今年のGWは色々と予定が多い。6エリアから夏男殿が上京してきたのであるが、ちょっと撮影旅行へ行こうという話しに。最初は群馬か栃木界隈で軽くという話であったのだが、わざわざ遠方から来てくれたのだから、なかなか行けない所へ、更に、更に遠くへと。計画が変更になり、結局、ある程度ロケハンが済んでいるという部分と。意外とネタになる列車が多いという事で、信越本線の米山付近の海沿いの区間と、長鳥駅周辺の山越えの区間へ行って見ようという事になった。旅行者向けの観光目的の列車だから当然なのであるが、どうも早朝、7時ごろ、午前中に列車が色々動くようである。
早朝2時半に埼玉を出発して、湯沢で関越道を降りて、お得意の山岳区間へ入ってくる。昨年、VM4の慣らしドライブで通った、国道353号の「酷道」区間。十日町から柏崎市域に入ったあたり、落合地区の棚田区間である。
新潟の平地では田植が始まったようであるが、この付近の棚田は苗代は用意してあるが、水が張られている田んぼは、どうも固いようで、水を張って冬越しした田んぼのようである。
ここで運転を夏男殿と交代する。BP4のターボモデルで撮影地を回ってるだけ、あって、かなりのハイペースで、峠を抜けてゆく。自分はそこまで、追い込まないのだが、ハイペースで走ると、色々なインプレが聞ける。どうも車体剛性はBP4とくらべるとずいぶん良いよう。気になる点は、電動ステアの違和感、ケツがバンプするなど。スバルの場合、フルモデルチェンジ後の、初期ロットのA型はサスが硬めのセッティングの車が多いようであるが、この車もご他聞にもれないようである。助手席に乗っていると、
「結構、硬いなぁ」
という印象。特に後輪。ハイペースで、ギャップを超えたり、コーナーでグレーチングを踏んだりすると、荷物が
「ガッチャン」
と跳ねる音がする。
さて、やって来た。まず。1箇所目は鯨波~青海川のポイント。ドラマ。高校教師の最終回のエンディングで旧新潟色の115系がコーナーを曲がっていくシーンの場所だ。夏男君自作のダイヤグラムが役に立った。赤が特急とネタ列車。黒が普通列車。ちゃんと距離軸と時間軸が正確で分かりやすい。
さてと、撮影。前日が雨だった事もあって、生憎の曇り模様であったが、少しずつ晴れてきた。最初の数本は曇りの中の撮影になったが、485系R編成を使った臨時列車がやって来る頃には。青い空が覗いてきた。
信越本線 青海川-鯨波
α77+SONY DT35mmF1.8
数本撮って米山俯瞰に移動。かすかにではあるが、立山連峰が見える。黒井駅付近のコンビナートもはっきり見える。普段、なかなか見えないようで、雨の後の晴天でチリが少なかったのだろうか。
先ほどの485もそうだが、空の青を出そうとしたり、山を浮かび上がらせようとすると、どうもアンダー気味になってしまった。スマホの画像を見ると山が飛んでいる通り、カメラが測光した出た目のままだだと、イマイチで、アンダー気味にしてゆかないと山が浮いてこない。
立山連峰をバックに立夏の海岸をゆく
信越本線 米山
α77 + MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200 F2.8
ここは米山の展望広場という場所であるが、ちょっと振り向くと面白いものが、スマホのカメラなので、見えるかどうか、微妙であるが、信越本線の旧線の廃線トンネルが見えるが崖くずれでガレて埋もれている。青海川駅が崩れて復旧に時間がかかったのが記憶に新しいが、海岸の断崖下を行く区間は崩れやすいようで、トンネルで新線に付け替えられているようである。
やはり今日は、遠方が見える。このカメラでは厳しいが、左奥に柏崎刈羽原発が見える。
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