2012年10月31日水曜日

ブラウザをCromeにしてみた。

 普段のインターネットのブラウズにはマニアックなブラウザ「slepnir」を使っているのであるが、どうもBroggerとYoutubeとの相性が悪い。ネットの情報によるとCromeに換えると随分解決されるようなのでインストールしてみた。するとどうであろう、あの不安定だったGoogleが提供するコンテンツがビックリする程サクサク動くようになったし、エラーが出なくなった。

 

 うーーん。でもブラウザを変える操作性が良く分からなくなってしまうなぁ。ブックマークの使い方も良くわからんし、、、。でも、このブラウザ、速いかも。

Windowsパソコンにitunesを入れると具合が悪くなるのと同じで、iphoneにGoogle系アプリを入れると具合が悪いらしいし、逆にアンドロイドではGoogle系のアプリは問題ない。小生現在、携帯のスマホのAndroidとかなりの部分でPCがリンクしてるし、Google系のアプリで固める事にしたら、揃えた方がいいのかもしれない。

2012年10月30日火曜日

さようなら渋井橋

 鴻巣から川里へ抜ける近道に渋井橋(鴻巣市道A-1004号線)があるのであるが、これがまた、狭隘路。それでも、小バス(日野ポンチョ)ながらバス路線はあるし、4tは当たり前、や果てはダンプまで侵入して来るトンでもない道であった。

渋井橋全景
水田で水を使う時期は下流の堰が閉まるため、
増水期は橋脚の上の方まで水が来るが
穏やかな渇水期を迎えた。



橋脚部分
コンクリートの橋脚に細い鉄骨のアーチが入るのが
この時期に作られた元荒川の橋の特徴


朝の渋井橋は交通量が多い上
短尺なら大型車も入って来る
交通の要所でありながら隘路であった
運転に自信のない人は下流の三谷橋や
上流の熊谷BPを迂回していた。


橋脚アーチと共にこの時期の元荒川の橋の特徴
欄干に模様が入っている。
中央部は事故で破損したのであろうか、
修復に当たって変哲のないものに交換されている


2012年10月28日日曜日

原付コレクション


 税金が安いからと、どんどん増えてしまった原付コレクション。どれも個性派。2輪免許でも一番取りやすいと言われる、125ccAT限定という変態免許を取得をキッカケにドッと増えた。ちなみに免許は免許センター試験で平均3回で合格、だいたい3万円といった所で取得できる。小生、「2輪の運転はまるで下手」なのであるが、厳しいので有名な鴻巣免許センターで標準の3回で合格。

保有バイクは3台。結果的に白、黄色、ピンク3種類のナンバーの車がある。


スズキ
2サイクルバーディー50 BA14A改 54cc
ボアアップ54cc2種登録黄色ナンバー車。
走行5500km(2012年10月現在)

 このテのビジネスバイクももはや新車は手に入らなくなった。4サイクルではメジャーなスーパーカブ、2サイクルではメイトはそれなりに中古市場にあったが、新潟の自転車店にて2004年式(恐らく最終ロットに近いロット)走行1400kmと程度の良い車輌が整備済で5万円で手に入った。おそらく年配の方が「野良回り」に使っていたと思われる車両で状態も非常に良かった。

 希少なスズキ車。2サイクルサウンドを奏でながら、野山を、住宅を駆け抜ける姿は精悍である。主に通勤用や農作業時の野良回りに使っていたが、通勤距離が長くなったため、通勤用途としてはマジェスティ125に役目を譲って、野良回りがない時期は職場に常駐して連絡用バイクとして利用中。



スズキ
薔薇 CA13A 50cc
走行距離不明

 実はバーディーと同じ自転車屋に置いてあったもの。友人が未整備車という事で2万円で購入したのであるが、3万円程修理代がかかっている。一世を風靡した究極のオバチャンバイク。走行を重ねる毎に各所が傷み、部品確保に苦労する。レストア車の域。乗り味はもう3世代前のバイクといった感じ。
 登録もしてあり、何とか走るものの。旧車。展示物級である。



ヤマハ
マジェスティ YP125C 125cc
キャブレーター仕様
37000Km

 マジェスティの125ccバージョン。通称「コマジェ」。台湾製の平行輸入車である。2002年車。知り合いの方より破格の3万円で譲って貰った。但し、未整備。とりあえず走行に支障のある部分の部品は交換したが、もっと見栄えが良く、ちゃんと整備するとあと3万円強はかかりそうなので、個人同士で綺麗な整備済バイクとして譲ってもらう相場はだいたい7~9万円かなと思われる。

 交換部品は故障、劣化で、走行に支障のある部分で、ブレーキパッド、フロントタイヤ、ミラーを交換。おまけにマフラーもエキマニが錆びて穴が開きそうだったので、社外品(ロッソライネス)に交換。やっぱり3万円強はかかった。外装も補修中だが、ホントに7万円って所。フェンダーレスキットとサイドバッグは搭載済みで譲ってもらったのであるが、、、、純正フェンダーがない。ああ、それと反射板を取り付け。

他の125cc原付バイクと比べると明らかにデカい車格。コレ、駐輪場の原付置き場には置けないんじゃない。取りまわしなどは、250ccに近い。台湾車平行輸入車なので、取り扱い説明書は台湾中国語。通勤用、ツーリング用として使用。半ばインチキな黄色ナンバーのバーディーと違って、明らかに「速い」まさに「通勤快速」。

