2016年2月11日木曜日
関東UHF コンテスト 25エレK1FO試験運用
試験運用が終わった25エレのK1FOであるが、初の実戦投入で、関東UHFコンテストに出てみた。ここで問題点をさらって、2列2段化のデータを収集しようと思った。
さて、運用してみての実感であるが、どういう訳か計測時は下のCW帯から434MHzあたりまでSWR1.0に近い値が出ていたのであるが、今回はどういう訳か432MHz台がSWR2.0と異常に高くなってしまった。しかしその前後、CW帯やSSB帯、FMでもメイン上の433MHz台はしっかりと1.0付近に落ちてくるといった不思議な現象。
やってしまったことに、面倒臭いので、リニアアンプも計測器も持ってこなかったので、SWR2.0ではリグが自動でパワーを絞っているかもしれない。そこがどうも確かめられず、432MHz台ではどうも飛ばない気がしてきて、一通り呼びまわったら、上の433MHz台に空きを見つけて運用してみた。
多分、左右でマッチングロッドの位置が相違しているあたりが怪しいと思っていたので、また単体ごとに計測してみて、おかしい所を洗い出すか。それとも3本目以降の製作に進んで、おかしいペアが発生するだろうから、そこから炙り出すと言うのも手かもしれない。
しかしながら、嫌な要素は発見してしまったが、リニアが無いので、出力を70%~80%の設定としておそらく25W位の運用(この手のアイコム機は出力がよく分からないのが難点)で終始した。プリアンプもリグの内臓以外、ついてないし。ある意味、アンテナの性能を見るには丁度よかったかもしれない。
遠距離においては、お声がけで、千葉県や館山市や、長生郡、それから、山梨は甲府市や中央市といった、平地と思われる局にお声がけいただいたので、自宅タワーに上がっている、25エレとほぼ同じよう動きをしている感触は得られた。ただホームの県央地区と違って羽生はだいぶ県の東北部にシフトするようで、ここから、神奈川、東京方面へのビームとしすると群馬の、太田とか伊勢崎あたりが異常に弱いのが気になった。
グラウンドウェーブではサイドのガッチリ切れている方向だし、反射も東京神奈川には落ちるが、群馬方面へのベクトルは少なかったようである。
動画の方に当日の運用の様子は乗せたが、試験的要素が強く、色々と実験をしながら行ったが、結果として150交信100マルチと、去年と類似の点数となったようである。
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