2013年6月30日日曜日

ミニトリップin野辺山

さて、本題は2ndを連れて、今日はちょっとしたドライブ。お袋が小海線を見たいと言い出したの一緒に行くことにした。小海線を見たいと言う台詞ならココしかないでしょ。佐久まで2時間。そこから1時間とかからず、走り到着した。

はい、野辺山駅の清里寄り、日本最高地点の踏切。


銀箱を空け、レンズ交換をしようとしていたら警報機が鳴り出してしまった。コンデジで一撃。ハイブリッドでやって来た。




はい。ツィートに返ってきた果糖君の説明が面白かった。はい、12345から2を抜いて覚えて下さい。それが日本一高いJRの「駅」、野辺山駅の標高。そこから30メートル登った1375mが、JR最高地点。うちの2nd何故か、大判時刻表を持ってますね。www


最高地点からスグソコ。国立天文台の電波塔群。見学コースもあります。受付を済ませ、携帯電話のSWを切るように言われ中へ。45mの大径望遠鏡は真上を向いています。



そうそう、ここは太陽フレアの観測もしているんだった。この看板にある2000年頃の極大期から極小期を過ぎ、今は次の極大サイクル24の真っ最中ってのと、朝の交信の無線の伝播が深く影響しているっていう説明は5歳児には無理だね。



帰り道はちょい寄り道をして、追分宿へ、、、。鄙びているけど、整備されていて非常にいい感じの宿場町である。




苦手な21MHzで

今日は2nd(息子)を連れて出かけようと思い身支度を。まぁそもそも無線再開が最近だし、シャックルームに入れる事はなかったのであるが、FT-2000が珍しくスピーカーモードだったので、マイクSWを切って送信できないようにして触らせておいた。

SSB独特のダイヤルを回すとキュゥゥッという音がするのが面白いらしい。

ユックリ回すと人の声が出るというのが分かったらしい。ボイスチェンジャーのように変化する音は確かに子供ウケするみたいである。

「JR5モゴモゴキュゥゥ、、、、。セイヨ、、、、キュゥゥ、、、、」

「ちょい待った。そこ、いい所で止めて!」

うーーん。ここの所8ばかりだったのであるが、珍しく5。しかも奥の方が入感してきた。苦手な21MHz。西予市か。しかもフェージングが深い。Sメーターは5からゆっくり0に落ちてゆく。メリット5であるが。駄目パターンである。

「パパ、××さんだってwwww。何処の人?」

凄いコピー力だ。うーーん。ここは5歳の保育園児に無線機というものを教えてしまって良いものか、ともあれ、コピーしながら、HAMLOGの画面を埋めていく。黄色く反転した。新居浜の人の/5運用だな。先方の出力は50W以下は決定。強烈パイルにさえならなければ返ってくる。しかしコンディションは悪い。

「いいか。これは聞くのは良いが、ここから先は、メンキョがないとしゃべっちゃ駄目なんだぞ。」

ダイナミックマイクの前にNHK式でキッチリ座り。ミキサーのスイッチを入れ、マイクをONに、マスターボリュゥムを上げて、、、。PTTモードに。ダイヤルとレバーを次々に操作する姿に興味深深の2nd。

(・・・・参ったなぁ。よりによって難易度が高いぞ。しかも、この信号、消えかけている・・・・)

するとまさかの、フェージングの谷からSメーターがググググッと上がり、9まで振って来た。これだからハイバンドはたまらん!

「モゴモゴ、、、、、、サヨナラ73。」

確実にイッパツ、打ち込むタイミングだ。まぁ。ここで呼んで返ってこなくても5歳児には意味が分からなかろう。どうせパイル負けだろうと思いつつも、プロセッサー入れて、涼しい顔で

「JH1PRT」

サフィックスだけ送信するタイミングだが、フルコールで、「NHK式」でマイク入力。

「JH1PRT59+ですどうぞ。」



(ア”!!!!!!!!!!!。)




フルコールで返って来てしまった。まがいも無く小生の局にコールバックしている。キャッキャとはしゃぐ、、、。2nd。とりあえず、プロセッサーを切り、

「はいジュリエットホテルワン、、、、鴻巣市よりオールソゥ59、、、、。」

淡々と交信が続く

「ああ、5エリア遍路されてるんですか!」

しまった、何も言ってないのに、HAMLOGヒットして、、コメントがウケたらしい、、、。

「は、、、、はい、、、、愛媛行きますよ。、、、、」

(大汗)

「セブンティスリィィィ、、、、」

いやはや、まさかのコールバックにあわてふためき、マイクに向かう姿が面白かったらしい。しかもさっきしゃべった人の名前がパカッとログ画面に表示たのが面白いらしい。そして、ログ画面のQTHとQRAの羅列が面白いらしい。人の名前と都市名を読んではしゃいでいる。

ホラ、こうやってQSLカードを書く。、、、そしてだな、、、、このブルーサンダーのカードを××さんにあげるんだ。と一通りの手順を説明。

以後、2ndは事ある度に××さん。××さん。と、、、電源を落としたリグのマイクに向かって人真似をする2ndを見ながら、

いやぁ、、、文字が書ければ、小学2、3年生で講習会で従事者免許は取れるしFT817共用で局免ももらえるが。この趣味は難しいだろ。確かにジュニア局というジャンルはあるが、、、。怖いなぁこれはテツ趣味より難しいぞ。交信の仕方から人となりも教えねばならん、、、。



は、、、ははは。




2013年6月29日土曜日

感覚が麻痺してるなぁ

山梨のJH1コールの方と繋がった。山梨と言うのはビミョーな距離で。1エリアを名乗っていても実質0や2と同じ距離感で、山の陰などは取れないので、確実に交信しようと思うと7MHzを使いたいロケーションである。ましてやVU帯がヘッポコアンテナで5Wしか出ない当局では山岳移動の人と交信できるのみである。しかし信号強度を見て唖然



-18dbのアッテネーターを入れてSの最低がこれくらい。SSBで9を割らない。いくら何が何でも100Kmは離れている。ローカルじゃねぇんだからって感じである。ワッチしていると1KWのようである。確かに、マイクに入力されているリニアのファンの音。何しろ500Wともまた違う、変調が放送局なような音がする。結構1エリアの近郊の方が声を掛けているので、

「じ、、、、じゅりえっと、ホテル、ワン。PRT、、、、。」

恐る恐る声を掛けてみた。

「今日はJH1が多いねぇ、8局目ですよ。59。+20db。非常に安定して強く入ってます」

って言われても。この距離だから、、。いや、、ね。恐らく、20W、50W級で短縮アンテナの局と比べれば、7MHzは唯一、フルサイズでマッチングが取れてるバンドなので、そこに逆Vの輻射を富士山方向に向けて100Wかければグランドウェーブだけで、、、強いかもしれないが、、、。