写真にはない改造箇所ではハンドル交換(ハリケーンナロー2型)に交換してある。フェンダーレスキットは譲り受けた時から組み込んであり、極悪なオフセットナンバー仕様。雨天時はそれなりに泥がハネる。







2012年10月27日土曜日

バーディーの後輪タイヤ交換


  2サイクルバーディーの後輪がもうイッてしまっていたので、交換。もう予算がないので安いタイヤ。タイ製のDUROのタイヤ2.25-17。1300円。うーん、最近のアジア系のタイヤに純正採用されているらしいし、小生の車に入ってるダンロップ製のLM703も実はタイ製(恐らくDUROあたりへの外注)だし。とりあえず「履いてみよう」的ノリで、自分で交換してみる事にした。


 一度バラしかけた事があるので、後輪の外し方はなんとなく分かっていた。意外に簡単に外れる。センタースタンドをかけ、まずは下部のサスペンションとの結合部、ブレーキワイヤー、そしてマフラーを外す。マフラーは外さなくても後輪は抜けるかなと思ったが、センターピンがマフラー側に外れるので干渉してしまうので、外しておく。外すというか、各所のボルトを外せば、ステップの所にひっかかった状態にしておけば、完全に取り外さなくても大丈夫。


 左側のセンターピンを止めているナットを外すと軸のセンターピンは右側へ外れる。ナットは割りピンが刺さっているので、プライヤーで引っこ抜き、車体右側のピンのボルト部も持ちながらメガネレンチで回すとと外れる。後はピンを右側に引き抜く。チェーン等には手をつけなくても車輪は外れるので、チェーンカバーは外さない。


 タイヤが外れた。スプロケとの結合部は硬いゴム製の緩衝材となっており、取り付ける時は、これを車体側と噛ませるだけの構造。



 本当は組込も自分でやってしまおうと思ったのであるが、自動車の車検代を払う用事があったので、車のモータース屋へいった際に「できるか?」と聞いたら「こりゃ、自転車のタイヤと同じだな」と支払をしている間にさっさと組んでもらってしまった。工賃は「社長がいないから分からないなぁ」との事。うーーーん。これは車検代のお支払でサービスかな。?


家に3台あっても邪魔なので、職場のバイク置き場。農場と事務所が5Km離れているので、連絡用バイクとして置いてある。渋井橋が工事で通行止めになるので、狭路を抜けて最短距離で達するにはバイクが速い。それと、コマジェと違って、軽いので、4tに積載して移動させる事もできる。

現在の仕様のバーディー。「ダサいバイク」を極めるため、業界の人なら分かる「フラコン」をボルトオンしてみた。車体との結合はこれまた業界の人なら分かる、泣く子も黙る「マイカ線」。01および、02トレーに入った植物を1ケース積載できる。

ケツから見えるように配置した「花と緑」のパンチが効いている。


2012年10月26日金曜日

2サイクルバーディー キャブレーター清掃


もう、今月はバイクメンテナンス強化月間だな。鉄道模型は1ヶ月予算凍結。(
実は買い貯めて手付かずのネタはあるのであるが。)
保有原付は3台なのであるが、コマジェはほぼ乗れるように整備が進んだ。
最古参、薔薇は、フザけて職場の砂利道で全開にしたら砂利にハンドルを取られて転倒。ヘッドライト破損→整備不良で公道を走れず。
バーディーはキャブレーターの調子が悪く、アイドリング時や、フルスロットル時にストールしてしまう。

職場の一角。もはや趣味のバイクが並ぶ場所になってしまっている。勤務開始前や昼休みを利用してチマチマとバーディーを分解整備している。カウルが外され、吸気系のメンテナンス。



エンジンストールは安易な所でボロボロに劣化していたエアクリーナーの目詰まりを疑ったのであるが、スポンジを抜いてみても症状を変わらず。結局キャブレーターを外し分解てみた。小生、キャブはいじった事がないので嫌だったのだが、ホース類やワイヤーを外していくと、簡単に外れた。但し、燃料コックが見つからないので、燃料パイプを外すとそのままでは、燃料がダダ漏れになってしまうので、適当な径のネジを突き刺して漏れないようにする。

50ccクラス、2サイクルのキャブは至って簡単な構造。メインジェットと、チョークがあるだけ。アイドリング用のジェットはないようである。まぁ、ニードルを抜いて、ゴミ飛ばしの意味で穴という穴にパーツクリーナーを噴いた。後は、元通りに組み付け。

エンジンON!

