今日も日曜だというのに工事が行われている。毎日危険な場所での工事ご苦労様です。小生、事故った事もあって、かなり過敏になっているのもあるが、並行道路での通行上の安全に対して意見させてもらいたい事があり。鹿島の事務所に飛び込んだ、、、、ところ、、、工事の皆さんでこのブログを読んでもらっているようで。有難う御座います。今日の事は「ウルサい奴が来た」ととるか「今日も1日作業員は勿論、道路交通も無事故で頑張りましょう」と取るかよろしくお願いします。
さて、今日は川元橋定点より上流を望む。なんで土嚢が積まれているのか分からなかったが、法面が崩壊したらしい。余計な工事が増えて難航しているようである。中央流路を分断していた矢板は抜いている最中のようで、コンクリートの壁が見え始めている。
例によって油圧ジャッキで矢板を抜いていく。新しい壁面が姿を現してきた。
工事の皆さんがご覧という事で、恐らく知らないであろう、武蔵水路のもうひとつの側面をご紹介しよう。これは2006年12月27日の写真。突如として襲ったゲリラ豪雨である。12月としては信じられない豪雨となり、小生の住んでいる地域は武蔵水路の「上手」にあたるため、大きな水害もなく住んだが。武蔵水路とサイホンで直交する水路の下流域、武蔵水路から東側に離れた地点はご覧の通り。
これは湖ではない。内水排除先がない為、水が集中し、湖と化した市ノ縄地区。
対して、武蔵水路周辺域は水路に内水が排除されたため、さほどの被害ではない。上の写真の場所も本来なら見渡す限りの水田のはずである。
その頃武蔵水路では何が起こっていたか。利根大堰が閉まり。「内水排除モード」になっていた。流れている水は利根川からの通水ではなく。、洪水である。
川面水門が開かれている。元荒川および、忍川の洪水を武蔵水路に流入させている。
糠田排水機場。6基あるディーゼル排水ポンプが唸りを上げている。
糠田排水機場の排水門。奥が通常の樋管であるが、洪水時は荒川の水面も高いため、ポンプにより、強制排水しないといけない。
このように東京への水の供給だけでなく、我々を洪水から守ってくれているのも武蔵水路である。ただ、写真の通り、水路も排水機も老朽化していて限界が近づいていた。工事の皆さん、あと2年。無事故で頑張って下さい!。そして新しい水路が完工しするのを心待ちにしています。
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