驚くべくは小生と同じ再割り当てのJHコールの方だった。1アマも昨年取得。

「うちのX(奥さん)も一緒に取りましたよ、昔と比べると簡単だねwww。」

復帰組でKW免許がそんなに簡単に手に入るのか、確かにもはや電信の送信はおろか、聞き取りの心配さえない時代。昔の試験で2アマを通ってれば取れるよって言われても、、、

「局」の方のお免状が難しい。確か20m以内に家屋がなくて、LPF入れて、スプリアスが許容値。ダイポールでもKW級のバランとそれなりのケーブルで繋いであれば、田舎なら免許が下りるらしいが。いやぁ、、、、KWは過激だなぁ、、、。

いやいや。麻痺してるって。国内通信はですよ。50Wあれば充分です。耳がついていかないし、そもそも銭がついていかない。




2013年6月28日金曜日

1アマ取るぞ

アマゾンのアフィリエイトが貯まってギフト券送られてきたので1アマの攻略本を買った。HAMの免許をお持ちの方。資格は

「勉強して試験を受けましたか、講習会で買いましたか?丸暗記試験一発ですか?」

うーーん。最近HFによく出るので3アマがやたら多いのにビックリするのであるが、3アマまで講習会で「買える」ようで。小生の場合、4級は丸暗記。そしておそるべくは2アマも暗記で取った。非常にリーズナブル。正確には2アマは勉強したけど、「結果的に暗記した」というのが正しいのか。

ぅうむ。新楽しく覚える1アマ攻略本を買ったのだが、コレ、完璧な暗記本だなぁ。本当にこんな丸暗記1アマまで取れるのかは不安。しかもこの本、CQ出版社が出してるヨ。ガールスカウトのお姉ちゃんもこれで1アマが取れるという「売り」なのであるが、解説がイマイチかなぁ、ちゃんとした工学の本は1冊、買っておいた方がいいかもしれない。ってな訳で2冊紹介。一時2アマを持ってればCW免除って時期があったが、今は、CWの聞き取り、送信がないってのが肩すかしだけど。符号なんて覚えてるし。そこはスルーパスで行けるとして。難しいだろうなぁ。試験日は8月18日です。


 

キッカケはFT-2000ショックかなぁ。リニアアンプ自作計画があるんで。資格が通れば、リニアを作ろうかなと。真空管アンプの本をめくったものの、、500W級になると「下手こくと死ぬな」ってのが実感。まぁそれは追々考えよう。

それから「パイル負け」。100Wも入力してパイルに勝てない時は全く駄目ってどういう事ヨ。って思うが、アンテナがショッパイのはしょうがないにしろ、今日なんて国内通信だろって感じ。あぁテツ系の記念局は取りたかったなぁ函館市電100周年記念局。8J8RD1OOを1時間呼び続けて駄目でした。七飯から出ててたからなぁ、平日昼間だというのにパイルも凄かった。聞いてる限り、ざっと10局以上いるし、それが減っていかない。21MHzだからそのうちコンディションが下がり出して、3とか6の50W以下のポータブル局に負けるようになって。嗚呼、1エリアとのコンディションが下がり始めから呼び始めたから、タイミングだなぁ、きっとコンディションが悪かったんだろう。スパッと1発でキマる時と全然駄目な時の落差が、、、。まぁ、それが面白み。パワーで押してしまったら面白くないのかもしれないが、DXやるにはアンテナがショボい分、やはりもうちょいパワーは欲しい所。8J8RD1OOは明日も出るらしいけど、通院日だしなぁ、、、。

ここで宣言して「落ちた」ら凹むんだけど。2級の時みたいに上手くいかない気がするなぁ。

FL12デコーダー焼損(2)

焼けたチップはともかく車両を修理しなければと思い、しかし、調子が悪く集中力が続かないので、翌日になった。作業。全く、体調が悪い。まぁ、せいぜい2時間。畑仕事も2時間。模型も2時間、無線も2時間。CQは5局。これが症状固定だっていうらしいから。これ、後遺症じゃね。実質の労働能力損失は20%では済んでない。



まぁ、、、さて。車両の点検。電気釜1両、ボンネット1両はDCCデコーダーを外して、一旦バラして組みなおして、基盤に焼損がないか点検して組みなおしてみたら。無事にヘッドもテールも点灯した。

問題のデコーダーはKATOのホビーセンターに問合せてみた所、交換してくれるようなので、着払いで送付して欲しいとの事なので、送付してみた。果たして本当にちゃんとしたデコーダーで戻ってくるか。

そして問題の燃えたクハ481を解体してみた。昨晩は車両も燃えたように見えたが、DCCデコーダー上をレールに対して直角方向、左右にショート電流が走ったようで、車両側には大電流は流れていなかった模様であり、発光ダイオードも整流ダイオードも無事のようだ。唯一。DCCデコーダーと接していた部分の集電板が黒く焦げたが、レールクリーナーで磨いてみたら、焦げは取れた。レールに乗せてみた所、無事にライトは両方向とも点灯したので、集電板が焼けた事による接触不良だったようである。お陰でなんとか車両の損害はゼロとなった。しかし一旦、バラしてしまうと、接点の調整が難しいようである。一度治ったのにまた点灯しなくなったり。LEDだからタマ切れはないだろうから、焼けた接点とデコーダーとの擦れだろう。もう一度、バラして、今度は全ての接点部分をクリーナーで磨かないと駄目だ。


ボンネットの接点調整に手こずっているので、電気釜だけ先行して、デコーダー搭載を行う事にした。ボンネットは焼けたデコーダーと、不調のデコーダーが帰って来るまで接点調整を行って、デコーダーを搭載する事にした。



フレンドリーデコーダーなので、装着してテストができる(というか装着しないとテストできない)が、通常型のデコーダーは、加工してしまうと一切保証が効かないので、装着前のテストは重要である。装着前にテスターを当て、次にワニ口通電で試験用のBトレ動力を動かして動作を確認している。昔から言われている事でいい加減改善されたのかと思いきや、ちょっと信じられないが、通常型のデコーダーは未だに10個に1個くらいは不具合のあるデコーダーがあるようである。そして今回はまさかのフレンドリーデコーダーの不具合である。多分、同一ロット内での歩留まりが悪かったのであろう。その辺は日本製と違って、歩留まりが悪いものだと思って諦めないと駄目なようである。