おお。ちゃんとアイドリングする。場内走行をしてみたが、アイドル、フルスロットルとも問題なし。とりあえず、バーディーは乗れるようになった模様である。










2012年10月22日月曜日

駅前ストーリー~桶川駅

 バイクのタイヤ交換でNAPSに行った所、3時間待ちだと言うので、駅の至近なので、桶川駅まで歩いてみた。この街は高校の時、通学で電車から自転車に乗り換えていた街。朝の7時50分に電車で到着し、駅前の自転車預かり所に駆け込んで、自転車に乗るまで2分。そこから猛烈に漕いで、25分で伊奈町まである高校まで通っていた。



 17号の桶川駅入口交差点から駅方向へ、中仙道に面する埼玉りそな銀行の所から先が本格的な駅前通。若干尺が短いタイプのバスになった気もするが、大型バスがすれ違うにはあまりにも狭い通りは健在。もう20年前から「危ないとか」「驚異的なすれ違い」と言われていた駅前通り。
ただ、雰囲気はガラリと変わってしまった。20年前は「それなり」に営業していたはずの店はどれもこれも、店を閉め、小生が毎月小遣いを握り締めて鉄道ジャーナルを買うために駆け込んでいた本屋は無くなっていた。駅舎越しに西口の駅ビルのMineが見えるが、こちら東口側はすっかり時代に取り残されてしまった様相。もっともMineでさえだいぶ古ぼけて見えるようになった。

 駅前に足を進めて見る。激変した鴻巣駅と違って、すっかり昔のままといった印象。若干の違いと言えば、駅のホーム側と外側「両方から入れる店舗」がロッテリアに加え、ラーメンの日高屋ができた位か。小生が自転車を預けていた、駅前の燃料屋は健在。ゲートをくぐって奥に入っていく自転車置き場も営業しているようだ。

 そして、桶川駅名物。狭い道を頻発するバスとターンテーブル。数分と待つ事なく、バスがやってきた。乗客を降ろし、ターンテーブルに頭を突っ込むと、運転席の窓から手を出し、紐を引くとターンテーブルが回り出した。











2012年10月21日日曜日

オイル交換

ホントに信じられない整備不良が次々に発覚するマジェスティ125。前のオーナーの人は買ってから数回しか乗ってないとの事で、多分このボロさ加減にいじるのをやめてしまったのだと思う。で、今日の発覚。ちゃんとオイルが入っていない。

オイルキャップを外すと、ゲージにオイルがついて来るので、消耗はしているもののオイルは入っていると思ったら、センタースタンドをかけて、オイルパンを水平にし、ちゃんと測定して見ると、ゲージにオイルがついて来ない。何だよちゃんと入ってないんじゃない?コマジェのオイル量は1.2Lらしいが、多分1Lでお茶を濁したな。多分。


YAMAHAのオイル、YAMABLUEが980円で安売りしていたので、2本購入。そして、出ました。横着オイル交換装置。最初は4輪の車用に買ったのであるが、最近は農機具のオイル抜きに重宝している手押しポンプのバキューム式オイルチェンジャー。これでスッポンと上抜きしてしまう。
で、目盛り1つが1リットルなのだが、出てくるオイル量を見ていると1Lピッタリでズルズルと音がしだした。「やっぱり」1缶だけ入れたな。
 新しい1本オイルをジョッキに注いで、計測。出た量を入れただけなので当たり前だが、ゲージに届いていない。続いて約200cc。かろうじてゲージに届いたか。結局300ccちょい入れてしまった感じであるが、そこでゲージの中央。
 後で知った事だが、ドレンプラグに茶漉しのようなフィルターがついていてそれを掃除しなきゃ駄目だったらしい。まぁ、、、、今回はフィルター掃除は無しで、良しとしますか。



そして原始的なオイル交換時期指示器。小生のはキャブ車のショッパい方の仕様なのでメーターがアナログ。デジタルメータ車はボタンでリセットするらしいが、アナログ車は、メーター下の穴に鍵を差してリセットする。機械式なのかなぁ、マジェの鍵を差そうとするとスペアキーでない限り、キーは抜いてあるのだから、電気回路はOFF状態のはずなのだが。



キーをシリンダーに戻してエンジンをかけるとエンジンオイルの交換インジケーターが緑色に変わった。約1200Kmくらいで交換のようで、その頃にはまたインジケーターが赤に戻るようである。

早速試乗して来たが、オイルを交換して、実に滑らかな走り。Goodである。

運動会の撮影

昨日は息子の運動会。カメラとレンズをザックに2台。撮影ツーリング姿で向かった。カメラを組立ていざ現場へ。アングルを決めてしまうとアングルや光線状態への自由度が効かなくなってしまうので、不毛な場所取りをしないのがポリシー。それから、こちらは長玉で後でのトリミングも効くのでムービーやコンデジの方の邪魔にならないように後方から撮影。




撮影を開始してみると、まずはファインダーのみにくさにやられてしまった。昨日は良く晴れた秋独特の晴れ。光線状態は強く、秋独特の色もしている。ダイレクトに光を導く通常の一眼と違ってファインダーも液晶なので、SONYのビデオカメラと同じように独特のコントラストの強い発色で表示されている。コレ、実際に記録される画像とはかなりのギャップがあるので、注意が必要である。


障害物。演技向きが逆になり、正面から見るとモロ逆光、慌ててアングルを決めている間に出番が始まってしまった。どこでいい表情が出るか微妙だったので高速モードで調子くれてドライブを切ったらメモリーカードへのライティングモードに入ってしまい、バッファが一杯で撮影できない状態に。


リレー。向こう正面のコーナリングを狙うと200ミリ。35ミリフィルム換算でも300ミリ。それでも意外に小さいねぇ。4倍くらいにトリミング。障害物の反省で、1回の連射を4コマくらい。一息つかせてもう一撃を繰り返す。うーん。一番いいカットで観衆の手が入った。まぁ、「家庭用写真」添削とは別次元なので、コレでいいかな。

