とりあえず、昨日のうちにTSSに書類は提出してしまった。波は出せないので、受信性能のチェック。
前評判では「並」という評価であったが、どうもFMモードではSメーターが重いようである。FT-817でS9で振っている信号がS4くらいでしか振らない。アナログメーターだからピンがシブいのかとも思ったが、サブに切り替えて、デジタルメーターで見ても同じ指示値である。かといって受信感度が悪い訳ではないようで、スケルチ解放でないと受信できない、聞こえるか聞こえないかカツカツの信号を聞き分けてみると、FT-817でフェードアウトしても、まだ、かろうじて聞こえているようである。何しろ、信号が入感し、スケルチが開いてからSメーターが1より振り出すのが遅い。
かといってローカル局は右にベッタリ張り付くように触れるので、ブッ壊れている訳ではなさそうだが、微弱電波のSの振りが悪いのは困る。耳でのレポートでは55を送りたい信号がSメーターでの指示値はS1である。ネット検索する限り、この機種特有のクセらしいのであるが、いちおうケンウッドに聞いてみた。
「見ないと何とも」
という回答であったのであるが、驚くのはその先で、トリオ時代の真空管機も含めてお客様の納得の行くまで手を入れさせていただきます。との事である。もちろん部品が欠品してる場合も多いとの事だが、同性能が期待できる代替部品が使えそうな場合は相談の上、施工できるとの事で、家電とは修理体制を別にして、望んでいるとの事。もっともユーザーがどこまで直すか次第のようで、不具合箇所を相談の上、納得できる所までやってくれるそうで。費用の方は、1万円強のパターンが多いらしいが、3万円はみておいた方が良いといった所で、5万円くらいかかるパターンもあるようである。う~~ん。オーバーホールもできるのかぁ。
IC-706の修理を
「修理できません!」
と問答無用で一発で切られた井上とは随分と温度差がある。
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