2015年7月5日日曜日

6m AND DOWN コンテスト 2015


6m&DOWNコンテスト(略して6D)コンテストであった。6m&「ダウン」というと6m(50MHz)より低い周波数つまりHFのように思えるが波長の事で。6mより波長が短いバンド限定のコンテスト。6m、2m、430MHzあたりの参加局が多く、1200MHzあたりまでが一般局で、活況。更にはマニアックな部分で、もっと波長の短いGHz帯での参加局も。

さて、今回は正直、あまり気力がなく、適当に呼んで、サマリーシートを出して、終わろうと思っていた。で、あるから、21時の開始からすぐには本気を出さず、所用があったため、22時半ごろからスタート。昨年は固定局ながら、アンテナで、強みのある、430MHzに力を入れて430MHzのモノバンドとしたが。今回は、どうせやる気がないなら、6mのEsに期待して、マルチバンドで楽しんでみようと思い、6mから、順番に呼んでいく。しかし、意外と局数が多く、一通り呼び終わる頃には、日が変わった、2時頃になってしまった。今年から、呼び出しなら何とかCWもできるようになったので、夜間の6mはCWモードの局が多かった。

ローカル局が0エリア、長野は小諸の高峰高原に移動していたのであるが、晩はすれ違いできず。LINEで成果を一通り聞いてみた。どうも色々あって、思いのほか飛ばない云々、、。

さて、2時からは寝てしまい。翌日、再スタート。早朝、昨晩入感していなかった局を一通りさらい。

一旦、仕事で抜けて9時ごろ。から開始し、ローカル局と相次いで会合する。ここで色々情報が入手。6mのEsが開きそうだという事や、高峰高原がグラウンドで15マルチ。6mグラウンドで大阪が取れた等など、そして8が聞こえ出した云々。17マルチは行っている。

ここでスイッチが入ってしまった。6mはのぞくもEsは出ていないようなので、とにかく、まずは局数かせぎで、430MHzで呼ばれなくなるまで、ひととおり、CQを出し、一旦50MHz、144MHz、そして430の未交信局をSSBやCWモードも含めてさらう。

そして、ここで午後になり、もう一度、6m。ここでマルチを拾う。ホームにはGPしか上がってないので、どんでん返しがあるとすれば、強力なEsが出るしかない。そして、なんと弱いながら、6エリアが開いた。「5941」というナンバーが聞こえるから、佐賀県のようである。ローカル局かと思うほど強い。6エリアローカル局とEsの、オーバーエリア局が呼びまくって、パイルアップになっているようなので、マズいなぁと思ったが、6mは100W免許で、GPとはいえ、パワーが出るので、Esには強い。Es局をさらおうと思ったが、どうにも浮きが短く、熊本が取れた他は4エリアが取れそうでとれず、、、。そうこうして、6mに関わっていたら13時半になってしまった。やっぱりEsが出っぱなしで大混信になるくらいでないと6mマルチは伸びないようだ。

もうレートが伸びない、6mのEsに関わっていられない。山岳局並の威力を持つ、430MHz、富士山ビームで、リニアを焚いて50Wで、ガンガンCQを出す。最後の1時半で90局。ブッ飛ばして、終了の15時となった。


・・・・と、全然やる気無しで始まった6Dコンテストであるが、終わってみると


50MHz: 38交信10マルチ
144MHz: 24交信6マルチ
430MHz: 165交信10マルチ

総得点: 5902点

と、僅かに6000点に届かない位置であった。

やはり、430MHzがズバ抜けて強い。6mはGPなので、垂直、水平の偏波ロスが大きい。2mはノイズフロアが高くCQを出せるレベルでないので、これまた痛い。あとはCWでCQが出せれば、全体でもう少し局数が足せただろう。まぁ、色々課題、有り。

そんな訳で、430MHzモノバンドでエントリーした昨年と比べて、どうかというと、、免許上の最大パワーが出せる、オールバンド、シングルXAという、一番競争率の高い部門でのエントリーとなってしまったので、昨年の結果ベースで、全体の上のほうの、3分の1あたりといった所か。6mで17マルチ取ったと聞いた段階で高峰に居るローカル局には負けたと思っていたが、どうも高峰からは430MHzが伸びなかったらしく、最後の1時間半で東京、神奈川向けにガンガン交信して局数を稼いだ私の得点の方が上になってしまった。これは意外であった。

まぁ、ローカル局とも話していたが、これは雰囲気を味わう、お祭りみたいなもんだから、、、やる気ない、気が向かない、、などといいつつ、いざ雰囲気に触れてしまったら、大人気なくヒートアップしてしまった、、、、今年の6Dコンテストの結果であった。いやぁ。でも楽しかった。


今回の暫定スコア。弱いバンドが如実に出ている。6mと2mの改善。それから1200MHzへの参加と課題があるが、移動も含めて考えた方が良いようだが。430MHzが固定で強いとなると、移動地を間違えると430が落ちるので、これまた難しい。


CtestWinが出した、「やる気」グラフ。出だしがナメているのが分かる。そして寝てしまい。早朝にやって、午前中はダラダラと。昼間はEsマルチを狙って逆にレートが落ち、13時半からスイッチ。最後の最後で430MHzのFMで、90局くらいやっている。強い。





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