結論。競技毎に一発勝負なので、アングルを決めるのが難しい。それから、観衆の頭を超えるには脚立が欲しい。まぁ農家なのであのサイズのアルミ脚立は大きさ毎に数脚持っているが、脚立までやったら、開業記念式典とかに来ているテツカメラマンのスタイルだなぁバカだなぁ。
それから取り扱い説明書はちゃんと読みましょう。色々な人の顔に四角い窓がポップアップしたり、追尾モードに入ったりと、、、テツでは使わないフォーカスモードでかなり頭のいいモードが色々あったもので、オートフォーカスを使いこなしてなかったね。

2012年10月20日土曜日

疲れた一日だった。

今日は午前中は子供の保育園の運動会へ。駐車場難なので、午後から「出かける」小生は少ない枠争いをしてもしょうがないので、コマジェで出動。でも実際はコマジェを置くスペースすらなく、同僚が至近に住んでいるので、お家に置かせてもらって歩いた。

しっかしまぁ。疲れた。午前中は完全に「業者様」みたいなスタイルで撮影し、午後はその足で桶川までツゥリング。NAPSでタイヤ交換&部品調達。

はぁぁぁぁ。とりあえず帰宅して、カメラのデータをPCに移動させたので、カメラの方の成果は明日にして、今日のコマジェ125の整備内容をサラッと。


まずは後部標識。反射板がないと、切符を切られるので、それは最初にホームセンターで購入して貼り付け。写真がないのでアレだが、ちょっとショッぱすぎたかなと思う反射板だけど、デザイン上は溶け込んでるのでヨシとした。

それから、前輪タイヤは普通に取り替えた。6000円したけどダンロップのビッグスクーター用タイヤSCOOT SMART 120/70-12。工賃1400円也。どうも整備氏は、ブレーキが気に入らなかったらしく、ピン等を磨いてくれた。「面取りまではできませんでした」と言ってはいたが、小生、グリスがなかったので、端折ったグリスアップまでしてくれて、しかもブレーキランプ切れ「危!」の工賃も負けてくれたので、まぁ、タイヤのバルブも換えて8000円弱程。

それから、笑いのネタにされていた片側HONDAミラーはメッキミラーになった。新保安基準には適合しないので、ちょい面積が狭いかなとも思ったが、その方が安かったので。ちなみに新保安基準はH18年(2006年)式から。ちなみに小生のコマジェ号は最古参、2002年式。

それから、何気に1コケしました。コケというか速度ゼロで倒してしまったのであるが、道を間違え、Uターンしようと思い、アクセルターン失敗でコースアウト。おっかなビックリで、ちゃんと重心が乗ってないし、そもそも目線がちゃんと振り返ってなく、駄目だった。そう思うと、すれ違い様にクソ重いバイクを、狭い道でも強烈なターンをかまして赤灯回して追いかけてくる白バイって凄い。

カブやバーディのように、50ccと車格の変わらない100ccくらいの原付のつもりで調子くれてると車体は250cc級にデカいので怖い。「バイク」のつもりで気合入れて本気で乗らないと危ない、危ない。まぁ、精進ですな。






コマジェ乗り出し整備中

春秋の気候の良い季節はコマーシャルが忙しく、帰ったら寝る、そして朝が来るの繰り返しで、なかなか鉄道模型をいじれない。春秋のブログの更新率が低いのと模型ネタ以外が多くなるのもそのためもあるのであるが。で、模型以外のネタ。



通勤用、コマジェ125。忙しいながら、登録まで完了。譲ってくれた人が「役場」で登録できるよと言うので、旧川里「村役場」こと鴻巣市の川里支所に行ったところ、同じ市内での異動なので、税務処理のオンラインで登録変更できた。市「役所」はそれなりに遠いのであるが、「役場」こと支所が職場の至近なので、便利。ナニやら来春から行政センターに変わってしまうらしいが、、、。ナンバーは来年の春にご当地プレートの払い出しが始まるらしいので、とりあえず、変えずにしておく。


リヤビュー。泥よけが外されていて、致命的なのは反射板が無い。これは、つけておかないと切符を切られる。厳密に言えばリヤのオニギリマークとフロントの白ラインも必要なのだが、これは警察車輌や料金所での識別マークなので必ずしも必要ではないらしい。見た目がすでに「バイク」なので、これで二段階右折を切られる事は無さそうだが、有料道路で二輪を請求されるとシャクなのでシールは欲しいのだが。はて?トランクに貼らずに入っていた気がするのだが?紛失したかな?

