どうも18MHzが開いているらしく、何局かお声がけ。CQを出そうと思ったが、結構、3Kステップで並んでいて混雑気味だったのでやめた。もう年末ジャンルだというのに8(北海道)や6(九州)だが良く開いていた。
さてアンテナの設計。移動で使っている、21エレをちゃんとしたアンテナに更新しようと思って、移動局の定番、K1FOの設計。430移動用のK1FOは昔、群馬のOMさんが販売していたのであるが、今は作っていないらしく、データ数値のみが、渡りあるいている。
元ネタは「K1FO 430」で出してもらうとして、24エレだったものを、最終エレメントを遠い位置に伸ばすとゲインが上がるという定説で、1本足して25エレに。やっぱりゲインが伸びた。
移動局の定番の2×2の設定。リアルグラウンド計算で26dbiと出た。流石。このソフト若干甘く出るが、結構な値である。マッチング回路の設定はしていないので、SWRは高い。
どうも狭い気がするが、移動用とあって、コンパクト設定なのか、1λでパターンが良くなる。間隔は1.5λくらいあっても良さそうだが、サイドローブが出てしまう。
設計はこんなものである。給電部をフォールテッドダイポール形式になっているのでループとなっている。う~~ん。しかし、問題は大きさ。25エレの標準サイズ。全長、5メートルはある。ある意味標準サイズであるが、これはデカいなぁ、、、。21エレ級で設計しても4米。先端部は30cmに近くなるので、1エレあたりかなり長くなる割にゲインアップが少ない。
当局の21エレ。スタックで23dbi出ている。
2×2にしてみた。26dbi出ている。
ナロースペースで3.2メートルである。2mもののルーフボックスに分割して簡単に入るサイズである。
実物。すでにブログでは書いてあるが、ここに直リンクで来て、これを見てアレ?と思った方。そう、ケツの部分9エレメントはダイヤモンドの安っい10エレを利用している。
10エレから1本抜いて9エレとして、そこにサックとして12エレメントを差し込んでいる。15エレを使わないのは、15エレはゲインを出そうとして、すでに先端エレメントがナローになりすぎているので、エレメント間隔が10エレの方が改造しやすいからである。
使ってみた感じ。本当に20db強ある感じはするのであるが、ビームパターンは解析以上に非常に狭い。感じがする。
このアンテナ、とりあえず、データ取りの仮設で塩ビパイプでできているのであるが、未だに塩ビのまま使ってしまっている。見てくれが非常に悪いのと、グネグネ曲がってセッティングが難しいので、いい加減オールアルミ化したいのだが、そこで、どうせならちゃんとした、K1FOにと思ったのであるが、、。う~ん、面倒くさい解析結果となった。
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