こちらがご本家Hl-45B
東ハイの「現役の形」をしたFT-817専用設計のアンプ。これ、便利である。FT-817からのコントロール信号を受けて、バンド、送信切替を自動で行ってくれる。一旦、ダミーに切り替えて、同調取ってと、、、フル手動のFL-2100Bなんかを使っていると、雲泥の差の便利さである。
ただ、終段管の保証はないとの事なので、FT-817と共に、電波発射にあたっては、SWRメーターでのモニタリングは重要であろう。
実力の程は電圧が13.8Vで垂れてなければ、2.5W入力(FT817も2.5Wモードでも電圧が長けれればそれ以上出して来るが)でCWで40W近く振ってくる。45Wというのは保証値のようで、技適保証機でない性故に、、移動局50Wの申請を通すためにのTSSの認証を受けるために、5Wのマージンが必要なようである。しかしかがら、うまくできているもので、自作されている方は分かると思われるが、FETには1割くらいのマージンがあるので理論値より若干パワーが出る。これもご他聞に漏れず、CWの測定で、条件が良ければ、50W出ている。FT-817をミニマムパワーにしても20Wは出ているであろうか。
実際は移動運用セットなので、元箱に入れて保管。元箱が本体ピッタリのサイズのご覧の通りの小ささなので、コネクタ類をまとめても、これはリュックに入るサイズである。バッテリーに工夫が要るかもしれないが、登山運用でも使えるのではないだろうか。大きさ的には上の写真のとおりで、FT-817より一回り大きく、奥行きはもう少し長い。
とりあえず盆期間中は、お盆で忙しいのと、1級の試験もあるので、おあずけですな。その間を利用してHL-723Bと共に申請中。
追記
東京ハイパワーは2013年12月末を持って業務を終了しました。在庫や中古でないと手に入らないと思われます。同時にサポートも無い模様です。年代もののクラシックなリニアでも良心的な価格で修理してくれていただけに残念です。真面目すぎたのですかねぇ。惜しい会社をなくしました。
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