2013年11月11日月曜日

羽生市スカイスポーツ公園移動


実を言うと今日が本番。羽生市のスカイスポーツ公園にて、ローカル各局と移動運用。、、、と名の付くアイボール、バーベキュー大会であった。こうなると、交信が二の次になってしまうのが、いつものパターンなので、お鍋の準備をしている間に早々に7MHzにQRVしておいた。やっぱり、移動局が多い、休日は応答率が悪い。ただ難しいと言われている、坂東太郎アワードを狙う方からポロ、ポロと呼び出しかかかったり。「いやぁ助かりました」という嬉しい声も。

至近にFBなタワーのあるOM局もあるのだが、最近、国内で聞こえないらしく、羽生は普段は移動局しか聞こえないので、意外とチャンスがないらしい。1エリア埼玉に住んでいると結構VUでは入って来るが、確かにHFでは聞こえて来ない。

大雨の予報だったので、ビームアンテナは上げない事にした(小生のHF垂直は強風でなければ、全天候型)のであるが、結局午後まで天気が持ってしまった。まぁ360度開けているので、ビームよりホイップ系の方が良かったかもしれない。8dbiクラスのロングホイップを使えば、430はかなり広範囲に入感したようだ。各局、10m-430MHzでFM、SSBに出たようであるが、各局、ホイップに10~20W入力と、だいたいホームでのパワー入力と同じくらいである。当局も20Wで「ひたちなか」が取れた。ハイバンドが開いていたようで、、、ちゃんとクラスター見ておいた方が良かった、21MHzを出損なってしまった。

HF波を出したのは当局のマルチバンダーのロングワイヤーであるが、全高を3mから7mと倍に変え、今までは一旦上って、ほとんどが横行だった状態から、若干鋭角に振り下げるが、電流腹の「オイシイ部分ほ」ぼ、垂直の状態になった。

しかし、どうも同調が取れずに苦労した。なんでATUで21MHzとか3.5MHzで同調が取れるのに、7MHzでチューニング動作しても同調が取れないのか。焦ったが、ここの所の改良で、ほぼ、7MHzドンピシャでマッチングが取れたようでATUがチューニング不要と返事をしていたようである。東京ハイパワーの機械はこの辺、取扱説明書が親切でないので困る。実際QRVしてみても、反射はほとんど触れない。グラウンドアースの状況によってこうも変るのか!と。


車体のボディーアースに加え、鉄柵にクリップしたので、アースが良く、ATUがチューニング不要と判断したようである。結果、ATUはバランとして動作し、若干は折り返しているものの、ほぼ1/4λの垂直バーチカルとして動作したようである。打ち上げ角も下がったようで、明らかに変化した。遠くは、4、5、7の遠方に落下していたようである。



今日は、スカイスポーツ公園でグライダーのイベントもあり、なぜか自衛隊のPAC3部隊が、がやってきていた。早朝は、装甲車がこの駐車場で待機していた。そのうち、なにやらデカ物が、ウワ、トレーラーに牽かれた、あの四角い箱はPAC3。後ろはフェイズドアレイレーダー。後ろの車は管制室か。

「あのう、済みません、ここでアマチュア無線やるんですが、HF~430MHzまで最大で、50W出力します。この距離だと周波数によっては、抑圧や混変調すると思いますが大丈夫ですか?」

と聞いたら

「あぁ、これから、ゲートが開けば河川敷の奥に移動するので大丈夫ですヨ」との事。

いやいや、知られていない所で、自衛隊の通信機器ってショッパいらしく、ネットの情報で、430を当てるとショボイ割にゲインが高いのか、混変調を起こすらしく、あまり至近でやるとクレームが来るらしい。早朝は奥の白い車の止まってる所に居たので、流石にこの距離はまずいと思い、いちおう聞いてみた。すると間もなく、イベントの関係者の方がゲートを開けに来て、自衛隊車両は河川敷の奥へ消えていった。

小生が7MHzで発報すると、隣でFT-817で7MHzをワッチしていたフレンド局が、「ウワ!回り込んで入ってきた。」と。そりゃ、ウチのカウンターポイズが足元にありますよ。それ、アンテナの一部だから。皆さん、JARL登録機クラスのクラシック機を使ってる(笑)ので、こんだけ近いとバンドが近いと、抑圧と混変調起すので、いちおう互いに声をかけあいながら、運用。ちなみにFT817は比較的新しい無線機だが、自衛隊の無線機同様、感度はいいのだが、簡単に抑圧や混変調を受けてしまう。自宅では144MHzが無線LANやPCのノイズでNGである。いやぁ、まさかのクロウディの状況でどこに障害を与えるか分からないのは怖い。


夕刻、河川敷から上がって来る部隊。女性隊員が無線機のマイク片手に交信しているのが見える。彼らの無線機。モノによっては、ゲインがあるだけで、意外とショッパイらしく抑圧や混変調起すので注意らしい。昔ならHFという所だが、最近はVUからSHFまで、どのバンドがバッティングするか侮れない。特にレーダー車までいたので、至近に来られたら困る所だった。





0 件のコメント:

コメントを投稿