2013年2月14日木曜日

井戸の圧力タンクが爆発

「ドカーーーン!!!!!!」

朝の静寂を切り裂いて爆発音がした。音からして鋼材を落としたような音。

「武蔵水路の工事現場で事故か!?」

「怖いねぇ、、、」

とお袋と話していたら、隣のオッサンが血相変えて走ってきた。

「井戸のタンクが爆発した」

最初何のことか分からなかったが現場へ行って唖然。


隣家と共用で使っている300L以上はあろうかという深井戸の圧力タンクが道に落ちている。鋼材を落とすような音の正体はこれが落下した音。で、どこから落下したかと言うと。


井戸小屋から垂直にロケット発射され、屋根を突き破った模様。



30年が経過していて、いい加減、寿命だとは思ってはいたものの、他の家の事例などを聞く限り、普通はジワリジワリと「漏れ」が始まって、溶接の隙間から水が噴出して最後はタンク内の圧力が維持できなくなるのが、このテのタンクの寿命の尽き方だと思っていたのだが。まさかの底部の蓋が一気に破綻した。




30年前の工事だから、アンカーで止まってなかったんだね。水が入っているとはいえ、よく東日本大震災で倒れなかった。300L分の圧力がロケットの原理で上方向のベクトルに作用。塩ビパイプと圧力スイッチのケーブルを一撃で破断し、上方へ吹き飛んだ。圧力スイッチのケーブルが切れたので、水中ポンプは停止し、漏電ブレーカーが動作。水は噴出せずに済んだ。もしかしたら圧力スイッチが動作状態で固着して壊れたのかなぁ。高圧で水中ポンプもオシャカになっていたらかなりの出費。

いずれにせよ。通行人もなく、怪我人が出なくて良かった。

ちゃんと点検しましょう、、、、って。

えぇぇぇ?まさかあんな重い井戸の圧力タンクが飛ぶとは思わなかった。



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2 件のコメント:

  1. 大人のペットボトルロケット・・・
    井戸の原理がよくわかりませんが、近くに人がいなくて良かったですね。

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  2. ネットの情報を見る限り、小型ポンプで起きる事はあるらしいですが、まさかの大型ポンプでの事故。安全の為、アンカー設置は必要です。

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