LT-1デコーダーチェッカー。これに繋いでLEDが点灯しなければ、残念だがデコーダーの動力部分は死んでいる。それでも、ファンクション機能は生きていたりするのであるが、デコーダーの解析には便利。「フレンドリーでない」デコーダーは配線を「切った貼った」してしまうと返品できなくなるので、面倒でも、組み込む前に必ずチェックする。これってメーカーの仕事のような気がするが。






2013年6月27日木曜日

FL12デコーダ焼損

えぇーー!!という事件がおきた。今日買ったばかり。しかもアキバのポポンデッタで買ったから恐らく正規品だと思うがFL12先頭車型のデコーダーが焼損した。


しかも3個である。プログラミングでGOODと出たからレールに乗せたのであるが、ライトが前進か後進の片方向しか点灯しない。しかも、いずれも、車両側の発光ダイオードに損害を与え焼損を受けた側のヘッドライトおよびテールライトが破壊された。しかも写真のクハ481は凄かった。乗せるや否や

「パンッ!」

と「いい音」がして床下からモクモク煙が上がってきた。これは見事なショート事故。デコーダーはショート箇所が真っ黒焦げ。車両も接触部が溶けた。

オイオイ待ってくれよ。結局485系先頭車4両中3両が死亡した。無事だったのは電気釜1両のみ。残りの電気釜1両とボンネット1両はヘッドライトかテールライトのいずれかが点灯せず。煙が上がったボンネットのクハ481は完全に死亡である。

あぁーー。これだからDCCは嫌だ。FL12の外れロットを引いたのかな。一体どの辺までが保証修理なのかビミョーである。不調のFL12を3個交換してくれれば、ヘッドライトのダイオードなんて保証されなくても最悪、自分で修理できそうだが、何せ、「簡単、安全」を謳うフレンドリーデコーダーでのまさかの焼損事故。



クハ181はいちばん最初に施工したのに、奇跡的に2両とも無事。485系だけやられた。写真はDCC独特の点灯の仕方をしている。これで、方向転換すると、ちゃんと入れ子になってヘッドライトとテールライトが点灯する。



EM13動力車デコーダー。動力車デコーダーは2台とも無事だった。ホントに手軽でいいのだが。



2013年6月26日水曜日

ツインモニター

今日は久々に雨が降ってきた、しかも強く。外気温21℃。これから夕方に向かって18℃まで落ちるらしい。もう、壮絶に体調が悪いの一言である。こんな日は傷病者リスト入りである。四国遍路であれほどのベンチマークを出しておきながら、何故帰ってきてここまで調子が落ち込むのか。事故による精神的ダメージが、かなり大きいようで。それに「治らない身体の痛み」が加わって合併症を起しているようである。

決着が付くまでは詳細は書けないが、コマーシャル復帰はほぼ絶望。うーーーん。まぁ、リグやアンテナを買った代金くらいまでは回収したけど。その先の生活は考えないといけない。


雨が降っていてはこの体調では何も出来ないので、リグのスイッチを入れる。FT-2000になって飛躍的にQSO数も伸びた。やはり流石、卓上機。www。平日のこんな時間に出てくるのはコールサインがJA、JH、JRあたりの「本当のOM」さんが多く、話し相手になってもらってる次第。ノンビリ楽しむには、ここの所安定しているのは、21MHzと18MHzかな。その辺のコンディションが落ちていれば、7M拡張バンドといった所で。

しっかし、無線を復帰させる前まで補助的でしかなかった、PCのツインモニターが本格的に活躍している。右のサブ画面に無線ログを表示、左画面で交信しながら各種検索をかけるといった具合である。

画面構成例その1。交信の話のさわりは。お天気の話から入る事が多い。WX(天気)はベリーファイン(晴天)です。とくれば、絶好の天気であるが今日は「レイニィ」、ジトジト。「外気温21℃、湿度86パーセント。今週は雨の日が続きます。」といった具合に皆さん交信しているのであるが、シャックに温度湿度計がある場合が多いようである。小生の場合はGoogleの天気データを利用しアメダスデータの外気温を伝える。





利用は簡単。Googleの検索ボックスに「外気温」と入れるだけである。すると、ログイン状態になっていれば、登録データから自分の登録場所の気温データが呼び出される。現在の外気温、湿度からその日の予測気温。それから週間天気が表示される。面白いのは°Fの華氏表示も出来る。


これはQRZ.COMの画面を表示。相手がDXの場合、これに登録されていれば、相手のプロフィールを見る事ができる。相手のロケーションやシステムを見られるのと、QSLをどうすれば良いのか等、これでチェックを入れると便利である。


これは総務省の電波検索のページを表示中。国内通信限定。相手を「強いなぁ」と思ったり、なんか、こっちが「弱いなぁ」と思って、ン!?と思って調べる事がたまにある。認可バンド、出力などが分かる。現時点ではまだ反映されていないがJH1PRTを名乗る局は2局あり、移動する50W局と移動しない100W局。14MHzも認可されてるし、恐らく2級のアマチュア無線技士であろう、、、などと色々な情報をGetできる。




2013年6月25日火曜日

初期型IC706 7MHzバンド拡張改造

FT-2000の登場で活躍の場を奪われるIC706、、、ではありません。移動運用のメインリグとして第二の人生を歩んでもらう事になる。で、、、とりあえず、、、不調箇所があるので、オーバーホールできないかと井上に電話してみた所、

「MKIIGまでは修理できるんですが(無印の)706は製造後15年以上経ってるので部品がないので修理ができません」

と悲しい回答。ショップでテスターを当ててもらった所、6mと144MHz。それからFMが壊れているというので、直せれば直そうと思ったのに残念。144MHzSSBなんて、10W出力でも面白いのだけど。まぁ、修理が効かないなら無事に動作しているHFローバンドメインで使うしかない。

そこで問題になるのが7MHz。100KHzも大きく拡張されているのであるが、IC706で運用している時はさして気づかなかったのであるが、FT-2000になってから結構、拡張バンドでも交信している。7050KHz付近に移動局が現れ混信の嵐、通信もショートQSO中心。混雑はさらに続くのであるが7080KHz付近からはロールコールを中心としたラグチュー局が現れるので一般CQ局は下手に出るのを嫌う傾向がある。そして拡張バンドの7100KHz以上は一転、空いているので、比較的交信しやすいユルリとCQを出す局が現れる傾向にあるようである。

で、IC706も拡張化工事をしてみる事にした。拡張方法はググれば結構出てくるのとICOMにも改造方法のページがある。http://www.icom.co.jp/iuse/download_content/syuhasukakutyou/ic-706.pdf


で、まずは上蓋をオープン。スピーカーを外す。問題となる作業箇所は50W-100Wの切替スイッチの下についているダイオード。これを1個足す作業となる。D58という3本足のダイオードを足すのであるが、ン?!ん?!んん!!!


