2015年9月17日木曜日

ZlogでIC-7100をリグコントロールする。

今回は自分自身の備忘録的記事。

ひょんな事から、今年の、全市全郡コンテストは移動運用、マルチOPで出る事になったのであるが、多人数でやる場合はログは通信機能が使える。Zlogの方が便利。しかし、CtestWinと違って、開発が終わっているようで、リグコントロールにかなり手こずった。


まずは通信機能だが、これは簡単であった。お蔵入りしていた。ADSL時代のAirStationルーター(黄ばんでいるw)を使って各PCに配ってもらう。外部ネットに接続しない、数台のみのネットワークを組む。
ロガー併用で構わないので、中核となるPCに、Zlogサーバーを立ち上げておいて。各PCにアクセスしてもらえば良い。設定は下の写真のように、ZlogサーバーのTELNET設定の項にサーバー機のIPアドレスを入れておけば良いのだが、IPアドレスはローカルアドレスで良いが、サーバー機のみは、固定アドレスにしなければならない。これはMACアドレスとIPアドレスを紐つけて、ルーターで設定する。アクセス機は通常のDHCPサーバーからもらうローカルIPアドレスで良い。この辺は、WIRES2でお馴染みの設定だ。
ノートPCが、当日の各自、持ち寄りなのが若干の不安要素であるが、自宅の複数のPCでアクセスしてみてこの機能は面白い。


てこずったのは、リグコントロール。間違い防止のため、リグから、バンドとモードを読み込んでもらった方がいいのdが、これがテコでも動かない。開発が終わっているZlogのリグの欄にIC-7100などある訳なく。IC706MKII-Gまでの設定しかない。HAMLOGはアイコムと設定するだけで動くのに、なぜ、Zlog(実はCtestWinも)は駄目なのか、ほとほと困ってしまったのだが、先人の方の記事を読んで解決。

ICOM機には「機種ごと」にCI-Vアドレスという、16進数の番号が振られているのであるが、これは一つのロガーで、複数のアイコム機を使う時に便利。ただHamlogは複数台使わない時は00とする事で、どのCI-Vアドレスでも動くのであるが、コンテストロガーがCI-Vアドレスが関わってくる。しかも、CI-Vアドレスでなく、機種で設定するから厄介。CtestWinはIC7100の設定があるから良いが、ZlogはIC-706MKIIGで時代が止まっている。これは困った。どうも先人の方の知恵を借りると、IC-756PROのCI-Vアドレスを借りると具合が良いようである。

IC-756PROのアドレスは5Ch。IC-7100のアドレス88hをこれに変えれば良いのだが、、IC-7100の場合、セットモード>外部端子>CI-Vアドレス で簡単に変更できる。ただ、これをセットしていると、ソフトによってはIC-756PROと認識されるので注意である。ちなみに、うちのIC-7100Mは正真正銘の50WのIC-7100「M」型であるが、CI-Vアドレスに無印、M、Sの区別はないようだ。



セットした所、Zlogでも問題なく、連動するようになった。問題はHamlogやCtestWinであるが、Hamlogは、基本的にCI-Vアドレスに依存しないので、問題ないものの、CtestWinは設定をIC-756PROに変えるか、設定をIC-7100に戻して、IC-7100のCI-VアドレスもIC-7100本来の値である88hに戻す必要があった。



しかし、IC-756PROの設定で430MHzFMモードで周波数を拾っているというのは面白い。


さてと、、、来週は村上に行くのだが用意せねば、、。


0 件のコメント:

コメントを投稿