KATO 10-581
E127系0番台(新潟色)
2010年にKATOから「地方の電車シリーズ」として発売された車両のひとつ。前に紹介した115系はリニューアル品であるが、これは新規製作品である。DCCフレンドリーであるのとカプラーがボディマウントの密連型となっている。
(実車紹介)
1995年の登場。当時まだ現役であった165系電車の淘汰を目的として製作された。165系が2ドアデッキ付きでラッシュ輸送に支障をきたしていたため、3扉ロングシート車として製作された。701系電車の直流版のような電車であるが、0番台は正面デザインの意匠が凝ったものとなっており、角型ヘッドライトの採用や、丸みを帯びた前面が特徴である。側面デザインも701系と違い1枚下降窓となり、窓が揃ったデザインになった。
制御方式は701系と同じくVVVFインバーター制御。1M1T編成。ブレーキは回生ブレーキを使用しながら失効に備え、屋根上に抵抗器を装備する。
ちなみに長野地区に導入された100番台は701系と同じ外観となり、違った車両に見える。
(当鉄道での設定)
実車は13編成あり、主に白新線方面などで、使用されているが、115系と共に、DCCラインでの本線運用と、DCC搭載と、2両という短編成を生かして、支線区への運用も積極的に行われている。
KATOのこのテの車両は簡易包装なのが困る。内部はプラスチックの車両ケースは入っておらず、発泡スチロールの簡単なケースと、プラスチックフィルム。保管には車両ケースが必要なのだが。
当鉄道では最初にDCC化された車両。フレンドリーEM13動力デコーダーを差込むだけでOKで簡単。
今年になって、FL12デコーダーも搭載され、ヘッドライトとテールライトが常時点灯し、かつ、方向別に点灯するようになった。DCC化は結構バカにならないコストがかかるので、編成を絞ってDCC化し、運転線路もDCCとアナログ直流を併用している。
最初にDCC化した時の動画。アナログにはない、滑らかな走行フィールが分かると思う。
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