2014年4月8日火曜日

EchoLinkを付加

APRSを設置した段階で何らかのVoip機能は持たせたいと思っていたのであるが、D-STARは個人では無理なので論外。普及度と使いやすさで言えばWIRESIIなのであるが、ノードを立ち上げるのにHRI-100(約2万円)というインターフェースが必要であり、これのシリアルがないとサーバー登録とIDがもらえない仕組みである。しかもHRI-100は生産中止になっており、次世代を担うと言われている、HRI-200は、発売が延期延期、で数年でいつになるか分からない有様。八重洲に聞いてもHRI-200がもつWIRES-Xの仕様はおろか今までのWIRESと互換はあるのかと聞いても、はぐらかされてしまう有様で、まだ発売の声は聞こえなさそうです。実質、WiresIIの新規ノード立ち上げは中古のHRI-100が手に入らないと困難な状況です。

リグの方は昨年、やっとモービル機FTM400(高い!)とFT1Dが登場したが、肝心のノードのインターフェイスがなければデジタルでVoipなんて無理である。

そんなこんなで、とりあえずと言ったら怒られてしまうが、メジャーなVoipでは、EchoLinkしか選択肢がない。エコーリンクの精神そのものが、「最低限の投資でノードが立つ」という事らしく、APRSのI-GATEを立ち上げたなら朝飯前。UI-VIEW32の設定より簡単であった。ただ、音声のやりとりは、APRSとバッティングしてはならないのでエコーリンク用にサウンドがもう1台必要である。多少オーバースペックだが、冗長性があるので、メイン機から、UA3-FXを拝借。入力系統も出力系統も複数あるので、モニタリングしながら、マイクでしゃべったり、ノードを監視するにはもってこいである。

エコーリンクはノード局もPCで会話ができるので、ここから声を出す分には自分のノードの無線機から音が出るので、「自分のノードへ自分でアクセスしている」と文句は言われなさそうだ。430は固定免許がないので、、、。

送信信号はエコーリンクのソフトがシリアルから信号を出す機能を持っているのであるが、シリアルはもう1レーン空いているものの、APRSと同じポートは使えないのでUSBのシリアル(RS232C)を用意し、(これはCOM8になる)1台のPCでマルチタスクで動かす事にした。

リグはFT-817。QRPのオールラウンダーなだけでなく、パケットやこういった運用にも強い。後部に制御信号が入るのだがPKTモードでないと、音声は入力できないらしく、PTT動作だけ後ろから入れて、マイクは、先にAPRS機を作った時に余っていたLANケーブルがあったので、ピンアサインを調べてマイク入力とした。

あとは、ちゃんとトーンスケルチもかかるし、とりあえずの性能は有してるかな。本日は周波数が誰もいな夜分帯に室内にホイップでテスト。

「おお!ちゃんとノードとして動いている」

問題はどこまで公開ノードとするか、あとは運用周波数があるかどうか?

現在の仕様
仕様        EchoLink(ゲートウェイなし)
コールサイン   JH1PRT-L
運用周波数   430.920MHz
トーン       127.3

運用時間     平日17時頃~深夜
           休日AM8時ごろ~深夜
設置場所     埼玉県鴻巣市
アンテナ仕様  地上高6m ベランダモービルホイップ(公称7dbi) 南西向き
出力        5W

試験運用中につき不具合、ご了承ください。






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