2016年1月31日日曜日

MFJ 266/AW07 アンテナアナライザー




さて、アンテナアナライザーはMFJのアナライザーを使っているのだが。まぁMFJのクオリティとはこんなものかとは思っていたのであるが、最近、中国製で全く同じアナライザーが出ているようである。私の持っているMFJ266Bも中国製なのであるが、最近出回っているものは、FEATURE TECKというブランドでAW07Aという型番で出ているようである。

最初、怪しい中華製のコピー商品かと思ったのであるが、全く仕様が同じようである。英語の動画サイトを見てみたら、どいう経緯か分からないが、MFJ-266Bとして作られたものを、別ブランドで出しているもののようである。

実はMFJ266は電池の消耗が激しく、アンテナ製作概ね1回をやりきれないという欠点があったので、もしかしたらMFJがラインナップから落としたので、中国の生産元が、製造を継続したのかもしれない。

私は2年程前にアマゾンでMFJ仕様のものを3万円ほどで購入したのであるが、現在、アマゾンで、サインソニックというところからAW07として(なぜか表記はRA07)やはり3万円程で出ている。

多分コスト低減が一番の理由なのだろうがLCD表示のみがついているが、使ってみた感じは問題なく感じる。精度云々はあるのだろうが、これで、数本のアンテナを製作し、ローカル局にも貸し出してやはり数本製作したが、不具合のあるものは現在なく、よく飛んでいるし、聞こえている。

HF~144MHzまでは、複素インピーダンス、インピーダンスとSWRの表示ができるのであるが、430MHzはSWRのみの表示である。また、電池については、ネットでは単3電池8本とあるが、実際は4本。外国で使っている映像では、バッテリーが装着されているが、その種類のバッテリーは日本で見たことない(秋葉原で探せばあるかもしれないが)。ローカル局曰く、どうも海外では売られている汎用仕様のリチウムイオンバッテリーのようであるが。

とにかく、電池の消耗が激しく、430MHzはアルカリ電池を使っても数回しか計測できず、HF~144帯もダイポールの調整をやり切れるかどうか、八木の製作は怪しいといった具合で、何しろFMJのアナライザーは他の型もそうだが、本体のネジを外して底蓋を開けないといけないので不便である。自分は、内部のジャンパーを外部給電の設定に変えて、12V給電としている。

430まで使えるアナライザーは6万円以上はするので、主にバッテリー持ちの部分で問題があるが、3万円で430まで計測できるなら、それなりかなと思う。




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