2013年10月4日金曜日

IC706復活

ひょんな事からIC706が「ある程度」復活した。


「どうせ駄目だろう」

と思いつつも、時々蓋を開けて覗いてみていたのであるが、本日は、上面手前パネルを外して見た所、裏側からこんなパーツが挟まって出てきた。一体何だろうか、確かに一度、上面、手前パネルを外した事はあったのであるが、その時に落下して挟まったようで、それが基盤裏側をショートしたようで、それが原因で、受信不良を引き起こしていたようである。



ダミーロードに接続し、送信を調整中。FMが送信できない持病は前から。SSBとCWは元気なようである。CWで移動機設定めいいっぱいの50W振っている。SSBの変調も問題なさそうだ。



アンテナにつないで、受信試験中。今まで音は聞こえても、プリを入れないと振らなかったSメーターがノンプリで元気に振っている。本来のIC706のSの振り方である。どうもFT-817はSメーターが重い感じがあり、移動の時に明らかに59なのだが、9まで振っていかないので、レポートに困る事が多かったのであるが、こいつはFT-2000とあまり変らない振り方をするようである。


運用試験。430のケーブルを拝借して、試験的にIC-706とFT-2000でリグを切り替えられるようにしてみた。IC-706は受信性能が悪いと言われているが、まぁ、、、弱い信号を聞く時は流石に、FT-2000にかなう訳がないが、それでも、移動運用で使うならFT-817より聞きやすい性能を持っているのではないだろうか。

7MHzは交信相手にこと欠かないので、パイル気味の弱めの移動局を呼んでみた。

「ははは」

FT-2000慣れしてるなぁ、、フルサイズダイポールとは言え、200Wと50Wでは結構差がある。ちょいちょいの発砲で取ってもらおうなんて甘かったが、それでも

「PRTかな?どうぞ」

と帰って来た。

数局交信。余裕のありそうな方に変調も聞いてもらったが、問題ないようだ。SSBは50Wなりに出ている。

しかし、問題は消費電力だ。50Wでも安定化電源の電流計が12Aくらいまで振っている。これではPCを使う余裕はないだろう。同じ50W出力でもFT817とHL-45Bの組み合わせで更にPCまで駆動して、12Aくらいであるから、明らかにIC706がバカ食いしている。

まぁ、40バッテリー2基で、SSBなら5時間くらいは持つ計算にはなるが、DC-DCで安定化はしているものの、どうだろうなぁ、、、。少なくとも今のDC-DCの15Aでは容量不足である。多分、最初の1声は出るが、PCのファンが回りだしたタイミングで、プチッとフューズ切れる可能性が高い。30AモノのDC-DCかぁ、、、。中古でないかなぁ。本格的にやるとなると、発電機が欲しくなるかもしれない。いやぁ、しかし、手持ちは、パイプフレームの発電機に、20年前のトランス式の30A電源は重くて勘弁だ。両方共、腰が抜けそうな位、重い。

後はオーバーホール。2mと6mの試験をしてみたが、メチャクチャ感度が悪い。FT-817で拾える信号が拾えない。修理してくださる方がいるので、問合せてみた所、メーカー修理のような保証はないし、直るとは限らないとの条件付だが、やれるだけやってみてくれるようだ。IC706も何台も手がけられているのであるが、いかんせん趣味で修理をされているので、「半年待ち」との事。ここは気長に待つ事にして、順番待ちの予約を入れてお願いしておいた。



0 件のコメント:

コメントを投稿