2013年9月21日土曜日

移動運用日和だなぁ

土曜営業なのだが、彼岸に入ったので、留守番。昨日からアンテナの調整を行っている。7MHzの摩訶不思議な現象は、エレメントが家屋に近づきすぎていたようで、銅製の雨樋と干渉してしまっていたようだ。どういう訳か、給電線の位置で、インピーダンスが変化するようで、SWR1.0となったのは偶然のようである。どちらにせよ同調が取れていない。



支線を4方向からのH型の張力で張っている3.5MHzと7MHzのデュアルバンダー。給電点の地上高が若干、落ちてしまった。、家屋から離す工作をし、空中に蜘蛛の巣状に浮いてるアンテナを追い込んだら、何とか、影響を受けない位置を発見した。

木造家屋はアンテナに影響しないと言われているが、バブル期の建物なので、ケッタイに銅製の雨樋を使用している。伝導率の高い銅板が家の全周を覆っている。板金職人が切りついで作る匠の技であるが、バブル期の純和風建築の特徴で、もはや一般家屋では使われないだろう。

奥手のゾーンに見えるのが将来の拡張ゾーンで10年計画で、第2倉庫と、模型部屋。タワーなどを構築予定。それまでは、垂直系アンテナとダイポールでの運用となりそうだ。右の倉庫は確信犯的にルーフタワーを乗せると、母屋の背高を超える設計としてあるのであるが、ルーフは傷むので、どうしようか思案中。母屋に上げると、下手な自立タワーより高くなるが、見た目がカッコ悪くなるのと屋根を壊したら金額が大惨事なので、母屋にはルーフは上げられない。


HFを調整していたら、VUのSWRが急激に、高くなった、

「そんなバカな!」

と思ったら、シャック内の同軸を引っ張りまわしたせいで、VUの同軸がアンテナ切替器の部分でスッポリ抜けていた。どれだけ、いい加減なハンダ付けなんだよとも思ったが、、、小生、コネクタ造りが大嫌いなもので、過去に、何度もリグを壊しているので、リグ本体のSWR計と最終出力を表示するSWR計の2本立てでインピーダンスに異常がないか監視している。今日はPTT押した瞬間に離したが、いわゆるオープンというやつである。FT-817もリニアアンプも保護回路は内臓されていないのでオープン事故は非常に危険。その昔、友人に譲って持った、モービル機とハンディ機のファイナルをオシャカにした経験があるので、神経質と言われるくらい「SWR恐怖症」である。



小生のVUゾーン。この辺は移動局として免許を受けているセクションである。FT-817を親機にリニアを使う構成であるが、ややこしくしている。リグ本体のSWR計とリニア後段のSWR計で系統に異常がないかモニタリングしている。

何とかV/Uの調整も終わり、試験送信をしてみる事にした。すると

「コチラハ7J7ACT」

と、三沢の有名人、サイモン氏の信号ガ59+フルスケールで入感している。

「あぁ?アンテナがHFに繋がってるか?」

と思ったら

「7J7ACT/1 日光市、、、ゴニュウカン ステーション アリマスカ?」

あぁ430FMだ。関東に来ているんだ。VUでの活動も活発なようで、144MHzFMのみでのV/U10000局達成されたようで。今日は、関東の事情もあるのか、430MHzである。

ワッチしていると

「名前はサイモン、アメリカ人です。サイモンとガーファンクルのサイモンと同じ発音です。カンジカイシャクはニシのモンと書きます西門」

と、、、ズコッとくるアナウンスも健在。

6月の21MHzに続いて2バンド目を戴いた。どうも氏は、かなり記憶力がいいようで、結構、短い交信でも覚えているという噂を聞く。そして、魔法の手帳を持っており、誰とどのバンドモードで交信したか、一発検索できるようである。PCを持っているのか、手帳なのか不明だったが、小生のコール聞いただけで、名前で呼んできた。

氏的には色々なバンド、モードでの交信を望んでいるようである。3.5~430までオンエアできるようである。但し、CWは苦手なようで、ほとんどフォーンで出るようであるが、日本語が堪能である。当たり前だが、コールサインの発音が流暢な英語だったり、交信方法が独特なので、ついつい、DXみたいな錯角で、インチキなDX英語で話してしまうのであるが、日本語で心配ない。何しろたくさんの局との交信を望んでらっしゃるようなので、気軽に声をかけると良いようである。


氏が取材を受けた番組の動画











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