KATO
EF 58 35 2010年購入
(実車)
店頭に置いてあったので、思わず衝動買いしてしまった品物。ナンバー指定機。この35号機、と続く36号機はEF58型でも異端児である。サイドの窓配列が違う。通常5枚窓の所、7枚窓となっている。
EF58がデッキ付きの(旧)と呼ばれる型から我々がいわゆる「ゴハチ」として認識している、デッキなしの(新)に移行するにあたって、(新)タイプの実質のトップナンバーがこの35号機。登場の経緯は車両鋼体の大部分が旧型の仕様で完成した所で、1949年のドッジラインによる新規機関車の製造中止措置となった。製作が進んでいた32号機から34号機までは貨物用のEF18として就役したが、製作が進んでいなかった35,36号機の車体は、長らく東芝府中工場に留置されていた。その間に、1951年。EF58は設計が新型に移行した改良型の製造が決ったため、(旧)の側面に(新)の前面を切り継いだ姿で登場し、独特の窓配列を持った(新)となった。
長岡に配置され、ヒサシ付きの新潟仕様独特の姿をしている。
(当鉄道での設定)
EF58 61,89と共に動態保存機として設定されている。トップナンバーであるため、89の引退後も稼働率は低いものの働いている。EF65 501、EF55 1と同僚保存機らしく、綺麗な状態である。高崎に配置され新潟に出張してくる。新潟地区内でのイベントの他、宮原始発で夏期の柏崎行や冬季の石打行の臨時列車も牽引。峠を越える運用ではEF64の補機が付く。専用車両として、高崎の茶色の旧型客車に対峙して沼垂所属の青い旧型客車もある。
上越国境を越えてEF58 35 に補機 EF64 1000代を連結した、宮原発、柏崎行、臨時快速「EL青海川」号がやってきた。長距離運用なので高崎の12系を使用。夏の繁忙期のため、同日運転のSLみなかみには旧型客車を使用している。
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