違う、、、。先輩諸氏のIC706と基盤のパターンが違う。これは一体、どういう事だ!早速また井上さんちwwwに電話してみると。

「調べてみます」

と丁寧な回答で、基盤の型番がB4688Dとなっている。どうやらこれは「超初期型」が実装している基盤のようである。発売と同時期に買ったので基盤が違うらしいが、

「指示書どうりにD58を足せば拡張されます」

との回答であった。更に見ると違う箇所があるのに気づくと思う。

50W-100Wの移動運用切替スイッチがないのである。これは2000年に再免許を受ける際に当時、電監から不備で書類が戻って来た。理由は「100W機」は移動局として免許できません。はぁー?である。最初の登録の時は免許しておいて、更新できないと言うのである。ああだこうだ、話し合った結果(当時TSSは存在していなかった)スイッチを撤去して50W固定化する事で免許してくれる事になった。そんなんで、切替スイッチが撤去され、50W側にジャンパー線が入っているのである。そして、今回の再開局申請では2アマの資格を持っていたので、一切何も聞かれないという顛末。今回はその件、ちゃんと書類に明示してあった。(ちなみに2000年の時は2アマだろうが3アマだろうが同じと回答された。)
ちなみに、小生の初期型は「LOW-HIGH」と表示されているが、次型以降の基盤は「50W-100W」と記載されているようでマイナーな違い。それから100Jと書かれているパーツの上の部分のパターンが違うのと、その上部を左右に跨ぐダイオードが1本無いのが違いである。

で、肝心の改造であるが、D58の実装がこれまた、米粒のような小さいダイオードで、ハンダ付けの難易度が高いと非常に評判が悪い。そこで裏技を使っている。もう、どうせ修理の効かないリグなので、何でもアリである。

これもネットで見つけたのであるがD58は3本足のダイオードであるが、実装するのは5つあるスロットのうちの左から3番目の空きスロット。しかし、ここのパターンは良く見ると、下がショート、連結となっている。

コレ、わざわざハンダ付けの難しいD58にしなくても、普通のダイオードで良くね?

という訳で、鉄道模型用に大量に転がっていたスイッチングダイオードを挿入してみた。初期型は最初からついている横にまたぐガラス管ダイオードが無いので、実装もしやすい。極性は写真の方向。D58をつける所の頭部分はハンダ付けしなければならないが、下の部分はCP3と書いてある所のCの文字の左上、右から2番目のホールに差し込めば良いので汎用のダイオードを使用しても「座り」が良い。ハンダ付けが下手糞なのは勘弁してもらいたい。こんな程度の腕なのだからDS58の実装は難しいと端から言っているのである。

うーーん。果たしてこんなインチキな改造で本当に拡張されるのか。


7050KHz付近から上にダイヤルを回していく、7080、7090、7098、、、「プッ!」と音がしたらアウトである。


んーーどうだ「7105」!

「しぃーーーん」

「行ったか。」

恐る恐る、マイクのPTTスイッチを握ってみる。

「TXの赤いランプがピコッ!」

あはっ。とりあえず、無事に拡張送信改造が完了したようだ。







※ここに書いてある改造内容は、全て自己責任において行って下さい。ここに書いてある事が原因で貴方の大切な無線機に重大な損傷が生じた場合も当方では一切責任は負いません。
この改造により、7MHz帯以外のオフバンド送信も可能になります(CB無線の周波数帯は発信しません)。オフバンドのビープ音がしなくなりますので、運用にあたってはオフバンド送信とならないようにバンドプランにはご注意下さい。
この改造により「厳密には」技術適合機種ではなくなりますが、TSSに問合せてください。






2013年6月24日月曜日

初DX&リモートシャック

相手は日本人の方ですが、21MHzSSBでテニアン島まで59で飛びましたネ。テニアン島といえばB29の発進基地で有名な島とのアナウンス。レシプロ大型機で往復できる距離だから意外と近いのかな。国内は完全にスキップ。21MHzでDXでビューって人多いらしいけど、コメットのブロードバンドアンテナもちゃんと動作しているようで。ショボくても垂直系だから打ち上げ角は低いだろうから、SSBの100W入力でも極東からアジアは飛ぶのかな、、、。あーーやっぱCWだなぁ、、、。

小生のQRZ.COMもできました。

http://www.qrz.com/db/JH1PRT

鉄道趣味を押してるページになってるけど、とりあえず、ありあわせの写真。外国人向けとなるとまた、ちょっと趣向を変えないと駄目だな。外国人向けには、力強く力走するE5&E6の連結編成とか、美しい山間部の橋梁を越える車両とかの方がいいなぁ。


うーーん。後はリモートシャックも考えるようになった。局免許も2つに分かれてるから、将来的には実家のシャックをハイパワー対応&ウルトラアンテナのシャックとして、FT-2000もリモートできるっぽいので、ブロードバンドアンテナ接続にして、リモートON状態にしておけば、住居がマンションに変っても、マルチバンドの遠隔操作でDXもできるって。このご時勢、便利かも。



YAESUのPCC2000の画面。本当にネットからリモートする時はこれじゃぁない臭いが(よく分からない)PCからのコマンドでFT-2000が動作するのは確かなようである。現況、ダイレクト操作しかしないが、将来を見越すとリモートシャックも視野に入れておくと家庭環境が変っても無線を続けられる。

2013年6月23日日曜日

久々に横川。鉄道文化むら



今日は日曜日。E氏とユルユルとドライブ。横川まで走らせ、めがね橋、鉄道文化むら。久々に行ったらトロッコ列車が丸山変電所の先を抜け、66.7‰勾配を上り、峠の湯まで到達している。しかもレールは断絶ではなく、延長できる構造になっている。これは将来のめがね橋付近までの延長計画もあるのか。屋外展示で色褪せていた車両も塗り替えられて面目を一新。予算がつき次第のようであるが、少ずつ手を入れているようで、なかなか興味深く、面白かった。


2013年6月22日土曜日

E6系甲種回送 + EH200-901

秋田新幹線E6系甲種回送9781レ 2013/06/22 鴻巣-北鴻巣
α77 AFアポテレ 80-200F2.8 (200mm)

前回の回送を撮りそびれたのでリベンジ。E6系甲種回送。通常東北系の新幹線車両は神戸から仙台まで船で輸送されて陸揚げされるのが定番なのであるが、今回、E6系2編成が、在来線経由となった。もっとも「在来線規格の新幹線」なのだから仮台車を履かせれば、狭軌在来線経由も可能でその方がコストが安いのかもしれない。今回、東海道、武蔵野と来て、高崎線に入り、上越、羽越線経由で秋田へ向かうようである。秋田は明日。23日の13時過ぎの到着。

