2013年7月27日土曜日

ムーンライトえちごで行くトレイン移動運用の旅

「久々にムーンライトえちごに乗って山寺に行きませんか」とのエーデル氏の誘いで始まった山形、山寺企画。しかし肝心のエーデル氏が仕事が抜けられなくなってしまい、単独で出かける事に。


新潟の485系が使用される。小生実は165系が引退してからこの485系の「ムーンライトえちご」には乗った事がなかった。18きっぷではなく、週末きっぷだったので、「ムーンライト時代」と同じクォリティの座席を求め、半室グリーンをチョイス。

沼田地方が大雨で、普通列車は運休、夜行列車は速度を落としての運転となったが、新潟には定時に到着した。


当初山形、そして山寺へ行こうと思ったのであるが、悪天候と交通障害で山形県内は鉄道網がズタズタとの事前情報だった。そして、肝心の仙山線は信号機故障で山形側が長期の運休中。故に、どうにか山形に辿りついても山寺へ行く手段がバスしかない。その上、悪天候で、身動きが取れなくなる可能性があるので、新潟県内で手を打つ事にした。

まずは越後線で西進。ぷち対象地。三島郡出雲崎町。ここは良寛記念館入口の東屋。実はもう少し歩いて海岸まで行けば、道の駅もあるのであるが、スタンプを押すQSLカードを持っていないので、良寛記念館前の東屋で運用。実は、小雨が降っていたので東屋に駆け込んだのであるが、運用後半で、晴れてきた。18MHzで運用。どうも早朝の18MHzはQRPでCQを出しても少ないながら応答があるようである。8~3~6とやはり電離層反射なのか、近場をスキップして強力に遠方に飛んでいく。しかも遠方ほどレポートが良い。



根を据えて運用すれば局数が稼げるのだろうが、局数稼ぎではない旅なので、列車の時間が来たので数局で引き上げ。柏崎を経由して青海川まで移動。越後線は2両編成のトイレ付きS編成が集中的に入っている。ちなみに「えちご」からの乗継は弥彦線用の2両、ワンマン、トイレなしのY編成の送り込みであった。

115系は新型車両で全車一斉取替えが決ったようで、埼京線の233系の増備が終ると新造車が一気に入って来るようだ。115にとっては最後の活躍の夏かもしれない。




続いて出ました。青海川駅。10時頃だろうか、ちょうどこの時間、バンドが絶好調だった模様。18MHzでCQを出すものの、バンドオープンで各局、興味が色々なバンドの珍局に行ってしまっている模様で、拾ってもらえず。ここは柏崎市、ポイントがないので、きびしかったのかなぁ。

しかし、呼び出しに回ると、面白いように取ってもらえる。2回呼べば取ってもらえる感じである。なんとHL(韓国)にいる日本人の方とコンタクトが取れた。「ウソではなく、他の局と同じように59で入感してますよ」との事。コンディションが良ければ、QRPでも強く入感するようだ。更に広島のいつもQRPで運用されてる方の信号がガツンと入ってきたので、応答、QRP同士で59で交信成立。

あまりにもコンディションが良くて、3時間も時間があったのにあっという間に過ぎた。昼を過ぎるとナニやらバンドがクローズしはじめたようで、賑やかに聞こえていた局が消え始めた。慌ててCQモードにしたが時既に遅く。QRPでは手の打ちようのないバンドクローズのようである。

何か、見た目、海辺に釣竿出して、魚でも釣ってそうだが、釣っているのは魚ではなく、「電波」ちなみに先に見える岩場では本当の釣りをしている方がいる。あまり邪魔にならないように間のサーファーゾーンを挟んで家族の海水浴ゾーンの間くらいの人が疎な所で運用していた。ちなみに中サイズの岩の浜辺だったので竿は写真でご覧のように、三脚なしでほぼ垂直に自立できた。


青海川で一旦昼のバンドクローズになったので、週末きっぷは北越急行に乗れるので、直江津から乗車する。十日町の先で16時と夕刻のバンドオープン時間に当たりそうなので、移動する事にする。


お目当てはここ。美佐島駅。トンネル内のモグラ駅の一つであるが、単線トンネルを高速で列車が通過するため、2重の暴風扉で仕切られている。厳重なエアーロックになており、片方の扉が開いている時は片方の扉は開かない構造。また、列車を降りていつまでもホームにいると指令に監視カメラで見られており、早急に退去するように注意されるようである。


美佐島駅の外部。ちょうど屋根のある都合の良さそうな外ベンチがあった。徒歩運用では、こういう、人があまり来なさそうな、屋根付きベンチは本当に重宝である。

しかし、アンテナを展開した、その瞬間、ポツポツ降りだし、ゴロゴロと激しい雷が鳴り出した。ヘッドフォーンにもノイズが入って来るようになった、。結局、交信せず、ボウズだが、落雷は恐いし、機材がズブ濡れになると困るので早々に退散した。結果的にこの後、トンでもない豪雨になり、退散して正解であった。バンド的には夕刻のオープンが始まったので面白くなりはじめるタイミングだっただけに惜しかった。







0 件のコメント:

コメントを投稿