整備の方は、フロントパッドが完全に終わっていたので、これは至急取り寄せて交換。4輪の4ポッドキャリパーのOHもした事があるのでこれは楽勝。フロントタイヤは、ネットで安いのを買って、自分で取り付けようかと思ったが、薔薇で大変な思いをしたので、流石にチューブレスだし、ビードを切って高くついても嫌なので買うしかないかなぁ。後はHONDAのミラーは本当にダサい。これは両側ともメッキミラーに換えるかな。そして、オイル交換時期表示インジケーターが赤点灯している。これはリセットして、距離で積算する単純なインジケーターだが、赤点灯という事は交換して赤点灯になってからどれかくらい乗っているか、全く分からない訳で、オイルも交換しないと駄目っぽい。

整備済みで買ったバーディと薔薇と違って、乗り出すまでそれなりに金がかかるなぁ。2ストしか乗ってないからオイル交換するバイクも初めて。それから、コレ、LLCのリザーバタンクがあるよ。水冷ダヨ。どうせLLCも1回も交換してなさそうだなぁ。

とりあえず今日は休みなので、子供の運動会が終わったら、午後NAPSに行って来よう。

2012年10月16日火曜日

マジェスティ 125

出ました。衝動買い。バーディーでも十分に通勤をこなせるのだが、欲とは深いもので、アドレス125クラスの「MAX原付」クラスを探していたのであるが。仕事の取引先の農家の方が物置が狭いというので、250ccのバイクとマジェスティを放出。250ccの方は7万円でチャンネェが買ったのだが、おまけ扱いのマジェスティが驚きの3万円。



即決。



案の定、悔しがるバイク免許を持つ同僚たち。その値段、逆じゃねぇ?と責められるも。はい。お支払の上、譲渡証明書を貰って先勝ち。原付ならではの早い手回し。




値段「なり」だよと言われていたのが気になったのであるが、フロントタイヤがもう寿命。それから、フロントブレーキパットから音が出ている模様。野外に置かれていたと思われるプラスチックの白化。勘弁して欲しいのは左のミラーがなぜか長い。

「先輩、左のミラーにHONDAって書いてありますよ。」


ホ、、、、本当だ。


ダサ。

それからリヤ周りは、泥よけが外され、ナンバーは左オフセット。ブラ下がる革のバッグがチャームポイント。一時、流行った「ちょい悪」仕様。

バーディに長靴で乗るのが小生のスタイルだったのに、これは路線が違い過ぎるなぁ。



で、書類を見ると、登録が去年の11月。1年も乗って無いじゃん。実は前のオーナーの方も衝動買いで、結局数回しか乗らなかったので手放したとの事。


まぁ、見てくれはある程度、磨いて、フロントタイヤを変えれば普通に乗るなら大丈夫なレベル。ブレーキパッドは見事に完全に終了していた。ブレーキパッドは換えないと危ないから、パッドだけはすぐに変えないと、乗れないかな。まぁ、バイクのパッドなんて数千円。



サイズなどは薔薇と一緒に置かれた姿で大きさを想像して下さい。アドレス125の「原付っぽい」スタイルを望んでいた身としてはデカ過ぎ。これは家人に「原付バイク」では通らない。見てくれは「普通のバイク」というかビッグスクーターのくくり。

でも乗ってみた感じは、若干の重さを感じるものの、なかなかの通勤快速ぶり。バーディーでフルスロットルで頑張っていたバイパス走行も、あっけなく7割くらいのパワーでこなしてくれる。通勤用高速原チャリで3万円なら文句ないでしょ。



後は注意しなけりゃならないのは、ヤマハの正規販売品ではなく、並行輸入品であるという事。正式な日本向けモデルとして作られたものではないので、日本語がサポートされていない。車体に刻まれている各表記は英語なので、それは分かるととして、取説が台湾の中国語で書かれている。うーーん。なんとなく、英語の取説よりの言わんとしてる事が理解できるようでできない。あくまでサポート言語は日本語ではない。




2012年10月15日月曜日

カメラ機材用 ドライボックス 

とうとう、ドライボックスがパンクした。一般家庭の家具としては大きい部類のAUTODRYのそこそこ大きいやつのはずなのだが。


問題は上段のカメラ部分。1眼レフのカメラボディが4台、レンズが3本。コンデジが1台。ビデオカメラが2台。もう一杯。


問題は下段か、テープやフィルムなど、今後は増える予定のないメディア類がギッシリ詰まっている。増えないとは言え大切なアーカイブなので、カビが生えては困る。(過去にカビが生えた事があるので。)



温度湿度計。秋になりだいぶ湿度は下がり理想的な20度、30パーセント前後だが、夏場はこれを見るとゾッツとする。扉を開けると、モワッとした熱気が入り、35度、70パーセント以上を差す。除湿運転をしていてもかろうじて50パーセント以下といった感じ。


カビが生える危険のあるビデオテープが3段はともかくとして最下段のネガ、ポジとか、CD、DVDメディアは果たして電気式のドライボックスに入れる必要があるのか?





うぅーん。こいつらは、安い箱と。シリカゲルのドライボックスでいい気がする。そうすれば除湿装置に近い上部にもう1段追加できるのでその方がいいかなぁ。


2012年10月13日土曜日

七五三

今日は土曜で大安だったので、息子の七五三に出かけてきました。まぁ、、、父親以上の「テツ」になってしまうのではないのかと心なしか不安なのであるが、とりあえず、無事5歳。「レンズが同じならバレないべぇ」などとタカをくくっていたのであるが、流石にα7がα77に変わってるのがバレてる様子。まぁ何も突っ込まないからいいか。




5歳のくせにどこかカッコつけたポーズ。まぁ、お写真は写真館へ行ったので、自分で撮る写真はこんなもんでねぇべか。大安とあって、神社も七五三としてはマイナーな神社なはずが、次々にご来場。(写真はPicasaバージョンなのでご参考に)