いやぁ、しかし、私撮り鉄は4級wwwなので、情報を知らなさ過ぎる、どうせケチなJR東日本の事だから、新鶴見で甲種から配給に変って長岡の東日本のEF64が入るのと思いきや、全てJR貨物の請負のようで、上越国境超えには当然のごとくEH200ブルーサンダーが充当された。しかも今日は試作機の901号機。正面窓が2枚窓になるなど、イメージが違う。いやいやレアな組み合わせとなった。


という訳で気も早いのですが、ちょうど100W免許も降りた事だし、まだ未発行分の昨日のFT-2000での初交信分からQSLカードが7月の柄になります。7月はブルーサンダーシリーズ。901号機。E6系甲種回送です。コール下さいね。




固定局が免許になった

20日付けで100W固定局が免許


アンテナもマルチに上がったので、各バンドマルチに出ているのであるが、「革新的に面白い」。基本的に相手が移動局であれば、相手方の出力は50W。だいたい空中線は同じかプアーなはずなので、こちらに届いてさえいれば確実に交信できるようである。問題のパイルであるが、若干勝率は上がったようである。ただ、パイル相手の設備パワーが上だと負けるし、受信局もセオリーどうり弱い局から取ったりもするので、何とも言えない。

相手が固定局だとこれは未知数。やっぱり、あの垂直アンテナはプアーなのでお空のコンディション次第。ビックリするほど強烈に飛ぶ時もある。マッチング部分で結構パワーを食われてる感じはする。7Mはフルサイズのダイポールを使用するので、非常に素直な反応を見せた。スッとパワーが上がった感じがする。他局を蹴散らすような500W超局のようなバリ強い感覚はないが、まぁまぁ強いといった感じ。100Wなりの飛び方をしているといった感じである。いかんせん空中線がプアーなのでDXはCW頼みだなぁ。ちくしょう。覚えが悪い。

それからFT-2000の受信性能と扱い安さ。上位機の血統であると言われているだけあって、今までが何だったんだろうという感じ。それから最大の売りの2波同時受信。これも本当はDXスプリットで使うのが本当の目的だが。国内通信でも、2又をかけて呼ぶ時なんかも2局のコンディションや混雑状況を加味しながら、QSOできるのでGoodである。

まぁD型を手に入れて200W送信できたなどとグチグチ言わん方がいい。同じ予算でアンテナまで上がったのだから、これで腕を磨いて更に上級を、、、。

2013年6月21日金曜日

ATX電源をDCC用電源に流用



新潟レイアウトは電気配線に入った。アナログ側は外周1週にヤードが付くのと、追い越しはしないので、さほど電気的には難しくない。DCCの方は、将来どこまでやるかで、大きく変ってくるBDLを使用して在線管理をやろうとするならギャップを多く切らなければならないし。まぁ、現在はバス電源を2箇所に入れて、BDLによる管理を行う場合は準備工事としてギャップだけ切ろうと思う。

さて、問題発生。当初、ここまで本格的にアマチュア無線を復活すると思わなかったので、DCC用に使っていた30Aの安定化電源は本来の無線用途に戻ってしまった。


ご覧のようにすでに色々な機器にサービス電源を供給している。スケールはA表示にして、IC706でCWで100W発報してみた所、CWトーンに合わせて、10Aまで振れる。これで、他機器へもサービス電源を供給するので、余裕はあるものの。ここから動かせない状態となった。レイアウトルームへDCラインを引く事も可能であるが、あまり無線と共用というのはちょっとどうかと。


という訳で、現在は、あまり移動の機会がないし、「使わないと悪くなる」ので移動用のシールドバッテリから供給。MAX10Aの表記があるが、まぁ、現行の試運転状態では1Aも消費しないので、とりあえず電源を確保したという感じである。


しかしながら、恒久的な電源を確保したいなぁなどと、電気店をウロウロしていたら、あるではないか。ATX電源。そういえば12Vが出力できるんだったと思い、仕様を見ると12Vは13Aとある。DCCで使うには充分だろ。と思い激安だったので、使ってみる事にした。

まず、問題は、電源を挿しただけでは起動しないという事。これは自作した人ならおのずと分かる。PCの電源SWを入れて始めて、機器に12Vが供給されるのだから。ネットで調べると。なるほど。マザーに挿すピンの、写真の側。ポッチリがある側の左から4番目の緑色の線が入っているピンと隣の黒い線の入ってるピン(黒線は全てGND端子のようである)を短絡すると、電源を挿した瞬間から起動するようである。ここの部分にスイッチを付ければ一番良いのであるが、今日の所はハンダをブッ挿してwww短絡した。



ネットの情報では5Vの電源ラインに1A以上の負荷がかからないと12V出力されないらしい。4Pの電源ラインのうち赤が5V黄色が12Vである。普通はセメント抵抗などをつけて対処するようであるが、HDDが5Vを消費するので、4ピンプラグに刺さるクラッシュしたIDEのHDDが2台ほどあったので1台繋いでみた。しかしながら、繋いでも繋がなくとも12V出力されているようである。4Pを使うIDEのHDDが駆逐されたから仕様が変ったのかなぁ?



走行試験。無事終了といいたい所だが、問題発生。DB150は問題なく、走行、サウンド共に動作したのであるが、肝心のDCS100が動作しない。DT402 で操作するとトラック電源のONができないのである。トラック電源の投入ができないという事は走行しないという事。上の方の写真のようにシールドバッテリーや無線用安定化電源の手持ちテスターで測って約13.5Vの出力に変えてみると動作するのだから不思議。(というか今までそれで動作してたのだから)のであるが、手持ちテスターで測って12.5VほどのATX電源ではDB150しか動作しないのである。

うわぁーー安物買いの銭失いか!?

