歩き遍路の旅は途中で、止めてしまっても格好が悪いので、あまりブログに詳細を書く事がなかったが、今回、無事に土佐シリーズを終える事ができたのである程度記録に残しておこうと思う。
区切り打ちは1日あたりの行程がタイトである。体力を短期間に集中できるので、通し打ちの人の1.5倍くらいを歩く事ができると言われている。一般的に「通し打ち」の人の1日の行程は24kmが標準で無理して30Kmといった所。歩行速度は1時間あたり、4km/hが若い人の標準。少々年配の方だと3Km/hくらいで計算しておいた方が良いようだ。しかし、夏場だったり、雨が降ると、1割とか2割ダウンするので要注意である。今回の成果3日で100キロ超。約15万歩。4km/hをほぼ維持した。
全く体調が悪い中の遍路だったので、途中で無理になったら「エスケープバス」に乗ろうと、名誉ある撤退も視野に考えていたが、鎮痛剤、その他薬剤の力で何とか歩いてしまった。行く前と行く後に鎮痛剤を点滴。1日、トラムセット37.5mgを4錠服用。なんだか筋肉痛まで鎮痛剤で緩和されているようなヤク中毒状態で歩き切ってしまったが、やはり体力は完全ではない。帰って2日、寝込み、、、。こりゃ駄目だ、、、、、。
以下行程(歩行距離、歩数はスマホでのデータです)
5月12日
新宿発20:35-小田急高速バスブルーメッツ号
5月13日 24.6km 25250歩
-07:20着 高知 発8:20- 2073D特急あしずり3号 -9:57着 土佐入野 10:10発-
13:30間崎(大休止30分アマチュア無線やるも感なし) -15:30信念庵(中休止10分)-17:45着 久百々(泊)
5月14日 39.1Km 58671歩
久百々発 05:45-(一気に歩いてログを付けてなかった)-11:00着 38番金剛福寺(宿のおかみさんが持たせてくれた弁当で昼食) 11:45出発-15:00窪津(根っころがって大休止15分)-17:15着 久百々(泊)
5月15日42.7Km 62814歩
久百々 03:20(無理を言って早朝出発)-7:00着 芳井遍路小屋(小休止5分)-8:00竹内商店前(通過)-8:40天満宮(中休止10分)-10:00清水川荘(中休止10分)-12:15着 39番番延光寺 12:50発 - 13:30平田駅着 終了
あとはおまけ、宿毛線乗りつぶし。
平田駅13:34発 -516D- 宿毛 14:34発- 618D-1504着 中村 15:10発- 50D南風20号 -17:00着高知 17:50発- 空港連絡バス- 17:25 高知龍馬空港 19:10発- JAL1492便(B737-800) -20:20羽田着。
宿はネットの情報やすれ違ったお遍路さんからの情報で久百々をチョイス。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kumomo/久百々のおかみさんの
「若い人は38番金剛福寺まで往復してしまう人が多いわよ。」
との言葉にタイトな予定を組んだが同泊の人には「凄いね、普通の人が2泊くらいの行程を1日で歩いてるよ」との言葉。リタイヤーズの方々は3km/hくらいで歩くのが標準らしいので、久百々と金剛福寺往復は厳しいかもしれない。
しかも、打戻で時間が一杯だったので「美しい」と言われている足摺岬西海岸を見られなかったのが残念だ。
しかも3日目も14時44分平田発の列車に乗らなければ、飛行機の最終便に乗れないというケツが決っている超シビアな予定。行程も2日目と同じく40キロある。3日目はおかみさんにお願いして早朝出発させてもらった。朝、3時に目が覚めてしまったので3時20分発(爆)。
それでも一通り行程を終えてたら1時間強時間が余ったので、宿毛駅まで、土佐くろしお鉄道の、のりつぶしも行った。これで、ごめんなはり線も含め、土佐くろしお鉄道は完乗。次回は宿毛駅は通らない行程の予定なので、これで心残りなく次回へ進める。
久百々からの朝日美しい
大岐海岸
窪津のJF GS www この集落にはここしかない。
窪津の掘込湾港。高知の港は美しい。
漁港レイアウトのプロトタイプはこういう港だったりする。
マホーランカーブ?
マホーランって一体何だ。
足摺岬と灯台
3日目。三原村に入る。日本一辺鄙な村ランキングにも入る。
「凄まじい村。」事実凄かった。
三原は水田地帯だが、トマトの大規模農場があるようである。
出ました清水川荘。三原村での宿泊は簡易宿だが安いので定番。当初ここに止まって3泊の行程だったが、田植えが押した関係で2泊3日の強行行程に。ヒェーしかし、物理的に可能とは言え、痺れる。
という訳で2泊3日で38番金剛福寺と39番延光寺を打つという、強行遍路無事、終了しました。
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