2013年4月10日水曜日

KATO200系にパンタカバー取付G編成化


KATOの200系セットであるが、基本的に金型が変わっていない為、国鉄時代の仕様となっている。基本セットの6両だけで運転できようにする為、また、少しでもレイアウトの時代設定に合わせるべくパンタカバーを設置した。実車は1990年代前々半にはパンタカバーを設置したようである。240km/h対応の高速編成のF、H、K編成は高圧引き通し線が引かれたがG編成は各駅運用メインのため、高速化はされなかったがパンタカバーは設置された。

高圧母線があるため、最前部、最後部が予備パンタとなる高速対応編成は予備パンタ部の前後が風避け程度の防風板なのと違って全てのパンタを上げるG編成は全てが舟型のパンタグラフカバーとなる。


この改造ではもう定番であろうTOMIXの100系用のパンタグラフカバー。1車体で1つのカバーを使用する100系と違って200系は2車体にまたがる。このセットでは2階建て車両の手前のパンタに使用するBタイプが一番形状が近い。1セットから1組しか取れない。


2セットしか在庫がなかったようなので、足りない分は、Aタイプを2個イチにして、足を延ばして製作した。この方法で作ると2セットで3両分できるようである。Cはパンタカバーというより、二階建て車両の手前の車両の整流板であるがこれはそのまま流用できそうだが、足が短いのでちょっと使えない。Aを欠き取り加工して若干長めのものを製作する。正面の四角い凹みは200系にはないので、穴埋め加工を行う。


整形が終った状態。面倒なのは200系は片側側面のパンタ碍子の根元に角穴が開いている。これはピンバイスで穴を開けて角棒ヤスリで四角く広げて行くが。アヒャ!1基だけ大きくなってしもた。


塗色はアイボリーで塗り、チョン付けの接着剤で仮止めしてみた。うーん。やはり穴がデカい。フィッティングもイマイチか。後、裾は屋根と同色である。自動洗浄機で洗えないからか、このパンタカバー周辺はかなり汚れている印象があったので、ウェザリング加工で「あばた隠し」を行い、フィッティングと合わせて今後の課題。


これで基本セットだけの6両で運転できる200系の登場。6両にビュッフェもG車もついてるよ。あとは厳密に言えば、JRマーク(欠品の店が多いんだよな)と、運転台の側面窓の固定化。それから、禁煙車表記といった所だろうか。昔は中間ユニット売りしてたらしいけど、今回は増結セットのみ。中間ユニットばかり6両はイラネェなぁ。2両は先頭車化改造して100系顔を作るってテもあるけど、タネ車を探すのも大変なので保留。

0 件のコメント:

コメントを投稿