2015年4月29日水曜日

春の足利




以前、足利に行ったことあるのであるが、今回。しばらくフィルムを通してなかったので、機械式カメラのSR-T101の慣らしもあって足利へ行ってきた。前回。だいぶポシャった感じであったのだが、今回は遊び切れないくらい、楽しめた。SR-T101の撮影内容は2週間ほどかかかる見込み。この辺が今時のポジフィルムのクオリティ。今回はコンデジとスマホのカメラで同時撮りした内容。

 渡良瀬橋。森高千里の渡良瀬橋の歌詞から足利に入る人多い。実際歌詞に歌われている所に行くと?アレと思う。渡良瀬橋より中橋の方が綺麗だし。八雲神社より織姫神社の方がメジャースポット。床屋の横の電話ボックスなんて、本当に市街地としては外側の方。多分、そういうメジャースッポトじゃない、普段の少女の目線の足利を唄ったんじゃないのかな。
 歌詞で彼氏が足利にやってくるシーンがクライマックスであるが、恐らく東武伊勢崎線の足利市駅から降りて、渡良瀬橋を渡って、八雲神社を経由して、少女の住む床屋の傍の、北西部へ歩いていったのだと思う。


足利は渡良瀬川を挟んだツインズシティ。北のJR両毛線の足利駅サイドと南の東武伊勢崎線足利市駅サイドに市街地が分かれるが旧市街は北側。南側は新市街で、東武駅を中心に50号まで、住宅街や大型店など。結構雰囲気が違うが、数本の橋で結ばれている。
 観光客はなぜか、若い女性が多い。


実際の所の足利学校と並んで、いちばんの観光名所は織姫神社かな。縁結びの神様。春の祭りという事もあって、若い女性や家族連れで賑わっていた。

織姫神社から市街を望む、これは南西方面。市街地が途切れる方向かな。それでも、眼下に渡良瀬川と両岸の市街地が見える。


物外軒の特別公開をやっていた。少し歩きつかれたので、正座して、ゆっくり庭を楽しむ。疲れが抜けてゆく感じがいい。こういう時間を忘れそうな、文化な午後ってイイ。


街中ハイクコースとしてはいちばん北西の端。結構まだか、まだかと距離がある。床屋の傍の電話ボックス。あえて保存してある。電話機はグレ電である。歌詞の頃は緑電話だと思ったから。ここは最近、標準の、緑色のISDN電話に変えてしまってもいいと思うのだが。


八雲神社。本当に歌詞に出てくるところって、観光客とは隔絶された、ひっそりした所が多い。ここも織姫神社のすぐ前であるが、ほんとうに、静かで、うっそうとした緑が綺麗な所。誰にも邪魔されない静かな時間を過ごすのはいい。


フィナーレは市立美術館。蘭華さんのライブ中「ねがい歌」。すげぇ上手いなぁ。と思ったらメジャーデビューするようで、7月22日に

蘭華「ねがいうた/はじまり色」(avex trax)2015/07/22発売  
AVCD-83309 税抜価格:\1,111

決定。結構好きなタイプである。

さて、ここは井上陽水の長い坂の絵のフレームのように、美術館で考えながらユックリといきたい所なのだが。この美術館が想像以上に良くて、勿体無い事をした。これは歩きとは別に2時間とか時間を取って来たほうが良い。せわしないハイクの途中に寄ってしまって失敗した。


気温は高いけど、終始くもり気味だったけど。夕方になってから、空の青みが出てきたかな。中橋。やっぱり橋や街のロケーションとしてはこの橋が最高だな、ツインズシティの感じがよく出ている。
足利まつりはGW中開催。期待以上でした皆さんもぜひ足を運んでみてください。


ちょっと入場料が高いけど。臨時列車も運行中。


はい、で、美術館で時間がなかっ理由は、その臨時列車。大平下-岩舟まで行って見て撮った。あの新潟で出会ったT18編成。引退するようだが、最後の花道がこの足利藤まつり号での運用。茨城方面からのお客様を水戸線経由で輸送するために、交直両用の485系が抜擢された。
前回新潟では3つ目サイドしか取れなかったので1500番台の4つ目サイドを狙ったのであるが、時間的にちょっと、というかかなり厳しかった。それでも、何とか、黄昏時の麦畑をゆく感じは出たかな。

両毛線 岩舟-大平下 2015.04.29 α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200 F2.8


おつかれさまでした










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