それではと思い。DCS100とDB150をコマンドステーションとブースターとして使用して繋ぎ、ロコネットで繋いでDB150側からレールに給電してみると、DB150の「トラックステータス」ランプが点灯しっぱなしになるという不思議な現象が発生。DT402には電気は来ているが、DCS100単体で使った時と同じでトラック電源の投入ができない。DB150、DCS100のどちらのポートに繋いでもDB150のトラックステータスランプがついてるくせに、トラック電源の投入ができていない。試しにまた、13.5V電源に変えると、DCS100とDB150がちゃんと綺麗に連動してトラック電源がON、OFFし、走行、サウンドともOKになるのだから不思議だ。

うーーーん。困った。KATOのウンコが硬くなる、英文和訳の取扱説明書によれば、確かに推奨は15V~20Vと12Vでは推奨値より低いのであるがNゲージ標準の12Vでも動作するとある。(但し完全な保証はないとの注もある)。更に電圧が下がって8V以下になると警告音を発して動作しなくなると書いてあるが。えーーー、この帯域のわずか1Vくらいに動作する、しないのヤマがあるの?しかも同じメーカーのコマンドステーションで。しかも使える方のDCS100が動作しない。

うーーーーーん。今日は寝よう。名案が浮かぶかも。

しかし腑に落ちないなぁ、、、、。



結局。眠れず、工作してしまった。

古いPC用のアダプターで16V3.5AというものがあったのでDCS100はそれで給電してみた所、問題なく動作した。結局DCS100が出力するロコネットのバスパワーが不足していてDT402が正しく動作しなかったようである。何故かDB150単体ではは12V給電でもバスパワーは出ていたのであるが、ギリギリだったのであろう。DCS100の方が高性能な分、どこかで消費した電力でバスパワーの電圧が低下するのかもしれない。

コマンドステーションでは15Vから20Vと幅を持たせて推奨しているのにPR3のように12Vと指定してくる機器もあったりで困る。まぁ、DCS100を16V給電として、ATX電源は12V動作の補機類のパワーサプライヤーとして使う事にした。DB150は、同じくATX電源から給電されて、ターンテーブルのオートリバーサーとしての動作やポイントマシンやDBLなど、DCCパワーで動く補機類へのパワーサプライヤーとなる。ちなみにどの装置も主電源スイッチがないので、今の所、PC用の電源タップで入切している。いちおうPC用のタップもヒューズ付きであるが、最終的にはこの辺は端子盤化してメイン電源スイッチはNFBを使うかな。(マニアックすぎる)

うーーん。こういう所がDCCのハードルを高くしてるんだよね。アマチュア無線とかやってると、こういった機器類の自作は「当たり前」だからあまり苦に感じないが、ホビーとしてのジャンルでは完全に難しい領域に入ってる。








JH1コール3世代。




田植えも終わり、トラクターのロータリーも標準ロータリーとなった。田植え期間中放置してあった、減反休講田の耕運に入った。民主党の置き土産の所得補償を受けるため、ここには景観用コスモスを植える。リッター単位で安い種なので畦際の景観として、花を植えると補助金が貰える。コスモスはメンテナンスフリーだし、成長が速いのでGoodである。

しかし、アレであるね、平日の早朝のひと時、アマチュア無線をクリクリして、HFでJH1のコールサインでアマチュア無線に出て、農業の話を始めて

「これからトラクターで畑に向かいます。」

という話をしようものなら、相手の局は小生が本当に70過ぎだと思っているらしい。んな朝6時ごろの朝っぱらから無線機に向かってる若年も少ないのも確かだが、、、。

「道路横断、畦への出入り、運転気をつけてください」

と気遣ってくれるのはあり難いが。そんな歳じゃないwwwって感じである。(まぁ若年でも道路横断や畦への出入りは危険なのであるが)たまに再割り当てですと言っても

「そろそろリタイヤですか?」

と聞かれ50後半に思われているらしい。

しかし、基本1エリアにしか届かない430MHzFMだと事情は別で、JHと言うと超初心者かOMかのどちらかになるので、ヘボ交信をすると、モロに初心者扱いをされる。JHは空き率70パーセントを超えていたと思ったので、1エリアには、かなりの数のJHコールのニューカマーが存在している事になる。まさかのJA1の再割り当てから5年以上が過ぎているので、当時JAコールを貰った人もそろそろ熟練してきているので、JAの人は極端な新人QSOをする人はいなくなった感がある。

うーーん。これは小生の分析であるが、HF帯を聞いている限り、1エリアの場合、免許を取得した年齢にもよる誤差はあるものの、本来の1巡目のJAのコールを持ってる人はもうだいたい80歳近いかオーバー。JA2文字コールの人は80歳台半ばを突破し、かなりの数の方がサイレントキーに。JHコールの人でも70歳を過ぎている人が多い。ただJHコールは昭和から平成への移行期あたりに再割り当てがあったので2巡目JH1を持つ50代くらいの人も意外に居たりする。

小生のJH1PRTは3巡目のコール。幸いにも、前使っていた方2名は、一般アマチュア無線交信はあまりアクティビティはなかったようで、運用3ヶ月にして、交信したOM諸氏のログに前使っていた方の交信ログが入っていた事態は今の所ない。

どう区別するのかは微妙であるが、声が若ければ、再割り当て初心者であろう。本当の1巡目JHの人の声は結構歳がいった変調で乗ってくる。小生の場合、カムバック組とは言え、固定/移動2局持ちで、本当に3.5から430までオールバンド、オールモードに出ているので、オペレーションはヘボでも中堅の入口に値するので、何とも微妙。



2013年6月20日木曜日

CHA-250BX II



局免が届くまで間に合ったカナ。当初予算では、FT-2000がD型だったのであるが、D型としなかった為、余った予算で買ったコメットのCHA-250BX IIを上げてみた。

もう嫌だ、高いところ嫌い、滑って安全帯が働くは、震災で壊れかけの建物なので瓦を割るわで、散々。31.8mmφの鋼管を軒先ベースを貫通させて使い、貫通した先は1階の「おろし」部分の屋根にフレキシブル台座で着地して受ける格好である。上下方向の加重を屋根が受け、前後左右方向を軒先ベースで受けている。それでも不安なので、支線を、1方向はダイポールと給電線。もう2方向をワイヤー線で取る事にした。

ワイヤーは農家ならご存知。泣く子も黙る「マイカ線」(爆)。ハウスのビニール張りと思えば手馴れたものである。ナイロンの編線をビニール被覆した独特の線なのであるが、微妙に伸縮するのがミソ。ターンバックルを使わなくても意外とテンションがかかる。数週間したらまた引っ張ってテンションかければ、そこそこ強いというのは、ハウスの台風対策で実証済み。まぁ、八木が上がってる訳ではないし、万一、倒れる方向の建造物のダメージも、いちおう計算し、これでヨシとした。

しかしCHA-250BX IIは垂直アンテナとしては長い。昔、流行した、VU帯の多段コーリニアより長いんじゃねぇべか。しかもアルミ製で軽く3Kgなので、一人でも設営できると聞いていたのでやってみたら、怖いのなんのって、屋根端なので落ちたら先は崖なので決死の思いでポールに挿入。

ふぅぅぅ。まぁ、軒先ベースとはいえ、貫通で使ったのと支線を張ったので、多分大丈夫だと思われるが、アンテナ本体が台風で折れやしないかが不安。買ってから知ったのであるが、アンテナ中ほどに支線を張れるステー受けのプラスチックがついている。ステー取り付け部があると知るとステー無しでは不安になるが、ネットで見る限り先輩諸氏のアンテナも自立で耐えているようなので、とりあえず、アンテナ基部までを補強し、アンテナ自体は自立とした。

