2015年9月22日火曜日

シルバーウィークは笹川流れへ(1)



羽越本線 桑川-今川
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL
+SONY24-70F2.8T*


ゴールデンウィークに行った、新潟は柏崎。米山の撮影ツアーに味をしめて、やってきました。シルバーウィーク、秋の大型連休はさらに北方の同じ新潟県内の笹川流れ。前日の夜21時に埼玉を出て、翌早朝1時頃に村上着。海辺の公園で車中泊して、朝6時より。行動。

さて、今回、お盆明けにオーバーホールに出したα77が戻って来ないというアクシデントに見舞われた。1か月強かかると言われていたのであるが、どうも見積もりに時間がかかったようで、修理完了発送予定が9月28日と、大幅に間に合わない事となった。サブ機としてα7(SONYのミラーレスでなく、コニカミノルタのデジタル機である。以後、注なき場合、α7とはコニカミノルタα7デジタルである)。を維持していたので、たまにはメイン業務をさせないとと思い、持ってきたのであるが。しかし、、、、まぁ。所詮、デジタル一眼第一世代である。画素数云々、以前に、ほとんどフィルム機のような触り心地。加えて、どうもピンの調整がおかしいらしく、AFはそこそこピントが合掌するのだが。MFでしかも広角をつけると、微妙にボケるという症状。

最近のカメラみたいにライブビュー機能が強くないので、全体的なピン甘に気づいたのは帰った後だったので、ほとんどが広角で撮った今回、ほとんどの写真のピンとが甘いという事態に陥ってしまった。なんとか、RAW現像時にレタッチソフトでコントラストとシャープネスをいじってごまかすも見苦しい結果に。今回の企画の写真の加減はご容赦いただきたい。たまには古いカメラにも火を入れないといけないなとも思いつつ、墓穴を掘ってしまった。

さてさて、現地の話に戻って。まずは村上-間島間のポイントから。
ここは新潟平野から続いた水田地帯が途切れる所で、水田と海が同時に写し込める場所としては新潟県内笹川流れエリアとしては最も北である。光線は午前中、山を越えてくる光が順光であるので、日の出が遅い上に、日が出ても、なかなか背後に背負っている山の影が消えずに苦労した。

羽越本線 村上-間島
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL
+SONY24-70F2.8T*


8月下旬に青森の青荷温泉へ行ったときに、ここを通った時にすでに、稲穂が黄色くなっていたので、その時点で、稲刈り間近かと思い、9月の21日では、すでに刈られてしまっていたかと思ったが、ちょうど作業をしていた地元の方に聞いたら、この界隈では9月20日前後が例年で、今年の9月は雨が多かったからといって、遅れている訳でもないという事であった。ちなみに埼玉は、天候不順と豪雨の影響で、10日ほど遅れている。ここ周辺のポイントでは、いなほ1号と貨物列車を撮影。黄色く色づいた水田と日本海の一瞬の対比であった。


羽越本線 村上-間島
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL
+SONY24-70F2.8T*

朝の撮影と入れ替わりでコンバインがやってきた。
線路際の刈取りも行ったようだ。


羽越本線 桑川-今川
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL
+SONY24-70F2.8T*

続いてやって来たのは桑川周辺エリア、この周辺はポイントが多い。今回は村上から出発して、国道345号(坂町鼠ヶ関道)を鼠ヶ関方面へ、国道7号線と合流する勝木まで移動する事にした。一般的に笹川流れと言われている、岩場が連続する、景勝地である。夏場は海水浴で賑わう。また夕陽が奇麗なスポットでもある。

さて、まずは表紙絵の写真と上の「きらきらうえつ」は同じ場所での撮影であるが、道の駅併設の桑川駅を出てまもなく走ると、その名も景勝「笹川流れ」という地点があるのであるが。そこのキャンプ場から、線路をくぐり、集落の裏山を少しを登った所である。編成キャパシティ的には4両ほどか。短い普通列車や「きらきらうえつ」はちょうど良く収まる。


羽越本線 桑川-今川
KONICA MINOLTA α7 DIGITAL
+MINOLTA80-200F2.8


さて、昼を食べようにも道の駅併設の桑川駅周辺にしかめぼしい食堂がないので、桑川まで少し戻るが、ここで、ダイヤグラムを見てみると、どうも貨物列車が特急を退避し、なおかつ村上側の複線区間にて、普通列車とすれ違うようである。単複線入り乱れる羽越本線において、こうした複雑な交換ダイヤが組まれているのは面白い。
桑川の北側の単線区間側でEF510-500番台けん引の貨物列車をS字のアウトカーブから狙ってみた。




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