E127系の底面パネル。EM13動力デコーダーはすでに組込済みなのであるが、購入当初の予算の都合でFL12ヘッドライトデコーダーは組み込んでいなかったので、ヘッドライトとテールライトが同時点灯している状態であった。フレンドリーとは名を打っているものの、この底面を見て分かるとおり、結構シビアな場所に組み込むようになっている。EM13デコーダーは左側の台車横に組み込まれているが一旦、台車とシャフトを外す構造となっている。ちなみに牽引定数を2両と割り切って動力は方軸駆動である。動力無しの設定はないので増結したい人はもう1セット動力付きを買うしかない。最近のKATOはDCCを前提としたこういった割り切った設計が目立つ。
FL12は写真のモーター右側に差込位置がある。ここにFL12を差し込むのであるが、注意しておかないといけないのは、すでに動力デコーダーが組み込まれているので、一旦,デコーダー非搭載のTC車側に組み込んでデコーダーアドレスを設定した上で再度MC車側に組み込む事。後はこのデコーダー、差し込む方向によって前灯と尾灯の点灯パターンを決定する方式なので、一旦組み込んで方向を確かめてみないと両側とも前灯が点灯したり尾灯が点灯したりしてしまう。
後は、電車なので、あまり気にする必要はないのかもしれないが、併結を考えるならどちら側が前位かを決めておく必要もある。(DT402では汽車ぽっぽマークの前進位置、スロットルアプリでは、前進またはFWDとなっている側に入れた時に前進する側が前位)。動力デコーダーのCV値で決定できるらしいが、どうやらデフォルトではTC車側が前位のようである。ちなみに115系はMC車側を前位としてある。ディレクションを前進位置に入れた時に前位側の車輌のヘッドライトが点灯し、前進するようにセッティングする。
ちなみに併結した時用のライト消灯スイッチは外さないとデコーダーは組み込めないので、併結を考える場合はライト点灯のファンクションを0ではなく、3か5に割り当てる事ができるようなので片方のFL12のCV値を変更する。小生の場合はE127系は増備予定はないので、デフォルトどうり、両側とも0で制御。
点灯試験。停車中でもまばゆく光る前照灯は美しい。
早速CTCセンターを使って運転してみる事にした。ポイントデコーダーがまだだったり、信号制御なども皆無なので左画面はスッカスカであるが、Loconetの動作情報等のサーバー情報は左側に表示、運行中の車輌の運転台情報は右側に表示されている。ノッチ数。Loconet上での速度パラメーターが表示されているが、小さすぎる、本当は最近のJR東日本車のパネルみたいに、もっと大きく、カッコ良く表示したいのであるが。
しかし、ここでの運転は面白い。ついつい運転に没頭してしまったが、ダイヤルでの運転と一線を画す、かなりの実車感覚。
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