それから耐入力は250W SSBでしたね。訂正。しかし、という事はCWではどれくらいか、まぁ、誤差が出るので、オーバーロード分も含めると、CW200Wを長時間やるのは怖いかね。今売ってるのはII型と称する、マッチング部分が黒色で、放熱フィンがついているタイプのアンテナである。旧製品は長時間CWを打つとここの部分が熱を持ってダレて来るのが問題だったようであるが、どの程度改善されたのかは不明であるが、II型になって改良されている。

OM諸氏のインプレを聞く限り、とりあえずQRVできるアンテナと思った方が良いようである。長さ7メートル程のエレメントにどういう仕組みかは分からないのであるが、まぁATUでマッチングをとったかのようになる給電部分がついており、不思議な事にSWRは全バンドでしっかりと落ちている。ワイヤーアンテナにチューナーの原理に似ているのであろうか?しかもノンラジアルと来た。電気的には地面から浮いている。しかしながら全く駄目という事はなく、DX通信にも使えるようで。何しろ調整不要のマルチバンドである。あまりハリ鼠のようにアンテナを建てると家族の目が(というかだいぶはり鼠化してきてはいるが)あるので、今シーズンはこれで行きますワ。


震災でダメージを受けているので怖いボロ家屋のサイドに貫通したアンテナベースで設置。3方向支線とした。全長7mかなり長く見える。やはり、2人で建てた方が安全だった。しかし、まだローカルさんいないし。







2013年6月19日水曜日

やっと固定免許が下りるか


うわぁ。やっぱ3週間かかった。無線局申請のステータスが「審査中」に。そして、手数料の納付の通知が届いていたので、ペイジーで送金となった。やっとFT-2000に火が入る目処がついた。アンテナも色々考えた挙句、3.5と7Mは長いアンテナが良いだろうから現在どうり、逆Vダイポール(7Mフルサイズ)。10MHzと18MHzのWARCバンドを含めた50MHzまではC社のブロードバンドアンテナでカバーする事に。これで本当の意味で、3.5から430まで出てますと言えるようになりそう。本当に出る勇気があるのか、14MHzも100Wで実際にQSOできるバンドに含まれているのがポイントか。ただ、アンテナと出力がショッパい(もう次の500Wがチラついて感覚が麻痺している)のでCWは覚えないと駄目だねぇ、、、、。

実は、再開局してから2回。変更申請出していたのだが、それは10日ほどで受付になっていた。1度目は、FT-817導入による。430MHzの追加。これは5W機なので、2週間程で免許状が到着。そして今回早く100W出したい為に、「移動局する局」から「移動しない局」への申請をしたら、TSSへの保証を忘れ(というか知らずに)10日で受付になった後に、ケッチンを食らって、補正依頼。

もう面倒になったので、新たに同じコールサインで、「移動しない局」を申請。そしたら、先週の四国へ旅たつ前のヌカ喜び。審査中になっていたのは、一度出した変更申請の取り下げで、肝心の「移動しない局」のステータスは「受付処理中のまま」。電話してみたら

「はい、変更申請の方が早いんです。開局申請は時間がかかります。3週間から1ヶ月見てください」

と、ガックリ来る回答。そして待つ事1週間。総務省からメールが届いたので、納付となった。後は「審査中」のステータスがウザくて嫌な予感がするのであるが。早くて週末。遅くとも来週には免許が届くかな。


後は、時間があるので、1アマを取ろうと思う。8月18日の試験を申込済。実際にはD型が余剰気味にあるのに100W機を買ってしまった「負け惜しみ」も大きいのだが。まぁ最も件のブロードバンドアンテナは200W入力はできないようなので、、、。後は、他の国家資格も何か取ろうかな。時間があるので勿体無い。やっとそう思えるようになりました。夏は暑いので、久々に勉強の日々を送ろうかなと、、、(本当か?)、、、、。


2013年6月18日火曜日

間もなく半年。

詳しい事は、示談成立まで書きません。最悪の事態に陥りました。○○海上さんはネット評判どうりですね。極めて事務的。そして手のひらを返して、それはそれは、恐ろしい態度に出る。予め紹介を受け、打ち合わせはしてありましたが、正式に、弁護士対応となりました。

皆さん。保険会社の言いなりになって泣きをみていませんか。彼らは自賠責の120万を超えたら、「法的に問題ない範囲でいかに支払わずに済ませたかが」勤務の評定になります。逆に我々は「法的に問題のない範囲でいかに支払ってもらう」かが、今後の生活に大きく関わって来ます。症状の重い軽いに関わらず、長引いたり、仕事に影響した人は皆深刻です。その相反する乖離を埋めるのは素人では無理です。

確かに、痛くもないのに金をふんだくる人もいますが。本当に体が痛くて、会社からも保険会社からも見捨てられている人もたくさんいます。これを書いてる今は健康のため、鎮痛剤を減らしているので頭痛でたまらないです。ブログだけ読んでいれば楽しそうに見える、アマチュア無線機もSSBの雑音を長時間聞くのも厳しくQSO局数も限られます。模型も集中力がなく長時間続きません。四国遍路は出発前後に鎮痛剤の点滴を受け歩行中は鎮痛剤のトラムセットを2時間おきに1日4錠も飲むという薬漬けの非常に健康に悪い旅でした。

ネットや実際の相談でも沢山の人の意見を戴きました。まぁ、各種傷害保険の一時金んみたいなのが色々あったり、雀の涙の支給金と家が農業なので、食いはぐれる事なく、調子が良いときは畑仕事、調子が悪いときは、寝ているか、模型をいじったり、無線機をいじったりする事ができるのが幸いですが、長い目で見ると生活に支障が出ます。

もう、色々な意味で、ケリを付ける段階に来たようです。


2013年6月17日月曜日

次期水路工事

今年の通水以来周辺工事ばかりで、目立った大掛かりな工事が影を潜めた武蔵水路の工事現場であるが、来年の3年目の工事へ向けての準備は着実に進んでいるようである。周囲では3箇所難所がある。JR高崎線。国道17号。フラワー通り川面橋である。これらは架け替えにあたって通行止めが難しく、仮橋や仮回しが必要と思われる。犬の散歩がてらで行ける川面橋と国道17号を覗いてみた。


フラワー通り川面橋付近。明らかに異変が起きている。手前の水田2枚は隣家のものなのであるが、田植がなされていない。隣人に聞けば「田植は終ったよ」と、トボけた回答。「ははーーー黙ってるな」どうやら川面橋の仮回しが行われるようだ。そのための用地として使うようで、田植をしていないとみた。同様の仮回しは堤根付近で行われている。



