2012年9月19日水曜日

α77登場



やって来ました。小生としては3世代目の一眼レフカメラ。α77。



α7についていた17-35mmを付けてみた。何と正面デザインやボタン配置はほとんど変わらないではないか。小生的には便利に使っていたアナログ直感で動作できる露出補正ダイヤルは姿を消してα7では右側にあった、ファンクションダイヤルに変わっている。露出補正は右側に移ったボタンを押してファンクションキーで操作するらしいが、イマイチ、スマートではない。小生的には右側の前後ダイヤルの使用頻度が低かったので、そのどちらかを露出に割り当てられるらしいからそれで良いかもしれない。



キモとなる右手の操作部分。ここもまた基本的にはα7ソックリなボタン配置となっている。頻繁に使うAEロックとAF/MF切り替え、ロックボタンがソックリ同じ位置なのは有難い。前後ダイヤルもそのままの配置。露出補正キー、WBキー、ISO感度キーが上面に付く。α7では機械ダイヤルにしすぎたきらいのあった測光やフォーカスモードボタン類はファンクション化されている。あとはα7にはなかった(α65にもないのだが)液晶パネルが付くのだが、ファインダー内や背面ディスプレイが充実しているのであまり要らないと言えば要らないのだが。まぁ、三脚に立てた時に上から見えるので、あれば便利。




α7との背面比較。何しろ厳密にはミラーのない一眼の仲間なので、背面ディスプレイで撮影できる。ディスプレイは手を上に伸ばしたハイアングルで下に向けたり、果ては自分撮り用に曲げたりと、自在に曲がり、コンデジと同等以上に使える。後は、情報量が豊富なので、α7では1枚試し撮りして情報を見てから、2枚目で補正といったやり方でないと、駄目だった撮影もヒストグラムを重ねて表示とかもできるので、二度手間とかがなくなりそうだ。というかディスプレイを見ながら補正できるコンデジ風に使えるようになっただけとも言えるが。

賛否両論らしいが、ファインダー内にもそれら機能が内臓されている。もはや光学ファインダーではない有機ELファインダー。一眼レフカメラのつもりで覗くと、有機ELの鮮烈な発光はかなり違和感があるが、高校時代、部カメラだった、SONYのハイエンドビデオカメラのファンダー(勿論普通の液晶だが)にソックリ。その辺は違和感なく移行できる。

そもそも小生は逆にその昔、α7を手にした時に光学ファインダーにかなりの違和感を持っていた。コンデジでは当たり前にできる、ディスプレイを見ながらの露出補正とかができないからであった。何故、CCDに光を当てれば解決できる問題をフィルムカメラの数値に置き換えて露出を割り出し、一発勝負をしなければならないのだろう?CCDの光を遮るミラーの存在にイマイチ理解しがたい保守性を感じていた。その点、このαのシステムは小生が求めていたものと言える。

 後は実戦投入していかないと何ともといった所。いわゆるテツ撮りの割合は少ないので、電子ファインダーが高速動態に向かなければ、テツ撮りにはα7を使えばいいだろう。


はて?問題は両方使えるらしい、SDカードとメモリースティック、どちらが良いのだろう。


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