しかし、ここで思った事。カメラ市場って、子供の写真を撮る親の市場ってかなりデカいんだな。某K社系列の写真館に行ったのであるが、流石、もう子供撮りに割り切った女性スタッフの構成で、「子供の撮り方が上手い」そして「売り方も上手い」。まぁ、結構な額になりますわ。夏茄子の余りでα77を買ったのを後悔。予想外の額になって鼻血。それなりのカメラを持っていても流石に良き日の記念写真はスタジオで撮りたいからねぇ。

で、待ち時間はK社のカメラゾーンをプラプラしてみたのであるが、写真館ゾーンやデジカメプリントゾーンが拡張され、カメラ屋ゾーンはまた縮小。やっぱ写真屋って路線がこう、変わったんだなという印象。カメラ屋ゾーンでカメラを物色してみたが、まぁ、オッサン向けのマニアックカメラや中古レンズも相変わらず置いてあるが、売りたいのは、子供の写真を撮りたいパパ、ママ向けの売り方といった印象。それは一眼レフも、コンデジも、ムービーも同じかなぁ。やっぱり売れるターゲットを見つけて行かないと生業として成り立たない訳で。

職場の上司が運動会で望遠の効くカメラが欲しいとの事でミラーレスのNEX7を買ったらしいが、一昔前のIOS Kissクラスの入門機より、交換可能な大口径レンズが付くミラーレス機ってのもお洒落な選択なのかなぁ。ちなみにNEXシリーズはマウントは専用のMマウントになるがちゃんとAPS-Cセンサーらしい。小生的にはガチに写真をやるのでなければ結構妥当な選択だと。まぁ、でもEマウントにしてしまうと、凝りだしてもEマウントレンズはそのまま、Aマウントははまらない訳だし、コンデジよりワンランク上の写真撮りマシンって意外に難しいかもね。


で、来週は保育園の運動会。恥ずかしいので、ガチでかためて行くのはどうかと思ったものの。高価なマシンをテツ専用でドライボックスの肥やしにしておくのも怒られそうだし、「実績づくり」の活躍の場は、こことばかりに整備を進めてると、なんかこんなスタイルに。

目立つ。必殺2台持ち。派遣の写真屋かみたいな。でもね、スペックはともかく、マシンが凄い変なの。メイン位置にα77にテツ用ミノルタAF-アポテレF2.8の80-200を。たすき掛け位置はサブ機α7に標準、中望遠画角のミノルタ純正の並レンズF3.5-4.5の28-105。Gレンズ以前のクラシックなミノルタ上位モデルレンズとダブルで来るストラップのMINOLTAの文字が強烈アピール。でもボディはKONICA MINOLTAとSONY。もうレンズとボディは組み合わせがガチャガチャだし。こりゃ見る人が見れば変人ぶりが目立つなぁ。

2012年10月11日木曜日

MINOLTA 赤ストラップ

そして、、、、



MINOLTA赤ストラップ




広角と望遠でα77とα7の2台持ちで
しかもストラップは何故かMINOLTA。


変態指数高いなぁ。






2012年10月10日水曜日

SR T 101 に革ストラップ

ここ1年、コマーシャルの関係であまり買い物等に出歩けないのであったが、最近ネット購入中毒気味である。特に、アマゾンとかヨドバシあたりの「送料無料」ネタに非常に弱い。買いすぎないようにネットショッピング用のクレジットカードはVプリカに切り替えた。これで、クレジットカード払いでも現金感覚で購入できるので便利なのであるが、それ、でもまだ残額があったな?等と思いながらついつい買ってしまった。あまりにも頻繁に宅配便が届くので、家人に面倒くさがられている傾向があるので、アマゾンは、職場の行き帰りで通過する途中にあるローソン受取にしてみた。Vプリカ支払と合わせて、数日のタイムラグはあるものの、これはコンビニで買ったような感覚で便利。

さて買ったのはコレ



ハクバ製だし、本皮と名打っている割には激安。お買い得マークがついていた。


どうも付属のプラスチックっぽいストラップが嫌だったSR T 101のストラップにしてみた。う~ん。やっぱり、値段が値段だけに、薄いし、ショッぱかったかな?でも雰囲気はいい感じだと思うのであるが。何だか女子が持っているカメラチックでお洒落な外観になったような?



オッサン臭くて嫌だったハードカバーも意外と似合うんでねぇべか?。でも革カバーをかけるとやっぱオヤジ臭いかな。でもね。このカバー機能的だし、何しろちゃんとカメラを保護してくれるしね。う~んどんな感じだべか。







2012年10月7日日曜日

プログラムフラッシュ 3500Xi


α8700iはフラッシュが内臓されていなかったので、当時、結構高い金を出して買ったと思われるプログラムフラッシュ3500Xi。


頭が折れ曲がるタイプのフラッシュ。



背面。アクセサリーシューは何とα77に至るまで共通
但しAUTOモードはα8700iでしか動作せず。


α77に装着した状態。ちゃんと光ります。う~んフラッシュのマニュアルは無くしてしまっているし、α77のマニュアルには外部フラッシュについては詳しく書かれていない。どの程度まで使えるのであろうか。ネットの情報によれば、発光はするが調光はできないとの事。AUTOモードが使えないので、フル発光しかしていないらしい。α77ではLoモードは効かず。それとズーミングが3段階をマニュアル操作しないといけないらしい。カメラ側では未知のフラッシュとして認識され、暗い環境では絞り、開放、シャッター速度1/60に固定されるようである。部屋内でためし撮りした結果、直射はホワイトアウト。上に向けてのバウンス撮影はやや露出オーバー。
 α7に装着してみたのだが、α7の場合Loモードが動作した。それとカメラ側での認識がシャッター速度1/125での開放なので、夜間、電気を暗くした部屋で発光するとLoでは直射でも若干アンダー気味。α7の方が調整幅がありそうだ。