現在の川面橋付近。この橋が狭いせいで前後区間が大型車通行禁止である。4トン車もこの橋梁部分でのすれ違いは困難である。写真右側に仮回しを行うと察した。


国道17号橋梁部分。さきたま緑道の歩道の橋脚が接近しており、上下2車線での仮回しは不可能。左右部分もアプローチが築堤だから、対面通行として、車線を絞らないと駄目であろう。熊谷バイパス分岐直後で交通量は少ないのでその可能性が高い。川面橋より難しそうだ。



国道17号傍に前線基地が造成された。かなり広い敷地を使った基地である。大掛かりな工事になると思われる。




2013年6月16日日曜日

支線部へ着手

さて、新潟レイアウト。本線部分のレールは揃って久しいが、支線部分へも着手をはじめた。当然ながらヤードで使うポイントが多く、ヤードにばかり少ないポイントの予算を投入していても、支線が進まないので、この辺で支線も建設に着手した。また、支線部分を決めないと駅向こう更に本線の向こう側のアナログ側のヤードの大きさも決らないので、建設しなければならない事情もあった。


3複線のようになっているいちばん外側線の支線を行く115系2両編成。この部分は将来的にはアプローチとなり、坂を上って行く構造となる予定である。


駅部はこんな感じになっている、以前公開したCADデータと例によって若干の違いがあるが、支線が大外を回り、ヒゲのように延びた線がメイン駅に入って来る。メイン駅は切り欠き式の0番線か中線の2番線に入線できる。DCC専用である。


メイン駅0番線部分。中越沖地震で115系が転倒した事で有名な某○崎駅の切り欠きホームと、用途も同じなら出入りする車両も同じである。3両分の長さは用意してあるが、2両編成がスッキリしていて良いようだ。






スーパー区切り遍路 土佐の部 打ち終わり



歩き遍路の旅は途中で、止めてしまっても格好が悪いので、あまりブログに詳細を書く事がなかったが、今回、無事に土佐シリーズを終える事ができたのである程度記録に残しておこうと思う。

区切り打ちは1日あたりの行程がタイトである。体力を短期間に集中できるので、通し打ちの人の1.5倍くらいを歩く事ができると言われている。一般的に「通し打ち」の人の1日の行程は24kmが標準で無理して30Kmといった所。歩行速度は1時間あたり、4km/hが若い人の標準。少々年配の方だと3Km/hくらいで計算しておいた方が良いようだ。しかし、夏場だったり、雨が降ると、1割とか2割ダウンするので要注意である。今回の成果3日で100キロ超。約15万歩。4km/hをほぼ維持した。

全く体調が悪い中の遍路だったので、途中で無理になったら「エスケープバス」に乗ろうと、名誉ある撤退も視野に考えていたが、鎮痛剤、その他薬剤の力で何とか歩いてしまった。行く前と行く後に鎮痛剤を点滴。1日、トラムセット37.5mgを4錠服用。なんだか筋肉痛まで鎮痛剤で緩和されているようなヤク中毒状態で歩き切ってしまったが、やはり体力は完全ではない。帰って2日、寝込み、、、。こりゃ駄目だ、、、、、。

以下行程(歩行距離、歩数はスマホでのデータです)

5月12日
新宿発20:35-小田急高速バスブルーメッツ号

5月13日 24.6km 25250歩
-07:20着 高知 発8:20- 2073D特急あしずり3号 -9:57着 土佐入野 10:10発-
13:30間崎(大休止30分アマチュア無線やるも感なし) -15:30信念庵(中休止10分)-17:45着 久百々(泊)

5月14日 39.1Km 58671歩
久百々発 05:45-(一気に歩いてログを付けてなかった)-11:00着 38番金剛福寺(宿のおかみさんが持たせてくれた弁当で昼食) 11:45出発-15:00窪津(根っころがって大休止15分)-17:15着 久百々(泊)

5月15日42.7Km 62814歩
久百々 03:20(無理を言って早朝出発)-7:00着 芳井遍路小屋(小休止5分)-8:00竹内商店前(通過)-8:40天満宮(中休止10分)-10:00清水川荘(中休止10分)-12:15着 39番番延光寺 12:50発 - 13:30平田駅着 終了

あとはおまけ、宿毛線乗りつぶし。

平田駅13:34発 -516D- 宿毛 14:34発- 618D-1504着 中村 15:10発- 50D南風20号 -17:00着高知 17:50発- 空港連絡バス- 17:25 高知龍馬空港 19:10発- JAL1492便(B737-800) -20:20羽田着。  

宿はネットの情報やすれ違ったお遍路さんからの情報で久百々をチョイス。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kumomo/久百々のおかみさんの

「若い人は38番金剛福寺まで往復してしまう人が多いわよ。」

との言葉にタイトな予定を組んだが同泊の人には「凄いね、普通の人が2泊くらいの行程を1日で歩いてるよ」との言葉。リタイヤーズの方々は3km/hくらいで歩くのが標準らしいので、久百々と金剛福寺往復は厳しいかもしれない。

しかも、打戻で時間が一杯だったので「美しい」と言われている足摺岬西海岸を見られなかったのが残念だ。

しかも3日目も14時44分平田発の列車に乗らなければ、飛行機の最終便に乗れないというケツが決っている超シビアな予定。行程も2日目と同じく40キロある。3日目はおかみさんにお願いして早朝出発させてもらった。朝、3時に目が覚めてしまったので3時20分発(爆)。

それでも一通り行程を終えてたら1時間強時間が余ったので、宿毛駅まで、土佐くろしお鉄道の、のりつぶしも行った。これで、ごめんなはり線も含め、土佐くろしお鉄道は完乗。次回は宿毛駅は通らない行程の予定なので、これで心残りなく次回へ進める。


久百々からの朝日美しい

大岐海岸

窪津のJF GS www この集落にはここしかない。

窪津の掘込湾港。高知の港は美しい。
漁港レイアウトのプロトタイプはこういう港だったりする。


マホーランカーブ?
マホーランって一体何だ。


足摺岬と灯台


3日目。三原村に入る。日本一辺鄙な村ランキングにも入る。
「凄まじい村。」事実凄かった。


三原は水田地帯だが、トマトの大規模農場があるようである。



出ました清水川荘。三原村での宿泊は簡易宿だが安いので定番。当初ここに止まって3泊の行程だったが、田植えが押した関係で2泊3日の強行行程に。ヒェーしかし、物理的に可能とは言え、痺れる。


という訳で2泊3日で38番金剛福寺と39番延光寺を打つという、強行遍路無事、終了しました。