2015年11月8日日曜日

雨と紅葉の水上へ

以前から行きたいと思っていたのであるが、紅葉時期の水上。撮影スポットは沢山あるのだが、都合がつく日は生憎の雨。夏男君の格言どおり、雨の日は名作が生まれるのジンクスに、悪天候を押してやってきた。ヘッドライトを見ての通り、結構な勢いで降っていた、谷川岳なんて当然見える訳もなく、靄って近影も霞むコンディション。かといって派手に水跳ねはしない、、そう何もかも上手くいかないか。

鉄道の撮影は全て
上越線 水上-上牧
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8


まずは上り朝2番電車。115系の6連であった。
去就が注目される115系だが、紅葉の季節はあと何回だろうか。



続いて、107系の普通列車が山を登ってきた。
早朝は、107系と115系が交互に結構な頻度でやってくる。
水上で折り返して高崎着9時前までは、2時間に3本くらいの本数があるようだ。



本命の秋田からの2092レ、日曜着ながら結構、積載している。
日の出が遅くなったので、午前中の上り貨物は上越線内では、
この列車くらいしか撮れないようだ。



本当は、綾戸の方へ下って撮影しても良いのだが。こちらも気になる。先日完成したばかりのパワースプリッターの動作試験をするために、ノルン水上の駐車場にやってきた。標高はさほど高くなく880mほど。このくらいの高さの紅葉が奇麗なのか。まだ次週も綾戸あたりで紅葉が楽しめそうだ。

そして、ここは本当に飛ばない。飛ばないと知っていて、やってくるのだから、仕方ないのだが25エレを使えば飛ぶだろうなんて甘い憶測で、全市全郡コンテストで日の目を見た、自宅4発用の25エレを移動に持ってきてしまった。しっかし、当たり前だが、クッソ重い。なんとか四苦八苦しながら移動用21エレと同じ程度の時間の、1時間ほどで設営を終了し、いざQRV。

しかし、やはり、出てみたら、1時間で、なんとか10局行った程度であった。アンテナを多少でかくしても、ロケが良くなければ、そうそう、飛ぶもんじゃない。どうも、榛名も赤城も双方邪魔をするようなロケのようで、反射しながら関東平野に波は出るようだが、かなり弱いようで、GP系の相手では51のレポートが多く、59でドカンと来るのはお馴染みのビッグガン各局である。

雨の中、トラブル続きの設営だったのだが、肝心の、先日作ったパワースプリッターは問題が出る事なく、正常に動作しているようだった。それがせめてもの救いと収穫。



手順を誤るとこうなるという、教訓的写真として載せておく。プリアンプ下の長いケーブルの結束を忘れたため、アンテナをローテートさせたら、ひっぱられて、SWRが悪化。慌てて、補修しようと。リグ側のコネクタの縁を切り忘れてマストを寝かせてしまった。車内でリグが跳ねた!。Nコネだたので、プリアンプ下で、Nコネクターが跳ねて抜けたが、リグ側はMだし。アンテナ側がMだったら、車のガラスが割れたかもしれない。
基本動作はちゃんと守りましょうという教訓、、、。

あとはイレギュラーなのは、設営中にスマホから警報音が鳴ってこんなメッセージが

山火事の防災訓練だ。ちょうどアンテナを引き起こそうと渾身の力を使っている時で、心臓が止まるかと思った。


いやいや。終始雨に祟られた撮影と、無線運用だったが、雨という、劣悪なコンディションが色々な教訓を教えてくれた。今後はこれをフィードバックせねば。






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