結局の所、ここまでデカいフラッシュを使うシチュエーションって結婚式くらいしかないんだけど。ズームは広角として、脳内で絞り開放となるシチュエーションで直射する距離か天井にバウンスさせるかで判断させるしかないようだ。

35を過ぎると最近は友人レベルではないし。全回はα7と8700iの組み合わせだったが次回は、これと白い長玉を装着したα7をたすきがけにして撮影したいのであるが(爆)


2012年10月6日土曜日

機械式カメラの使い方 SR T101編


 このブログ(Blogger)には皆さんが良く読んでいただいている記事がスコアとして残されるのであるが、機械式カメラの記述についてのスコアが高いのもあって、もはや今、こういったカメラを使える人も年を追う毎に減っていくと思われるので、この辺で小生手持ちのMINOLTA SR T 101を例に機械式カメラの各部の動作や撮影方法をおさらいしてみようと思う。SR T101 に標準と思われる55mmF1.7MCロッコールレンズをマウントした状態である。


1 シャッターボタン。
 説明不要であろう。このボタンを押すとシャッターが切れる。後部パネルを空けた状態でスローシャッターを切って見ると分かるが、後幕が先幕を追いかける、ドラム型フォーカルプレーンシャッター(横走り)と呼ばれているタイプのシャッターである。このカメラの場合、右から左に幕が走り、2の巻き上げレバーを巻くと幕が閉じた状態で右側に戻る構造になっている。

2 巻き上げレバー
 シャッターボタンを押した後でないと動作しない。これを右に巻くとフィルムが1コマ巻かれると同時に、機械式機構のバネ類がチャージされる。通常はシャッターの誤動作防止のため、撮影直前に巻いた方が良い。

3 シャッター速度ダイヤル
 このダイヤルでシャッター速度を決める。このカメラの場合B(バルブ)から1/1000まで設定できる。60の所が赤くなっているが、機械式カメラでのストロボ撮影の標準速度。(ストロボ端子はレンズ取り付け口の左についているが今回は省略)。また、今のデジカメでもそうであるが1/60以下は手ブレの危険があるので、赤マークより低速のシャッター速度は注意が必要である。B(バルブ)モードではシャッターボタンを押している間だけシャッターが動作する。
 また見ずらいがASAと書かれている小窓があるが、ここに入れられているフィルムのISO感度をセッティングする。ISO感度の設定はシャッター速度ダイヤルを一度引き上げて回すと感度設定ができるようになる。(これを忘れると後述の露出計が正常に動かない)

4 絞りダイヤル
絞りはレンズ側についている。絞りダイヤルを回す事によって絞りを調節する。

5 フィルム残数窓。
 撮影する毎に回って何枚撮ったか表示されていく仕組み。S(空)から1、2、3と増えていく加算式なので注意。巻き上げレバーが巻けなくなったらフィルムの終わりである

6 フィルム巻取りレバー兼リヤパネル開放レバー
 爪を持ち上げて反転させる(ダイヤル本体は持ち上げない)と巻き上げダイヤルとなる。爪を反転させると矢印が現れるので、底面、10のボタンを押しながらこのレバーを矢印の方向に回すとフィルムがパトローネ内に巻き込まれる。最後にパチンとクリック感があるまで巻き切って、後は無抵抗でクルクル回るようであれば巻き取り終了。
 そして、このダイヤルごと上に引き上げると下の写真15のようにリヤパネルが開放される。最初にフィルムを入れる時は巻き取り動作をせずにダイレクトに、このレバーを引き上げる。小生も、おっちょこちょいなのでやってしまうのだが、ちゃんとフィルム残数小窓がSになっていて、フィルムが巻かれきっている状態、または空の状態なのを確認してから引くこと。内部にフィルムがあっても保安機構はなく、リヤパネルが開いてしまうので注意。

7 受光面マーク
 軍艦上面に記載されているこのΦを横倒しにしたようなマーク。この位置にフィルムがありますよというマークである。ちなみにデジタルになった今も一眼レフカメラにはCCDの受光面を示すマークとして残っている。




 最初にフィルムを入れる時は6の巻き上げダイヤルを引き上げ、15の状態にすると、開放される。



フィルムはこのような向きに入れて、先端を、若干、引き出す。


そして、先端の舌のような部分を、巻き上げ部のグレーのパーツのスリットに差し込み、フィルムの穴が、凹凸で噛んでいる事を確認する。この状態で蓋を閉める。ここで、フィルムカメラ末期の自動機は自動でマウントしてくれたが、機械式カメラでは2、3枚、空撮りをして巻き上げてフィルムをマウント状態にする。ここで、巻き上げたときに感触があって、「5」の残数カウンターが動いて、表示が1かその先あたりを表示すれば、マウント成功。上手く回転しないようであれば、もう一度蓋を開けて、やり直す。



