2013年6月28日金曜日

FL12デコーダー焼損(2)

焼けたチップはともかく車両を修理しなければと思い、しかし、調子が悪く集中力が続かないので、翌日になった。作業。全く、体調が悪い。まぁ、せいぜい2時間。畑仕事も2時間。模型も2時間、無線も2時間。CQは5局。これが症状固定だっていうらしいから。これ、後遺症じゃね。実質の労働能力損失は20%では済んでない。



まぁ、、、さて。車両の点検。電気釜1両、ボンネット1両はDCCデコーダーを外して、一旦バラして組みなおして、基盤に焼損がないか点検して組みなおしてみたら。無事にヘッドもテールも点灯した。

問題のデコーダーはKATOのホビーセンターに問合せてみた所、交換してくれるようなので、着払いで送付して欲しいとの事なので、送付してみた。果たして本当にちゃんとしたデコーダーで戻ってくるか。

そして問題の燃えたクハ481を解体してみた。昨晩は車両も燃えたように見えたが、DCCデコーダー上をレールに対して直角方向、左右にショート電流が走ったようで、車両側には大電流は流れていなかった模様であり、発光ダイオードも整流ダイオードも無事のようだ。唯一。DCCデコーダーと接していた部分の集電板が黒く焦げたが、レールクリーナーで磨いてみたら、焦げは取れた。レールに乗せてみた所、無事にライトは両方向とも点灯したので、集電板が焼けた事による接触不良だったようである。お陰でなんとか車両の損害はゼロとなった。しかし一旦、バラしてしまうと、接点の調整が難しいようである。一度治ったのにまた点灯しなくなったり。LEDだからタマ切れはないだろうから、焼けた接点とデコーダーとの擦れだろう。もう一度、バラして、今度は全ての接点部分をクリーナーで磨かないと駄目だ。


ボンネットの接点調整に手こずっているので、電気釜だけ先行して、デコーダー搭載を行う事にした。ボンネットは焼けたデコーダーと、不調のデコーダーが帰って来るまで接点調整を行って、デコーダーを搭載する事にした。



フレンドリーデコーダーなので、装着してテストができる(というか装着しないとテストできない)が、通常型のデコーダーは、加工してしまうと一切保証が効かないので、装着前のテストは重要である。装着前にテスターを当て、次にワニ口通電で試験用のBトレ動力を動かして動作を確認している。昔から言われている事でいい加減改善されたのかと思いきや、ちょっと信じられないが、通常型のデコーダーは未だに10個に1個くらいは不具合のあるデコーダーがあるようである。そして今回はまさかのフレンドリーデコーダーの不具合である。多分、同一ロット内での歩留まりが悪かったのであろう。その辺は日本製と違って、歩留まりが悪いものだと思って諦めないと駄目なようである。


LT-1デコーダーチェッカー。これに繋いでLEDが点灯しなければ、残念だがデコーダーの動力部分は死んでいる。それでも、ファンクション機能は生きていたりするのであるが、デコーダーの解析には便利。「フレンドリーでない」デコーダーは配線を「切った貼った」してしまうと返品できなくなるので、面倒でも、組み込む前に必ずチェックする。これってメーカーの仕事のような気がするが。






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