未決着のクリティカルな部分があるので、ボカしのある内容なのはご了承下さい。
弁護士より電話があり、相手の東京海上が内部で相当にゴタゴタしているようで、提示を4ヶ月~6ヶ月待って欲しいと言って来ているようである。こちらは、相当酷い目にあった上に、4ヶ月も給料を貰い損ね、実は転職しているのであるが。まぁ、、、酷いとは聞いていたが、想像を絶するものである。弁護士をつけておいてよかった。素人では泣き寝入りである。
ある知人より聞いた話であるが、「今時の自動車保険会社は」加入者にはこういう風に説明するらしい
「相手には一切、コンタクトしなくて良い
謝りに行くとか、菓子折り持っていくとかは論外
全てお任せ下さい」
いやぁ、、、これって人間としてどうかと思う。人身事故である。人身無制限に入ってるから、相手とは一切コンタクトしなくて良いというアナウンスなのである。自分の入ってる保険会社は
「納得できてもできなくても、とりあえず先に謝りに行って置いてください、後で有利です。
保険で出ない部分で、申し上げにくいんですが、菓子折り等を持って行っていただけるとあり難いです。
不利になるような発言はしなくて構いませんから、その後はお任せ下さい。」
その知人は後者の考えがおかしいと言うが、どうであろうか。小生、職業ドライバーであったから、色々な事故を見てきたが、基本的に、ちょっとの物損も許されない。必ず、謝る事が優先され、一旦謝って誠意を見せた上でのその先の難しい交渉になるはずである。世の中の流れが前者になっているとしたら、これは恐ろしい事である。例え、人を轢き殺しても、人身無制限に入っているから、相手とはコンタクトを取らなくて良いという理論に聞こえる。
ここまでの部分で、行政処分や、刑事罰という、部分について触れられていない事に注視願いたい。自分は人身事故となった段階で、「相手の方には寛大な処分を」と警察署でお願いしておいた。それはあまりにも「気の毒」であったからである。これは人身事故の加害を経験した人なら分かると思うが、ここで「厳罰を求める」と発言するか「寛大な処分を」と求めるかで、行政処分や、刑事罰(罰金の額および重大事故なら懲役期間)の査定に影響を与えるのである。
例えば、悪質な運転でケガをさせたり、死亡させたりしてしまったとして、前者の考えで、本当に保険の加入者の利益になるのであろうか。確かに民事には有利に働くとしても、行政処分や刑事罰の部分で有利に働くとは到底思えない。それは賠償額が増えてしまう事を恐れる「保険会社の都合」である。民事の賠償は、それこそ、人身無制限に入ってるなら気にする事ない。等級だって額の大小に限らず、「-3」なのであるから。それより「人間として」相手にどういう誠意を示すかである。
もう、何しろ、事故って保険外社名を知らされた時から相手が前者の保険会社の典型であると知っていたので、「こちら側」も絶対に「善人面」せずに、受けて立つ事にした。長引いても構わないから、当然、レッドブックどうりの請求を前提に裁判基準で請求する予定である。これじゃぁ、加入者たる加害者が更に気の毒になってきた。
弁護士もボソッと「1年以上かかるかもしれない、、、」と言ってたが、しかし4ヶ月も半年も待てとは、本当にフザけている。休業損害の支払いを一方的に停止した上に示談交渉の速度を極端に低下させてきた。これは、牛歩戦術使ってるな、兵糧攻めだ。ここで負けて目先の金銭が欲しくなったら思う壺だ。
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