11 セルフタイマーレバー
 こんなカメラにもセルフタイマーがついている。これを倒して、レバーの裏側に隠れているポッチリのボタンを押すと、ゼンマイ仕掛けでシャッターが落ちる。ジィィィという音とともに、レバーが元の位置に戻って行って、完全に直立するとシャッターが落ちる。

12 ミラーアップレバー
 清掃などでミラーを手動でアップする時に操作する。また撮影時も1/4から1秒レンジあたりでシャッターを切るとミラーショックといいミラーアップの際の振動でブレる可能性がある場合はあらかじめミラーアップをしておいた方が良い。但し、最終型ではレバーが省略されているモデルもあるらしい。

13 レンズ取り外しレバー
 丸いポッチになっているが、スライドさせるとレンズを外す事ができる。

14 プレビューレバー
 このレバーを押し込むとレンズの絞りが動作し、ボケ具合を確認できる。



8 露出計スイッチ
 露出計の電源スイッチ。唯一の電気を使う機構、露出計のスイッチ。自動OFF機構はないので入れっぱなしに注意。左側のBCとはバッテリーチェックの意味で、ファインダーを覗きながらBC位置にして露出計の針が後述の位置に動けば正常である。

9 電池ボックスの蓋
 後述する電池を入れておく場所。布などで抑えて、親指でググッと押しながら左に回すと電池ボックスがオープンする。

10 巻き取りボタン
 前述のように、このボタンを押しながら6のダイヤルを回すとフィルムが巻き取られる。



 さて、ファインダー内である。このカメラは追針式といって機械式カメラとは言え、初心者でも扱い易い方式である。

 ファインダー内部の見方であるが。まずはピント。当たり前であるがMFである。番号は省略したがレンズのダイヤルを回してピントを合わせる。このカメラの場合センターの二重円にターゲットを向けてピントを合わせると、ピントの山が分かりやすく、よく出来ているファインダーである。

A シャッター速度
 透過式の表示なので、サンプル写真が暗くて潰れてしまっているが、一番右側1/1000にシャッター速度が合っている状態。

B 環
 絞りとシャッター速度ダイヤルを操作すると組み合わせで丸い環が上下する。上に行くほど絞り開放側、低速シャッター側となり、露出オーバー側となっている。

C 針
 露出計スイッチを入れるとこの針が動作する。針を追うように環を操作するので追針式と呼ばれる。針はBの環とは逆に被写体が明るいほど下がるのでこれを、針が下がっている時ほど、高速シャッターや絞込みが設定できる。

 右側の指標、赤と青のビックリマークの突起の位置内で収まるように絞りとシャッター速度を決める。露出計の針で見て被写体の明るさがその指針の中にないと暗すぎ(滅多にないが明るすぎ)るという事。写真の状態では夕刻なので、野外でも暗くなっているので、針が上の方を示している。この場合、シャッター速度を下げるか絞りを開放するかして、Bの環とCの針が重なる位置にすれば、露出OKとなる。環の中で上の方、下の方とかで調整すると、露出を1段オーバー、アンダーなどの好みの調整ができる。


 まぁ、これはサンプル写真なのでアレだが、シャッター速度を変えずに絞りを開放側に回して、露出を合わせてみた。ドンピシャ円い環の中センターに針が入り概ね露出はOKである。この状態になればシャッターボタンを押して撮影する。




 このテのクラシックカメラを使うにあたって問題となるのは露出計の電池として使われていた水銀電池MR-9(1.35V)が水銀を使っているため、生産中止になっている事である。現在、一般的に手に入る酸化銀ボタン電池のSR43が比較的近い形状で近い電圧1.55Vなので、針金などで巻いて使うなどの苦肉の策で動作させる事もできるが、電圧が若干違うので露出計の指針が変わってしまうので差場を読まなければならない。
 定価2900円と、少々高いが関東カメラサービスよりアダプターが出ているのでこれを使うと一般的に買えるボタン電池SR43の形状をMR-9に合わせてくれるのと同時に電圧も近づけてくれるので便利である。
 ちなみに8の露出計スイッチをBCモードにしてファインダーを覗き、Cの針が黄いビックリマークの山の所に来ていれば電池の電圧はOK。露出が正常に得られる。小生のSRT101でチェックしてみた所、ドンピシャ。撮影してみた感じも露出は正常に得られているので、アダプターをかましてほぼ正常な露出は得られているようである。



 以上、そんなにカメラに詳しい訳でもない小生なりに解説してみたが、もっと詳しい事は先輩諸氏のサイトを参考にされたい。

付録


関連リンク 関東カメラサービス
 古いカメラのレストア、OHを行ってくれる。小生のSR-T101もレンズにカビは生えてるし、ファインダー内のスポンジが劣化していて酷い有様だったが、レンズはカビ取りして再コーティング。ファインダーは清掃の上、劣化部分のパーツはワンオフで再製作。そのほか、機械機構への注油、糸の張り直し、シャッター速度の計測、調整まで行ってもらった。自らでのレストアを趣味とするなら話は別であるが、費用は約4万円強かかったが、このテのカメラを今、手に入れても状態に問題がある機器が多いと思われるので、不具合があった場合頼りになるであろう。