まずは単独運転の「はやぶさ」9号乗車。で320Km/nの体験。
240Km/h275Km/h、300Km/hと新幹線のスピードアップを感激とともに味わってきたが320Km/hは「やられてしまった」。宇都宮を出た瞬間。雑誌のルポどうりである。ケツを押されるような感覚とともに速度が上がり、路盤のアップダウンを体で感じるように。これがまた、船酔いのフィーリングに似ている。那須塩原を過ぎて、アップダウンがきつくなると、上下のローリングが、船のローリングのような感覚になり、だんだん顔が青ざめてきた。
1985年の東北新幹線の開業当時、マスコミが報道した売り文句は「揺れない新幹線」、タバコ(箱ではなく中身1本)を立てて、倒れない。というのが売りだった。しかし開業から年月が経ち、路盤がだいぶ荒れはじめ、震災でだいぶ痛んでいるのは知っていたのであるが、路盤の調子悪いポイントに差し掛かるとフワッツとケツが持ち上がるのが体感できる。座席が台車の真上だったとうのもいけなかったのだろうが、、、。
とどめは長大トンネル。トンネルに突入した瞬間、上下動に加え、左右のローリングが加わる。もちろんアクティブサスペンションで制御されているのであろうが、その周期が気持ち悪い。
もう、福島を出るあたりには満身創痍、まだトンネルが続きそうだし、ゲロ袋が欲しい有様。2ndは飽きたらしく、グネグネとウナギ状態。こいつは新幹線に乗りたいとは言うものの結局は、通勤電車にしか興味がないので、それは知っていたのだが、親子2人、早く仙台に着かないか、グダグダ状態。
昼食を仙台駅で済ませ、利府の新幹線総合車両センターへ。利府駅から20分ほど歩く。新利府駅が近そうだが、総合車両センター側は従業員専用入口しかないので、相当の遠回りになるので、利府駅が近い。
震災前は平日は、工場内見学を受け付けていてトロッコで場内巡りができたのであるが、震災後は安全管理の問題からか、中止になっている。事前情報は得ていたので、手前のPR館のみは土日も空いてるので尋ねてみた。内容は6歳児くらいまではごまかせるが、ちょっとものたりない感じ。
展示車両の200系の運転台にも座れますね。
広場の芝生のこれはナニかな。200系の光前頭ですね。
屋外にはSTAR21と200系。それと、利府駅の先で朽ちていた機関車群がこちらに避難して展示してある。
小生FASTEC360よ1世代前の試験車両STASR21がお気に入り。名前がカッコいい。ロゴマークとSPEED RECORD425Km/hの文字がカッコいいですね。
利府に歩いて取って返し、仙石線の本塩釜までミヤコーバスで移動。松島へ。接続がとんとん調子だったので小生単独なら岩切に取って返して東北本線の松島から松島海岸まで歩くパターンだが、天候が雨のはずがピーカンだったので、2ndの疲労が貯まってそうなので、熱中症でも起されたら危ないので、バスで本塩釜まで行って仙石線で松島海岸まで行くことにした。300円ちょっと。幼児は無料なので、まぁいいかと言う感じ。
マリンピア松島。震災では津波被災して大変だったようですが、復活開業を成し遂げ、夏休みの親子連れで盛況だった。
肝心の日本三景の松島には興味がないご様子。あまり遅くなっても、疲れるので、少々早いが、仙台に戻り帰路へ。帰りの新幹線は当然のごとく、仙台始発の「やまびこ」
福島で「つばさ」と併結パターンの仙台始発のE2「やまびこ」に乗車した。始発だから自由席。2ndの特急料金は要らないしリーズナブルだし、275Km/hは安心して、乗ってられますね。しかし、よぉーく、ケツの具合を観察していると、今まで気づかなかったが、震災後の路盤の「荒れ」は随所にあるようで、今後の課題のようである。
村長殿に酔った話をすると「だいたい君は、少しの船でも駄目ではないか」と一括。気持ち悪くて振子車両に乗れない人に言われたくないが、、振子も大丈夫だった、自分のテツ人生でショックだなぁ、、、。
あ、ごもっとも。さーせん。
返信削除なぜ船が大丈夫で、振子が駄目なのか分からない。ボクは船のような320Km/hのあの動揺はアウト。速度が速すぎて山や谷を越える周期が船のアレなんですよ。それに加えてトンネルで荒天時の船みたいな左右動が暗闇の中で加わると、、、、もう、、、。
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