2015年9月1日火曜日

青荷温泉、ランプの宿



ここ数年。家族に青荷温泉へ行きたいと言われていたのであるが。
あまりにも遠く、お茶を濁していたのであるが。ここ数日の天気の悪さでコマーシャルがストップしてしまい。このタイミングで空き室があるようで。とうとういく事に。

正直ランプの宿といいながら、ネット予約できる等。雰囲気だけっていうのは分かっているし、乳頭温泉とかの方が秘境感満載な気がしたのだが。以前、銀山温泉のレトロな宿に泊って「ボロ」などと言われ。カチンと来ていたのもあって。聞いてみたら、やはり、危ない所は嫌だという話。

危なかったり、不便でなければ秘湯ではないだろう!とも思ったのだが。これは、一般人の考えるレトロと、それなりの目で見た「偽物」との乖離か。実際の所、電気が通ってない訳ないし。あれだけの大きさの建物で消防法の基準を満たすのには、電気は必須ってのも分かっていた(実際そうだったのだが)。

まぁ、まぁ、夢のない話は、前置きだけでさておく事にして。津軽へと向かったのであった。



さて、いきなりやってきたのは津軽は弘前城。深夜2時に出て10時には到着した。クルーズコントロールとアクティブレーンキープがついた、VM4になってから高速走行はだいぶ楽になった。疲れてないと言えばウソになるが、楽。燃費も14km/L強くらいで推移し。700kmを無給油で到達した。

さて、弘前城。天守閣を支える石垣に膨らみが見つかったという事で、ながらく調査が続けられていたようであるが、今夏から、改修工事に入っており。10月までには、少々離れた場所に天守ごと曳屋される事になっている。現在。地切り式はおこなわれ。天守はジャッキアップされ、仮台の上に載って浮いている状態。現在。移動のための準備中でお彼岸頃に、仮の設置場所まで曳屋されて移動するようである。

この定位置に天守が見られるのは、もう数週間。今後、石垣の改修が終わるまで、数年は仮置された姿となる。


つづいてやってきたのは岩木スカイライン。この看板は430MHzDXをした方なら見たことある看板。7エリア青森県との通信で、一番脈があるのが、この岩木山8合目であり、QSLカードやWebの画像でお馴染み。


平日で、人はいないだろうけど、CQを出そうと思ったら先客が。自衛隊がディスコーンを上げて通信している。流石にこのタイミングでは自衛隊が先客だから、この距離の真下で通信は先マズイ。VHFっぽい長さのアンテナなので、ワッチしてみると、どうも2mにカブりが入っている。2本を使ってデータ通信を行っているようでザーっという連続したカブリ音が2mで聞こえている。
まぁ、カブリが出ている云々。原因が何云々以前に自衛隊が仮設アンテナを上げている以上、「ちょっと出る、のもやめておこう。


さて、今晩の宿は、黒石市から少し山間に入った、青荷温泉。ランプの宿として有名であるが。実際は電気が通っているのであるが、それを言ってはもともこもない。客室には本当にランプしかなく、夜は本当に暗い。部屋にはAC電源のコンセントもない。(洗面台とかにはドライヤー用があったり、自販機が動いていたりするのにはウケるのであるが)

風呂は4か所。内湯と、入口に日帰り用の大型施設。奧に滝見の湯と川原のオープンエアな露天風呂。それぞれの風情を楽しめる。

自然を満喫できる散歩道もおすすめである。





さて、夕食前の時間と朝食前の時間を利用して7MHzに出てみた。18時と朝の7時。ここのところコンディション悪いが、朝晩、通勤時間の7MHz移動局のゴールデンタイム的時間。

駐車場は少々離れた場所にあるものの、さすがにダイポールを上げるのと発発を焚くのははばかれるので、モービルホイップでCWモードで静かに運用。移動用の24Vバッテリは持ってきたので、安定して50Wは出せる。流石CW。イヤホンで聞いているから、車外ではカチカチ音もなにも、ほとんど音は聞こえない、、、。ランプの宿の風情を壊してしまったらもともこもないので、、。

リザルトは初日は30分で10局翌日の朝は40分で26局ほどであった。クラスタに上げていただいたようで、パイルアップになったのであるが。いかんせんCWは壊滅的。スンナリコールが取れる場合もたまにあるのであるが、大概は壊滅的。みなさんご迷惑をおかけしましたが、沢山の局に呼んでいただきまして。ありがとうございました。






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