飯綱山は既に雪雲の中であった。
この日は検査の関係か、定期の「ゆけむり」は「スノーモンキー」が代走していたが、わざと低速で走って景色を楽しむ「ゆけむり〜のんびり号」には1000系が充当されていた。そもそも、展望付きでなければスポイルされてしまう企画であるが。特急車は、それぞれ、2編成ずつ、4編成を持っていて余裕があるので、検査時は特殊な運用になるようだ。


長野電鉄 夜間瀬-信濃竹原
α77+MINOLTA 80-200F2.8HIGHSPEED APO

雲行きも怪しくなってきたので、湯田中へ向かって行った「ゆけむり〜のんびり号」の折り返しを、信濃竹原の鉄橋で超定番カットで撮る。
やっぱり、特急としてのステイタスと存在感は、小田急時代と比べると短くなっているものの、それでも「ロマンスカー」HiSEタイプの10000系ゆけむりの方が1枚上の気がする。登場から12年経って、だいぶ長野の自然にも馴染んだ感がある。



14時前に撤収となったので、蕎麦屋に寄って帰る事になった。大抵は須坂界隈の蕎麦屋に寄るのであるが、14時閉店の店が多い中、信濃竹原で13時を回っていたので微妙。ググってみて寄ったのは中野市の「蛍 そば&dining」さん。
ランチセットは、そばと天ぷらがついて750円(税込)とは、天ぷら蕎麦となると界隈では1500円はする店が多い中、いささか安すぎて逆に不安であったが、しっかり、ちゃんと美味しい蕎麦であった。同じ値段で二八と十割が選べる。ちなみにこれは風味が生きる十割。大盛りは150円増し。若いマスターの、こだわりのお店である。



小生の方もやっと長野に慣れてきて、少しづつ休日に出歩き出したのであるが。いやぁ慣れない土地ってのは、意外と出歩きづらかった。厳しい冬が終われば、春が来る。今年は何処へ行こうか、考えるのも、冬の間の楽しみである。




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